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人生詩集・番外編  作者: 多谷昇太
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夜のタブロー・4

おお、乙女子よ!

我、エルデンより追われし者にあらず。汝に見立てし清心ともに、この世に園を為さんと、そこゆ降り来たりし者ぞ。さるを…

いま俗世に惑わされ、汝を失いたるはいかなる愚迷のザマなるや。この失念がむた斯くも醜き 

、悍しき形となるは道理ぞかし。


おお、汝、乙女よ!

我、闇の怪人となり果つるとも、

汝を忘れることよにあらざらん。

我をば忌むな、恐れるな。君、忘れじの清心の、甘き実よ!いま再び我をも引き連れ、汝が降臨の願いに戻れよかし。

我にやさしき言葉を掛けさせたまえ、

再びの天使の笑みを投げさせたまえ…


〈乙女〉

「キャア〜〜〜! やなこった。図書館に潜むオペラ座の怪人め、プータローめ!」

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