表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

25/44

25話 番外編1ー2

「それでお見合いっていつなんだよ」


ふわぁ〜と眠そうな顔をする浩介に彼の母は答える


「今日よ」


「あっそう・・・」


特に驚くような顔をしない


「あら?驚かないの?」


「ん?どうせ忘れるし、お見合いって言っても断る前提で動くからな。興味ねえし」


自分の部屋に行こうと歩く浩介。しかし、彼の母は止める


「どこに行こうとしているの。今からなのよ」


「はあ?行かねえし」


面倒だからやらねえと眠そうな顔をして言う浩介。断ると直接言うみたいな発言をしているのに矛盾しているような行動をとる


「無理よ。行きましょう」


浩介を抱き上げて彼の母は歩く


「はあ!?降ろせ!抱き上げんじゃねえよ!!降ろせって言ってんだろ!」


暴れるも力の差がありすぎるのでできなかった。大人と6歳児では無理がある


ーーーーー



「ったく・・・なんでこうなるんだ」


無事に降りることに成功した浩介は逃げることができないだろうと考えて大人しく行動する。母から逃げることができないので不機嫌になるが自分がやることは決まっている


2人は歩いてお見合いする部屋へと歩く。広い屋敷に住んでいるので一周まわるのに20分ほど時間がかかるほどであるが今いる場所からそこまで離れていないので数分しないうちに着いた


部屋を開けるとすでに女子が部屋の中にいた。それ以外に誰かいるのかと言われると誰もいない。浩介の母は浩介を入れた後にその場から去った


彼の前にいるのは白山悠太と顔が似ている女の子。黒髪に黒目の日本人らしい顔立ちをしている。日本人らしい顔立ちをしている美少女と呼べる美しい女の子


ドキッと頬を赤らめる浩介。可愛いと心と欲しいと思った


「・・・私の名前は白山舞です」


「そうか、帰れ」


「はい・・・は?」


突然帰れと言われて驚く顔をする。名前を言うこともなく、帰れと一言だけだった。困惑している舞に彼は言う


「お前とお見合いなんてしねえよ。親のためのお見合いなんてやりたくねえし」


「・・・・・・」


泣きそうな顔をする舞。そんな彼女を無視して彼は続けて言う


「愛のない結婚なんてつまらん。お前に対して愛なんてくだらないほどにない。帰「嫌!」・・・」


「嫌だもん・・・!うぇぇぇん!!!」


泣いてしまう舞。突然泣き出したことにギョッとびっくりする浩介


「なっなんだよ・・・泣くなよ。家に帰るだけだろ」


「父様からお見合い成功しないと『出てけ!』って言われてるから・・・!ううっ・・・ふぇぇぇん!!!嫌だよぉぉぉ!!!」


「最低だなお前の親」


お見合い成功しないと幼い子供を家から追放すると言う彼女の親はクソ過ぎた。やっていいこととやってはいけないことの善悪を分かっているのかまだ怪しい子供を・・・実の娘に対するやり方ではない

彼女はここで成功しないと家から追放された1人の身になってしまう


流石にそんなことをする彼女の親に浩介は最低な人間だと思った。彼の父親はお見合いを成功しないと家から追放するほどのことはしない。成功しなかったら次とやらさせるだろう。しかし、浩介以外の兄弟はお見合いをしたことがないので今回が初めてとなるがもしも失敗しても怒るようなことはしないだろう


それくらいには常識を持っている人間であるが上には上があるということに知ってしまった浩介


「ほんまに言ってんのか?そんなんならお前の父親やべえだろ」


「うん・・・!」


「そりゃ泣くわけだわ」


お見合いをしたくない自分とは比べ物にならないほどにやばいことが彼女に起きていた。失敗したら追放、それだけで最低な父親であることが分かるがなぜそんなことをするのか


「お前・・・お前の父から嫌われているのか?」


聞いてみると頷いた


「父様から『お前のようなゴミ虫なんぞに俺の子供なんて真実があるのが嫌いだ。今回のお見合い失敗したらお前は"白山"の名前を捨て、この屋敷から出ていけ。2度と俺達の前から現るんじゃないとやってやるからな!なんとしても成功しろゴミ虫』って・・・」


「・・・・・・なんかごめん・・・」


娘をゴミムシ呼ばわりしている父親にドン引きして同情する浩介。あまりにも酷すぎる内容にどうしてそんなことが起きてあるんだ?と疑問が生まれる


「だから、泣いたんだな・・・お前、なんでそんなに父親から嫌われてんだ?」


そこまでになると嫌われている理由が分からない。なぜそこまで嫌われてしまうのかを聞くと


「私が呪われ者だから・・・・・・私が生まれて1年間、白山家に不幸が大きく起きてたくさん最悪な出来事が起きたから・・・」


「それだけで嫌われるのかよ・・・」


生まれてから不幸が何度も生まれて連発したことによって彼女の家は彼女が生まれたから起きたんじゃないかと言うようになった。生まれてから両親から嫌われ、兄弟達から呪いの子と呼ばれて・・・まともな教育をされていない


そんな彼女を放っておくほど彼は彼女を放っておくことができなかった


「事情は分かった。ならさー」


彼は提案する。初対面の人を助けることは彼はよくしていたこと。方は悪いが根は優しい人間であり、何人も・・・何十人もの人達を救ってきた彼の言葉は舞を驚愕する話だった


「俺の嫁になれ」


「え?」


続く

番外編は残り1話!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ