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朽ちた校舎でよくあること  作者: ツヨシ×高山由宇×IDECCHI51
7/7

最終幕

 私はずいぶん迷ったが、ある夜、意を決して旧校舎に入ってみた。



 大型の懐中電灯を手に中に入ると、すぐに出くわした。



 従兄だった。



挿絵(By みてみん)



「やあ、待ってたよ」






 見れば従兄の後ろに三人の子供、その後ろに数人の大人がいた。



「えっと……」

「言いたいことはわかるよ。ここで何してるんだ、と聞きたいんだろう」

「それは、そうだけど」

「みんなで仲良く暮らしているのさ。ここは楽園なんだよ」



 従兄のその言葉、そしてその顔。



 耳と目が拒否反応を示し、言われもない恐怖が私を襲った。



 思わず身をよじり、逃げようとしたが、目に見えない壁に阻まれてしまった。



 振り返ると従兄を含めた全員が、私を見て笑っていた。


      終

∀・)読了ありがとうございました!年末に開催しているイデッチアワーズで最優秀作品賞を獲った御二人を交えてのリレー小説でした!ボク的には安定力のある作家様とこのような機会をいただけたことに感謝感激雨アラレちゃんでした♪♪さて来月「ヤミツキ×なろうコン」が開催されます。その先には夏ホラーも控えてもいます。読んでいただけた皆様とそこでまた交流を持つことができたなら理想的だな~と思っております。



∀・)最後にツヨシ様、高山由宇様の作品はどれもイチオシです!是非是非読みにいってくださいね!イデッチでございました☆

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― 新着の感想 ―
[良い点] なるほど~! 何か小さなささくれ違和感を感じながら読んでいたんですが、リレー小説だったんですね! 思わぬところで初めてリレー小説を読ませて頂きました。ありがとうございました~。
[良い点] 企画から参りました。 3人リレー形式で書かれているんですね。 上手にバトンが受け渡しされているようで、どこが境になっているのか全く分かりませんでした。 面白い趣向だと思いました。 ラスト…
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