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とりあえず全てを晒してみようと思いますの。

ざまぁ前編です。

「おまッ、お前ッ!!

この私になんて口の利き方だッ!!

王族への侮辱ッ____」


「ですから、一度お静かにと申し上げましたでしょう?そのくらい理解してくださいませ。本当に殿下はポンコツですわね」


「ポン、ッ、コツ?」


あら?会場がざわつきましたわね。本当のことを言っているだけなのですけれど。


「リ、リエラ様っ!!こっ、言葉を謹んでください!レオンバート様への侮辱はこの国への侮辱に値しますっ!!」


「シェリル…!君は、何と勇気ある乙女だろうか…!」


「いえ!レオンバート様のためなら…!」


何ですの彼女。目をうるうるさせて、怯えながらも言うべきことは言う…みたいな?まるでもう王太子妃になったかのような口ぶりね。でも残念ですわ。どう頑張っても、わたくしには勝てませんのよ?


「シェリルさん、あなた、頭大丈夫かしら?」

「え?」


そんなに目を真ん丸にして、自分が何をしたか分かっていらっしゃらないのね。あの二人、こぞってポンコツだわ。


「わたくし、いつ貴女に私を名前で呼んでいいと許可しましたの?身分が上の方のお名前は許可を頂かないと呼んではならないって、学園で習わなかったかしら?そもそもわたくし、貴女に挨拶すらされていませんの。招待状も出していないのにツカツカと屋敷に入ってきて、挙げ句の果てに騒ぎを起こすなんて、非礼極まりなくてよ?」


また会場がざわつきましたわ。マナーの無さすぎをここにいる皆さんにお知らせできて良かったわ。


「でっ、でも!レオンバート様から許可をいただきました!それなら問題は無いですよねっ?」


「大問題よ。学園一年生から学び直すことをお勧め致しますわ」


「お前ッ!私だけでなくシェリルまでも罵るとは!」


「殿下、知ってらっしゃいます?シェリル様はご自分から川に飛び込み紅茶を被ったのですよ?そのくらい調べれば分かるはずなのに何故なさらないのかしら?未来の王としてわたくしはとても、とぉぉぉぉっても心配ですわ!!」


「貴様ッ__」


「証人もございますわ。わたくしの大切なお友達ですのよ。もちろんこの場に招待しておりますから、後ほどお聞きになってくださいな。あっ、それとそちらのシェリルさん、他の男性方ともとっても親密なご関係のようでして、こちらでお調べしておきましたわ。

はいどうぞ殿下。こちらの書類をご覧くださいな」


途端にシェリルさまのお顔が真っ青になりましたわ。

ついでに殿下のお顔も真っ青ですわ。


「シェ、シェリルこれは…」

「レ、レオンバート様、こんなの…こんなのはデタラメですっ、絶対にっっ!!リエラ様が嘘を__」


「あ〜らわたくし嘘はつきませんのよ?

そちらの殿方たちの証言も、ちゃんと書いてありますでしょう?心配でしたらその方のところに直接行って聞いてみてはよろしいのでは?」


「__ッ、リエラ様っ、あなたっ!!

人のことを調べ上げるだなんて失礼だとは思わないのっ?わ、私はいずれ王太子妃、ゆくゆくは王妃になる、つまり貴女よりも身分は上!これは由々しきことですわ!わたくしがしっかり処分を__」


本性を現し始めましたわね、シェリルさん?

それ以上醜態を晒さない方が良いかと思いますわ。


「王妃…?あなた、本気でなれると思っていらっしゃる?本当に頭が残念な方なのね。お可哀想に」


『え…?』


二人して え…? なんてハモらないでいただけます?まぁでも、何も知らせてないですし当然かしら?


「それにシェリルさん?あなたは王妃どころか王太子妃にもなれませんわよ?もちろん殿下も王なんて以ての外。二人揃って牢獄行きですわ」


『ろ、牢獄!?』


ですからハモらなくてもよろしいのですよ。


『何で私がっ!!』


ですからハモらなくても…もういいですわ。


「王太子が牢獄行きなんてどう考えてもありえないっ!!そしてシェリルは新しい王太子妃だ。王族となる者に侯爵家ごときが命令なぞできるわけ__」


「出来るさ。だってリエラ嬢はもう王族なんだから」


突然の登場に会場のざわつきが最高潮になりましたわ。それもそうかしら。だって彼は__


「お待ちしておりました。_未来の国王陛下_」



更新遅くてごめんなさぃぃ

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