ゾンビに慣れました
たまにBL入るかもです
お気をつけて
「さぁ、始めようぜ」ハアハア
「も、もしかして素のゲイですか?」
「HAHAHA冗談はよしてくれっ!」
・・・マジだ、この人マジだ
「HAHAHA、その涙目、そそるZE!」
い、イヤだぁぁぁぁああああああああああ!!
「だ、誰かっ!?んぐっ、んんん~っ」
「叫ばせないぜ、ハアハア、やべぇな、ハアハア」
ちょっ、マジで誰か助けてぇぇぇぇ!!!
「俺はもう限界だ、少しくらいいいだろ」バタッ
ちょ、ベットに何押し付けてんの?ってか顔近づいてるぅぅぅ!!?
「おっと、キスはダメだな真理に殺されるから・・・もうこっちしかないな」
ってあんた何下のほうに顔もって行ってんだよ!?ちょっ、チャック開けようとしてやがる!
「んんん~っ、んんんんんっ」
この右手なんつう強さだ!全く離れねぇ!
「周ちゃん!やっぱりあんたね淳~!」
「あっ、イヤ、これは見間違いだ!」
「どこが見間違いなのよ!チャックに手をかけてるのに見間違いと思う神経が可笑しいわ!」
「気のせいだ・・・」
「気のせいじゃない!アタシの周は返してもらうからね!」
俺は強引に手を引っ張られ、また目の前が変わった
次は、女の子な部屋だったので多分姉さんの部屋だ
「周は男より女が好きよね?」
「当たり前じゃないですか!?
「そうね・・・じゃあ・・・」バタッ
また押し倒されました。次は女の子に・・・
「アタシ、なんかどう?」
「そりゃもう最高ですよ!」
「そう。じゃ、私ときすしてくれる?」
その質問はして欲しくなかった・・・
「アタシとキスしてゾンビになってもいいって思う?」
「この前、までは・・・」
「この前まで?」
「はい。ゾンビが出てくる前までは誰にキスでもなんでもして欲しかった。むしろしたかった。でも、ゾンビが出た途端そんなこと考えなくなった。命が惜しいから・・・」
「そう・・・」
「すいません。でも、真理姉さんのことは好きです。」
異性として、とはあえて言わないようにした
「ありがとっ。ゴメンね押し倒しちゃって」
「いえいえ、そんなに気にすることでも無いので。じゃ、部屋に帰りますね」
「あ、そうそう。部屋にはさっき言ってくれたヤツ全部置いてあるから」
全部ってこの短時間で!?そんなバカな・・・とか言ってると部屋に着いたし
さぁてその言葉が本当か確かめてやるぜ、真理姉さん!!
ガチャッ!!
思いっきり開けてみたら・・・
「マジじゃねぇか・・・」
そう、本当だった
机、本、ゲーム、全て揃っている
「ここに来てから驚かされてばかりだ・・・」
ふぅ、寝るか
バタッ
思いっきりベットに飛び込んだ
サイズがダブルだから広々と使ってやる
「さぁ、寝る、か・・・」
―――
ガッツリ寝てしまったがぁ、今何時だ?
外は暗くなってやがる
真理姉さんの部屋まで行ってみるか
・・・着いた
コンコン
一応レディーの部屋を勝手に空けない、さすが俺
「開けていいわよ、入って」
「失礼しまーす」
「あら、周ちゃんじゃない、どうしたの?」
「あの、晩飯は?」
そうだ今何時かわからないためとりあえず聞いてみた
「もう終わったわよ」
・・・マジかぁぁぁぁぁぁ!!!!????
「マジ、ですか?」
「そりゃそうよ、もう11時。そろそろみんな寝るころよ」
もうそんな時間で・・・
「そうですか・・・」
「今から何か作ってあげようか?」
「いえ、大丈夫です。ご飯よりも真理姉さんが食べたいです」グヘヘヘヘ
冗談ですけどねぇ~。こんな冗談に付き合ってくれないでしょうねぇ、この家のお姉さんですのでね
「いいわよ」
・・・今、俺、何聞いたっけ???
「すいません、もう一度言ってもらっても構いませんか???」
「いいわよって言ったのよ。周ならいいの」
あのぉ、冗談なんですが、なんて言えない状況です
どうしよぉぉぉ。よし、こうなったら
「そ、そんなっ?一緒に寝てくれるだけでいいですよ」
「そう?いいわよ」
真理姉さんがベッドまで行き
「ほら、隣へおいで?」
思いっきり誘惑してきた・・・
カワイイピンク柄のパジャマを着ながら足を組んで誘惑してくる
「じゃあ、隣、失礼します」
「ハイ、どうぞ」
「おやすみなさい、真理姉さん」
「おやすみ、周ちゃん」ギュッ
何故だ!?いきなり抱きつかれた!俺の心拍数が一気に上昇しやがったぜ!
―――
結局寝れなかったぁぁ!
「んっ、んん~、おはよう周ちゃん」
「おはよう、ございまずぅぅぅ」
「ど、どうしたの周!?顔色悪すぎよ!?」
「大、丈夫、だと、思いま、す」バタッ
ということでまた真理姉さんのベッドで寝ました
「んっ?今、何時だ?」
「起きたのね?良かったぁ。あの時いきなり倒れたからびっくりしたらスヤスヤ寝ちゃって」
「あ、すいません」
「いいのよ。それより今、夜の7時。もうそろそろご飯よ」
「はい。今日は真理姉さんのご飯食べます!」
「ふふ、ありがと」
そうだ!今日は食うぞ!来て初日(昨日の来てすぐのことなんですけどね)に食べてから何も食べてないからである
「さあっ!ご飯だ!食うぞぉ!」
「叫ばないでくださいゲイ。」
「ごっ飯、ごっ飯!おっいしいごっ飯!」
「さぁ、出来たわよ。手を合わせて・・・」
「「「「「いただきます!」」」」」
いつも通りおいしそうだ。食うぞぉ!
―――
まぁた
「食いすぎた・・・」
今日は風呂に入ろうと思う
「お風呂の準備も出来てるわよ。今日は周から入りなさい。昨日入ってないでしょ?」
「はい、でも・・・」
風呂の用意が無いです、と言おうとすると
「お風呂の用意とか全部部屋にあるから安心して」
「わかりました」
「それよりも真理、由利のヤツ走ってどこいったんだ?」
「そうね、どこ行ったのかしら?」
そういや居ないなぁ・・・どこいったんだろ?
よし、部屋に戻って風呂の用具取ってこよう
はぁ、眠いな
それよりも、ゾンビに慣れました
これからどうなるのやら・・・