13話2つ名の武器
最近、評価が貰えました!嬉しいを越えてもう泣きそうです
「さて、じゃあまずは弱いルクスのレベル上げでいいかな」
「ミツキ。もう一度言ってみろハンバーグにするからな」
「悪かった悪かった」
腰からダガーを取り出すと笑いながらミツキが謝る
「でもどうします?いつもの森はオーガが暴れたせいで、モンスターが全然いませんよ?」
「その点は安心しろ!」
と言ってミツキは地図を広げる。うん。どこがどこだか分からないな
「ここが、ルクセントルク。で、これから行くのがこの洞窟」
「えーと、ミョルニル洞窟?」
ミョルニル?えーと神話に出てくる武器だっけ?
「まぁそこなら、私たちだけでも狩れますからね。経験値も美味しいし」
「じゃあ決まったところでだ、ルクスお前の武器を新調する。今お前の装備している武器は名前の無い武器だが、名前のある武器は武器スキルがある。だから今から商店街に行きたいんだが、所持金はどれくらいある?」
「えーと、15000ルぺぐらいだな。オーガを倒した時にギルドからちょっと報酬が貰えたから」
「そんだけあれば一式揃えられるな。よし!行くか」
[王都ルクセントルク・商店街]
「ここだ。まぁまぁ良いのが買えると思うぜ」
「いらっしゃい。武器をお求めかい?」
「あぁ。弓矢とダガーをくれ、名前付きのな」
「それなら...」
商人は下をがさごそがさごそと漁る
「これならどうだ?名前はリリックアロー、スキルはロックオンだ。簡単に説明すると矢の命中率が上がる。武器には珍しいパッシブスキルだ」
その弓矢は弦の両端にクリスタル型の宝石がついていた。
「ルクスどうだ?」
「なかなかに使いやすそうです!」
「それならよかった。価格は2000ルぺだが買ってくかい?」
2000ルぺか...ちょっと高いけどまぁいいか。
「買います!」
「じゃあ後はダガーですが...これならどうですか?」
取り出したダガーは黒く、真ん中に龍を型どった紋章が掘られていた
「名前はドラゴティック・ダガー、スキルは炎付与だ。武器に炎を付与できるものだ。ちょっと値段は5500ルぺと高いが、性能は一級品だ。どうだい買うか?」
属性付与は欲しいからな...
「買います!」
「じゃあ合計7500ルぺだな。毎度あり!」
「なかなかにいい買い物が出来たな」
「武器は大切ですから、長く使えるのを選んだ方がいいですからね」
「さて、武器決まったところで行くか!ミョルニル洞窟!」
「はい!」
次回やっと戦闘が入ります!また詠唱考えなきゃ...恥ずかしいよ~




