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12月2日 / ハレ時々アメ
眠って起きて。
それを続けるハル兄ぃは、まるで飼いならされたワンちゃんみたい。
ボクは飼い主。
…ん?違うや。僕はこの人の弟。
それ以上でもそれ以下の存在でもない。
なのに僕は…どう思ってるんだろう?
羨ましい人?憎い人?愛しい人?
どれも当てはまるはずなのに、どれでもない気がする。
ただただ…そばにいて欲しいだけ。
他の人なんかにあげたくなくて。
誰よりも愛してほしいだけで。
だから、他の誰にも見つからないこの場所に閉じ込めた。
…ヨク…ワカラナイ…
ボクがしたことは正解なハズ。
ハル兄ぃはボクを忘れないようにするのに。
捨てたりしないように。
ボクと死ぬまで一緒だってイッテクレタ。
大好きだってイッテクレタ。
ボクはおかしくなんかない。
ハル兄ぃをアイシテタッテ…おかしくない…
純粋なアイだから。
誰にもジャマさせたくない。
『僕は、ボクは、一体誰を、アイシテ、殺したい、おカしイ?』




