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怒りの覚醒



闇に現れた仮面の二人。

だが今回は圧倒的な優位を誇るライバルペアの攻撃を受け、じりじりと追い詰められていく。


「おいおい、“伝説の残滓”ってのも大したことねぇな!」

「ここで終わりよ。未来を守る鍵? 笑わせる」


秋は歯を食いしばった。

確かに仮面コンビの動きは鈍く、明らかに劣勢だ。

――だが、どこか“演技”のようにも見えた。


「秋、危険だ。巻き込まれるな」

レディの声が響く。

だが次の瞬間、ライバルが無防備な仮面の少女へ刃を振り下ろした。


「やめろ――ッ!!」


秋の叫び。

胸の奥から込み上げる怒りと焦燥が爆発した瞬間、レディの瞳が紅蓮に染まる。


『――リンク反応確認。制御コード、突破』


次の瞬間、銀髪のアンドロイドの身体が光に包まれ、秋を中心に融合する。

レディの姿が秋に重なり、銀の装甲が彼女を覆う。


「これが……私たちの……!」

“アキロイド”が誕生する。


轟音と共に放たれた一撃は、ライバルペアの武器を粉砕。

そのまま二人を縛り上げ、わずか数秒で完全に制圧した。


静寂の中、仮面の少女が口元に小さな笑みを浮かべる。

「……やはり。あなたたちが“鍵”だったのね」


秋は肩で息をしながら、腕に宿る力を見下ろす。

「これが……私と、レディの……」

「……覚醒」

レディの声が、秋の心に響く。


――その瞬間、秋たちはもはや“落ちこぼれ”ではなかった。

学園の常識を覆す、新たな存在として姿を現したのだ。



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