表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

65/91

融合…。



片瀬は冷や汗をぬぐいながら端末を操作していた。


「……監視されてる? 誰かが、この“記憶の鍵”を覗いてる…」

「どういうことだ、片瀬?」秋が問いただす。

「……わからない。ただ、この信号は学園の外から……いや、もっと深い場所から……」


レディが周囲を鋭い視線で見渡す。

「外からではなく、内部……すでに入り込まれている可能性もあるわね」


緊張が走るなか、片瀬は震える指で記憶の鍵を取り出し、クロエのコアへと近づけた。

次の瞬間――。


轟音と共に光が迸り、クロエのコアと記憶の鍵が吸い寄せられるように融合を始めた。


『――これは……予期せぬ統合……』

『……監視信号、逆流開始……侵入者の正体、露見の危険……』


クロエのコアの声が直接、秋とレディの意識に響き渡る。

三人は思わず顔を見合わせる。


「融合……!? 止められないのか!?」秋の叫び。

「だめ……もう完全に結合プロセスに入ってる!」片瀬が青ざめる。


コアの光が激しく明滅し、まるで意志を持つかのように彼らの前で新たな形を作り出そうとしていた――。





評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ