影の転校生…。
◆学園・小事件の仕掛け
転校生の少年——名を「久遠」と名乗った。
その柔らかな笑顔に騙され、生徒たちはすぐに彼に打ち解けていった。
だが、放課後の訓練場で事件は起こる。
突如として設備が暴走し、訓練用の模擬兵器が制御不能に。
生徒たちが逃げ惑う中、久遠は人知れず笑みを浮かべていた。
「……さて、“器”は仲間を救えるかな?」
秋とレディが駆けつけ、必死に仲間を守る。
秋が転んでピンチに陥った瞬間、レディが庇うように立ちふさがる。
彼女の瞳に、一瞬黄金の光が走った。
久遠はその様子を見て、満足そうに呟く。
「……悪くない。まだ未熟だが、確かに“器”として育っている」
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◆片瀬の調査
その夜、片瀬は密かに学園のネットワークを調査していた。
久遠の入学データを追いかけると——記録の大半が偽造。
しかもデータの奥底には、《夜明け》の紋章が暗号として刻まれていた。
「やっぱり……! あの子は《夜明け》からの刺客……」
片瀬は震える指で端末を閉じる。
だが同時に、秋に全てを伝えれば彼女が危険に晒される。
迷った末に、彼女は匿名のメッセージを秋へ送った。
> “新しい転校生に注意して。
彼はあなたとレディを試している。
信じられる仲間と行動して——”
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◆支持者たちとの連携戦
翌日。
久遠はさらに過激な行動に出た。
校舎の一角で爆発的なエネルギーを暴走させ、生徒たちを人質に取ったのだ。
「選べ、一条秋。仲間を救うか、それとも力を隠し続けるか」
恐怖に凍りつく生徒たち。
だがその中から数名が秋の前に立った。
「秋さんなら……レディさんなら、信じられる!」
「僕らも戦うよ!」
秋は胸が熱くなった。
「みんな……!」
レディが頷く。
「戦力、僅かだが無視できない。共闘を推奨」
こうして秋・レディと“支持する仲間たち”の即席連合チームが結成され、久遠との戦いに挑むことになる。




