第四話「残ったのはツケと意外な事実?」
天女が消えたあとは誰もお客様が来店もなく
時間がすぎていく、、、
あれ?今日ハロウィンだよね?
イベントだよね?
稼ぎどきで
ヒャッハーだよね?
店内にはハロウィンにちなんだ
かぼちゃとかの装飾。
暇で疲れが出たが
片付けをする僕の頭は未だ混乱していた。
空いたビールグラスが四つとお皿。
伝票には
3名様「ビール × 9杯」。
1名様「ビール×1杯」。
これが、ただの夢ではなかった証拠だ。
「……飲み逃げ?、異世界の冒険者と天女の飲食代」
あの3人組は去り際に「お礼できずごめんなさい」と言っていた。
まあいいさ。
実は冒険者たちに興味めちゃくちゃあったし
もっといろいろ話したかったな。
何より、最も謎なのは、あの猫耳天女風の女性だ。
僕が棚からカードを出した時、唐突に現れて、ビールを勝手に注いで消えていった。
「『にゃん』って何だよ」
カウンターを拭きながら、
ふと、僕は棚の方を見た。カードデッキはそのまま。
カードを元の棚にしまい、
一段落し、しばらく今日の出来事ふりかりつつ
ぼーっとしてると
「おい、人間。」
振り返ると、そこにいたのは、さっきまで「にゃん」口調でビールを飲んでいたはずの、猫耳天女だった。
僕は驚き戸惑っている。
ただし、今彼女が発した声は、落ち着いていて、やけに冷たい。
「な、なんで、まだ……!?」
「戻ったさ。さっき神から聞いたからな、面倒な契約を結ばされちまった」
彼女は僕の顔をじっと見据えた。
「お前はもう、ただの人間じゃない。私がお前さんに私の『加護』を使ってやろう、有り難く思え。感謝しろ、そして崇めろ、ビール飲ませろ、サーロイン食べさろ、肩もめ』だ。文句はないと思うが文句があるなら、お前さんをひいたあのエンジョイしてた神に言え」
って言ったあとすぐまた猫耳天女は消えた。
あー
僕の、非日常な夜は、まだ終わっていなかったのね。
そして、その夜の出来事の原因を、僕は初めて知ることになった。...
「エンジョイしてた神?」
え?
僕、神様に?ひかれたの?
だったら
そしたらもっとわかりやすい
チートとか欲しかった。
錬金術とか回復の魔法とか透明とか空飛べるとか、◯◯ラゴンとか、◯◯◯ズンとか、。
っていうかお客様は?
月末なのに
イベントなのに
このまま暇でお茶だと
へこむ。




