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33話

「何やら大変なことが起きているみたいだね」


「何が大変なんだよ」


部活の時間になり、俺は絵を描いている

もうそこまで時間がないので早く終わらせたいが無理なので早く描いて描いて作品の質を上げていきたい

何十塗りするには少し時間かかるからな

まだ、今はイケメン野郎3号と話している


「大変ってわけじゃないんだが・・・」


「絵のことだよ?」


「ああ、なるほど。お前でも心配するんだな。イケメン野郎3号」


こいつが他人を心配するとは思わなかった。まあ、そのくらいの人の心を持っていると言うことだ。悪いことではないし、他人を心配するほどの余裕がこいつにあるってことが分かる


お前まだそんな余裕があるのか。隣で描いているから作品を見るがまだまだって感じだ。色を一通り描いているってところか


「俺がまるで人に心配しないみたいなようなことを言っているな」


「あら、事実でしょう?ダニ以下」


由良はもう違う方向の俺の隣にいる。俺達の会話は聞こえている。普通に聞こえているんだよね


「ダニ以下じゃない!」


「ダニ以下でしょ」


「ダニ以下笑」


「笑うなよ白山」


イケメンがダニ以下って扱うなんてなかなかないよな

いや、あった方がおかしいな。こいつからしたら由良がイケメン野郎3号はダニ以下ってほど嫌っているのだろうとは分かる


なんとも悲しい評価であるが一種のイジメだ。まあ、イケメン野郎3号はそこまで気にしているような感じはあるっちゃあるが由良以外に言われてないからまだマシってところか


「酷くない?俺に対して何を思っているのさ」


「ダニ以下。私、貴方のこと嫌いなの。風俗のこと好きなんでしょう?」


最低ねみたいな顔をして睨んでいる


「行ったことがない!物の例えだよ」


「どんな例えだよ」


例えに使うカードじゃないだろ風俗って


「由良ってかなりイケメン野郎3号のことを嫌っているよな?もしかしてイケメンに対して嫌っているのか?」


疑問に思ったことを聞いてみる。今更であるがこの人がイケメンを嫌いだと思っている。そうじゃないとイケメン野郎3号のことをかなりしつこく嫌っているとは思えない。何か過去に何かあったのだろうか?って思うでしょ?


「そうね、私は別にイケメンが嫌いってわけじゃない」


『え?』


なら、何故嫌っているんだ?


「あんたが白山と仲良くしているからよ・・・」


『・・・・・・』


顔を赤くしている由良。おいおい待て待て待て待て、まさかだけどまさかだけど由良って・・・


「嫉妬なの?可愛いじゃん」


「死ね」


「物騒すぎるだろ!?」


あはは・・・それ関係なく、嫌っているように見えるよな今は。前まではそうだったかもしれないけどイケメン野郎3号の態度に嫌っているように見えるのは気のせいではないだろうし


「俺のこと好きなんだな・・・」


「・・・うん」


頷いてくれた。まさか、彼女が俺のことを好きだとは・・・俺は彼女に惚れさせるようなことをした記憶はないんだが・・・


「まあ、よくよく考えると白山って由良を垂らしているよな。この女たらしめ!」


「なんでそうなる・・・由良が困っていることを助けいるくらいだぞ」


イケメンのくせになんで女垂らしって言っているんだよお前もだろ

もどころかお前の方がモテているだろ間違いなく


「それがモテるんじゃないか!」


「顔だけじゃないのか?」


「お前もお前でモテる側だろ・・・」


そうか?まあ、兄達もかなりモテていたからな。小学生時代にすごい兄達のことを聞かされたし。なにやら、話をしてくれなんやら言っていた記憶がある。中学生になると2人はかなり告白されていたとかなんやら自慢していた。自慢をいていたのは蒼兄さんだったけど。あの人の場合は父さんに似ている顔だからな。モテても仕方ない


父さんの場合はあんまり興味なかったみたいだし、母さんにゾッコンだったからあんまり女との関係はなかったと言うか母さん以外なかったと言うか・・・まあ、父さんは恋愛より友情を大事にしていた人だから無理もないが兄さんの場合はかなりやばかったとか


告白された回数がとんでもねえ記憶があるがどうだったっけ?3桁超えていたような・・・もっとか?まあ、俺も遺伝子は似ているし、イケメンだろうけどあんまりモテたって感じはないんだよな。優香のせいでモテなかったのもあると思うけどどうなんだろうか?


分かるねえなこれに関して。正直そこまで思ってなかった。いや、モテたいとは思っていたから嘘になるけどさ



ーーーーー


部活が終わり、俺達3人は一緒に帰っていた


「まさか由良が俺のことを好きだとは思わなかったよ・・・」


「・・・だって、私のこと優しくしてくれるもん」


もんって・・・美女だから優しくしているとか考えたことないの?って思うけど下心満載で助けてくれた人が多かったからかな?俺もその1人だと思うんだけど・・・まあ、そこは優香で慣れているからあんまりなかったかもしれないな。顔に出していないだけで


「でも、貴方。恋人いるのでしょう?」


「いるね。3人」


「ハーレムね」


「美人にハーレム呼びされるとは思わなかったな」


ちなみにこれはマジで本音だからな!

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