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11話

ようやく家に帰れた。家に到着して玄関の扉を開ける。開けた先にいるのは


「おかえり、悠太」


いたのは父さんだ。いつもなら今の時間働いているはずだがどうやら今日は早かったらしい


「ああ、ただいま」


靴を脱ぐ


「今日はどうだった?」


「優香に彼女ができた」


「そうか・・・ならーえ?」


父さんは驚愕した顔で俺を見る。父さんが何故驚いているのか、昔から優香と純也で俺との付き合いがあったから父さんも2人のことを知っていた。中身が変態である2人のことを知っているので優香に彼女ができたことに驚いている


驚いたのは俺だけじゃないからな、あの状況を体験するのは今後ないだろうなと思うほどにはないだろうと思っているし


「・・・彼女ができたのかい?本当に?」


疑心暗鬼になっているが事実だぞ


「ああ、婚約までしたよ」


「なんで婚約!?どう言うこと!?」


「カクカクジカジカ」


「ふむふむ・・・なるほど、分からん!」


だろうね、女体化したイケメンが美女になって告白しましたなんて言われたら嘘つけと思われるだろうし


「事実なんですよ。親父」


「そうか・・・人生というのは色々とあるな・・・婚約するどころか妻にする宣言をするとは彼も随分成長したようだ・・・今は親に話をしてくるってことなんだろう?父さんは何もすることはないが祝福するよ」


「まあ、そうだろうね」


あいつが幸せならいいが黒坂のことだ。学生の間に子供を作ってもおかしくない。明らかに黒坂が優香に見ていた目は捕食者の目、マジで食べる気だあいつと思ったし


数日後にどうなっているのかーいや、明日だな。明日どうなっているのか楽しみだ。しかし、あいつら羨ましいな〜俺なんて彼女できないもん!酷いよ!


「俺も彼女作らないとな〜めっちゃ欲しい」


「悠太ならできるさ。ハーレム状態になってもおかしくないからね」


「・・・・・・気づいているんだな親父。最初から仕組んでいたとか?」


「なわけないだろう。相思相愛さ」


「・・・そうかい」


やはり、あの三姉妹が俺がよく助けていた女の子達であることを知っていたみたいだ。そのために再婚したのかなんて考えていなかったが相思相愛なら良かった良かった


親父が俺のために結婚しますという人とは思えないからな。まあ、何やら隠していたことは今回のような再婚話のように過去にもあった。いつものことなんだろうと受け入れてもあの時は流石に驚いたけどな


再婚するって話をされて受け入れた過去の俺がすごいと思う。数日前だとしても意外に受け入れたよな俺っね振り返ることはよくあるからなうん


「俺達が過去に会ったことがあるのは知っていたのか?」


「知っていたよ。よく怪我・・・そこまでは怪我しなかったけど何かあったんだろうとは当時から知っていたさ。阿留奈ちゃんから聞いていたからね、流石我が息子と誇らしかったし、3人が悠太に惚れた理由がイジメから助けてくれた王子様って話は聞いていた。お前が3人を娶ってもいいんじゃないかって話していたよ」


「最後の最後で台無しにするなよ親父」


なんだよ最後の言葉、俺が3人と結婚しろって言うけど1人までしか結婚できねえだろうが。あの3人が俺のことを恋愛対象として見てくれるのは嬉しいよ。でも、俺が3人を娶るについて親が賛成するのはどうかと思うんだが・・・


「だって、お前にここまで愛を向けている人達なんだぞ?人生に一回あるのかと言われたらないって話だ。お前も彼女が欲しいと言っていたんだ。3人がお前のことを好きなのは俺も阿留奈も知っている。付き合うのは駄目なんて言わないさ」


「いやでも・・・ってなんでいるんねん」


アイカちゃんが俺の横にいた。いつの間に俺の横にいたんだこの子


「父さんからここまで支持されているなら私達と付き合おうよ!」


話す言葉がそれでいいのか?久しぶり・・・でもねえけど3人と付き合うのはな・・・


「堂々と告ってくれるのは嬉しいけどさ・・・う〜ん・・・」


3人の気持ちはわかるけどまだのことをそこまで知っているわけではない。それなりにどんな人物なのか分かってからにしようかな。言い訳みたいで見苦しい話であるがヘタレな俺ができることはこれくらいしかなねえんだよな〜マジでどうしよ


「ここまでにして彼女を作らないのはどうかと思うぞ?」


「親父に言われたくねえ・・・そもそも親父はいつ、ママと付き合ったんだ?」


親父を巻き込んでやる。この人がいつママと付き合ったのか気になる話だし、聞いておく必要がある


「俺が阿留奈と付き合ったことは伝えたはずなんだが・・・何年前までは言わなかったのか?3、4年ほど前だな」


「それを"最近"と言ったのか親父?」


全然最近じゃねえじゃねえか。この人の最近は何年前の話なんだよ全く


「俺が小学生の頃に付き合ったのは分かったけどすぐに結婚くらいはできたんじゃないか?」


「だから言っただろう。お前が大きくなるまで伝えなかったと」


そういや言っていたなこの人。忘れていたぜ


「とりあえず、話はリビングで話そう。玄関にいても寒いだろう?暖かい部屋にいたほうが話しやすい」


俺達3人はリビングへ移動した

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