表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
占う天女はワガママしつつ◯◯する!?  作者: 抹茶ラテ


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

6/17

第五話 「キラキラ女子」

昨日は

いろいろあった。

本当にいろいろあった(遠い目)


疲れも抜けず?頭もまだテンパってる感じ



本当に昨日のことはリアルだったのか?


家を出て買い出しを終え

店に向かいつつ

昨日、車にひかれた通りを見るけど、

ブレーキ跡もなみたい。



モヤモヤとテンパり抱えながら

店につく。


ドアをあけ明かりつけようと思ったが

すでに明かりがついてる


店内には

ハロウィンも終わったのに

天女姿で

カウンターでビール飲みながら僕に挨拶する。


「なんか作って、腹減った」

と。


僕は

驚き戸惑っている

なんなんだ、、、


「ねえ、早く」


僕は驚き戸惑いる

本当になんなんだ?


「あー。呼ばれちゃった、また後でね、ごはんよろしくね、焼肉定食、弱火でじっくりね、あと今日のお客で女性客来たら、ファッションの話するから、えーと、まあいいやあとでね。」



ミャウリは

残りのビール飲み干し

パッと消えた


あとでね

また来るのかい。


(遠い目)


どれくらい

時間たったことだろう



はっ!と我にかえり

とりあえずオープン前の準備を

掃除に仕込みにいろいろ。

常連のお客様への営業LINEも忘れずに。


一段落したので

自分用に賄を作る。


一応、天女コスプレヤーの分も用意。

焼肉定食じゃないが

熟成肉のミンチでハンバーグにした

ガロニはホンレンソウ。


ふふふ

やはりいつ作っても僕のハンバーグは美味い

そろそろ僕は食べ終わるが


来るかと思ったがこなかったな。


まもなくして

営業時間になったので

仮面とフードを被る。


ふふ

落ち着く。


さてと。


お客様に返信したり、

スマホいじってると


しばらくしてお客様が来た。


けっこうご贔屓にしてくれている

女性2人組。


銀座で鉄板焼きバー始める前に

六本木で働いてたときのバーからの

常連のお客様達

この2人組は

いわゆる港区系女子と丸の内OL系女子。


「こんばんは!予約してなかったけど2人大丈夫?」



「こんばんは、いらっしゃいませ、ゼンゼン大丈夫です、どうぞこちらの席に」



カウンターの真ん中の席を進めながら、

僕はカウンターから出て、お客様の

アウターを預かり番号札をつけ、同じ番号札の対の一つを伝票にはる。


お水とメニューを

お客様に出す。


銀座の夜は、何事もなかったかのように始まる。



「和風ハンバーグかな、ご飯少なめ、サラダとスープ付きだったよね?」


「私も同じでお願い。あとビールね、エナはどうする?」


港区女子のエナは

「うーん、私はハイボールかな、薄めでお願い」


僕はかしこまりましたと言い、

手際よく

ハイボールを作り、ビールもサーバーから注ぎ、それぞれの前に先付けと一緒に出す。


今日の先付けは、ベーコンとチーズと茹でた白アスパラをソースを絡め出す。



ハンバーグが焼ける香ばしい音が、店内のBGMみたいに響く。


女性二人は、ドリンクを片手に話が弾んでいた。


「ねぇ見て、これ新しいアイシャドウ。トムフォードの限定色!」


「あ、それ知ってる!ちょっとくすみピンクっぽいのね?秋っぽくて可愛い〜!」


「でしょ?あと、今日のジャケットZARAなんだけど、意外とシルエットが良くてさ〜」


「ほんとだ、肩のラインきれい。私も秋物そろそろ買い足そうかな〜」


僕はハンバーグを皿に盛り付けながら、その会話をBGMのように聞いていた。


焼きたてのハンバーグ。ジュワッと肉汁が溢れ、香草バターが溶けていく。

ほうれん草のソテーとマッシュポテトを添え、湯気ごとお皿を差し出す。


「お待たせしました。和風ハンバーグ、特製鬼殺し大根ソースでどうぞ」


「うわ〜美味しそう!」


「この香りやばいね、絶対ご飯すすむやつ」


二人がフォークを入れ、最初のひと口を味わう。


「やばっ、柔らかい。お肉しっかりしてるのにジューシー」


「このソースもうまっ。やっぱここ好きだな〜」


「ありがとうございます」


僕は少しだけ笑みを浮かべた。

そんなやり取りの間にも、二人のファッショントークは続く。


「最近、ブラウンリップ流行ってるよね。あとマット仕上げ。」


「わかる。あの“抜け感ある大人メイク”ね。目元はラメ少なめで。」


「うんうん、あとタイトスカートにブーツ合わせるのが今年っぽい〜」


「わかる〜。これだけ良い女2人いるのに世間の男どもは節穴ね。どこかにいないかな。」


僕は、話題の流れを見計らって口を開く。


「よかったら……占いでもどうですか?今日も、カードありますよ」


言ってはいいがやばいかも?天女コスプレヤー出てくる?大丈夫だよね?


「あ、いいね!今日もお願いしたい!」


お客様の返答に、内心後悔し

僕は軽く頷いて棚からカードデッキを取り出す。


テーブルの上に静かに置き、ゆっくりとシャッフルを始める。


「今日のテーマは……?」


「うーん、じゃあ恋愛かな。最近いい感じの人がいて」


「私は仕事運。転職考えてて」


二人の声を聞きながら、僕はカードを切る手を止め、集中を深めていく。


——その瞬間。


店の空気が、ふっと変わった。

照明が一瞬、わずかに揺らめいたように見える。


エフェクトが差す。


あー。やっぱり昨日と一緒の流れ?


派手なエフェクトの中から



「——お待たせ♡ にゃん」


光の粒が集まり、僕の横にミャウリが立っていた。

白銀の髪がふわりと光を反射し、柔らかく揺れている。


僕の肩に肘をのせ、ドヤ顔でポーズを決めている。


「占いたいテーマ、もっと詳しく教えて♡」


僕は——来ると思っていたのに、それでも驚いた。

しかも、“にゃん”って。お客様の前だとキャラ変わるのか。


二人の女性客も、ほぼ同時に息を呑む。


「……えっ?」「なにこれ……!」


ミャウリはそんな反応も気にせず、にっこり笑った。


まるで、この世界の空気を自分のペースに染めるように。


現実と幻想の境界が、静かにきらめく。

僕はカードを持つ手を、そっと止めた。



この回のポイント


コスメ:トムフォードのくすみピンクアイシャドウ、ブラウンリップ、マット仕上げ


ファッション:ZARAの秋ジャケット、タイトスカート+ブーツ


メイクトレンド:「抜け感ある大人メイク」



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ