#04 BL幸福論
#04 BL幸福論
一時期、いま思うと、とても複雑に生きていた時期がありました。
皆さまどうですか?
それ、BLで解決します。
数年前、まさにそんな生きづらさを感じていた私が、
自分の“ヤバさ”に気がついたのは、弟の一言がきっかけでした。
「悪口って、言ってもいいんだよ」
この頃の私は、いわゆる「意識高い系」を目指していました。
目指していたから、辛かった。
意識が高いわけではない自分を毎日監視し、ダメ出しばかり。
意識の高い友人たちと互いの成果を約束して
無理にテンションを上げたり、
「自分を大切にできないと、他人を大切にできない」といった自己啓発本に書かれている言葉に囚われたりしていました。
まぁ、あるあるで
他にもいっぱいビジネス書に自己啓発書に動画。
難解な、思わせぶりな引き寄せの方法を考察したり。
そして、弟のあの一言です。
その後いっぱい弟相手に悪口言ったw
こういう事が、BLを好きになった事で
気付かぬうちに全部解決しました。
毎日笑ってる。
ニヤついている、ヒーヒー言って馬鹿笑いしているんです。
朝も早くに目が覚める(寝ちゃおれんっ!!)
夜は妄想しながら寝落ち。時々まだ活動したくて無理やり起きてるが基本規則正しい生活送ってます。オタクには時間が足りないから。
たいがいの、人の悩みは人間関係と言いますが
私も、そうでした。
そんなに深刻なものではなかったけれど
深刻なものでないからこそ、対処が難しかった。
ずばり!友人たちの悲観的未来予想恋愛ループ話を何時間も聞かされる。
それを、そんな話聞いている時間はないとばかりに割り切れるようになりました。
当初、多少の罪悪感はあったけれど、繰り返すと慣れるし、繰り返すと相手も私を「話を聞いてくれない人」として認識してくれる。
もう、無理に人にやさしくする必要ない。
基本は優しい自分でいたい精神衛生的にも、でももう無理はしなってだけです。
私はギバーで、あの子はテイカーで
どうしたらマッチャーになれるんだとか考える必要ない!
デジタルデトックスだってできます。
(やり方)
私は好きなキャラのイラストを無音のなかで描く。
あれ、写経と同じ効果出ているのではないかと思う。静かな時間。
通話で腐友と一緒にイラスト描いてもいい。(デジタル少し使っているけど画面見ているわけではないし)
お互い程よく気持ちが分散しているので、優しい世界のなかイラストも出来上がる。
突発的に変な攻撃を受けても、「この人はBLを知らない」=こういう幸せの境地を知らないのだ
と勝手に思って、その人の顔を見て「なむなむ」と思える。
ビジネス本で言っていた「手書きの重要性」はイラストやレターで
「アウトプット」はBL語りやレビューや腐教で。
規則正しい生活も、時間術も、BLが知らぬ間に、私に自発性を持たせてくれた。
引き寄せは。
腐友たちです。個性的に面白いので日々幸せをもらってる。
彼女たち個人、個人魅力的のだろうけど、
BLを中心にして、これでもかとくだらない事を言い合える嬉しさがある。
女同士でくだらない事を、きゃっきゃすることって
すごーく、心を満足させてくれます。
一番好きなのは、考察し合う事。(大概コミック)
この話はまたあとで~~~。
*BL小説書いてます。よろしくお願いします。
僕らの行く先 ーさよなら、ぼくの恋ー
物語も終盤に入りました。高野の暴走。
私の腐友であり、師匠のF山さん(光の腐女子)に
高野ゲスイ!!!警察に捕まって欲しいと言われました。
次回作はゲスイHを書くんだあ~と言っていたら
「高野、十分ゲスイのに・・・」と
人間性を疑われてしまいそうです。
【私の小説のお知らせ。こんな感じの内容です】
■「僕らの行く先―さよなら僕の恋」
高校一年生。人気者の主人公高野が気になるのはクラスで浮いた存在になっている木内。やがて二人は親友に。安心して高野に懐く木内と高野の彼への庇護欲は独占欲に変わり暴走していきます。妄想を初めてカタチにして書き上げた小説です。前半は甘々、後半は切なさいっぱいに仕上げています。
■「私がBL小説を書いたわけ」
「僕らの行く先」を書き上げた後に、初小説をどうして書いたのかその時に考えたことや、自分の癖、自ら実践しているBL活用術などをエッセイとして書いてみました。2~3分でサクッと読めるのでちょっと覗いてみて下さい。
■「甘ったれな僕と成長期のキミと優しい先輩」
わたし的にはとってもキラキラ設定な物語です。女の子よりも可愛い幼馴染の二人。家庭の事情で雅也が引っ越しをすることに。高校一年生で再会をした雅也は、成長期を迎えてすっかり別人のように男っぽくなっていて…。
■「愛をさがしにいくーBARねこまた」
リレー形式で描いていく大人のホロ苦ラブストーリー。




