ゾンビと喋りました
どうも相田周です、ってもう自己紹介要らないか
今の状況をありのまま言いますと、超巨乳のお姉さん系の女性と、思いっきりロリロリフェイスの女の子と、ちょび髭がイケてるダンディーな色男と、スゴク賢そうな女の子に抱きつかれながら飛行中
「そろそろ着くわよ」
「帰ったら早速飯だっ!餓死するっ!」
「イエーイ!ご飯っご飯っ!」
「ゲイはご飯抜きです」
「正直ゲイはやめてくれ」
なにやら普通に家庭的な話をしておられますね、ゾンビ様御一行は・・・
「ご飯の前に自己紹介が先でしょ?」
はぁ、この先が不安だ
と、思っていたら
「ここよ。ここがアタシたちの巣、というより家」
・・・大豪邸じゃねぇか!!
スッゲーでかい!
「じゃ、入って」
「お邪魔しまーす」
って、中もスゴイ!
シャンデリアとか普通にあるし、そんなことよりも金が多い!
「スゲー・・・」
「でしょでしょ?この家私たちが作ったんだ~」
「嘘つかないの。ゴメンね」
「いや、いえいえ」
って、普通にゾンビと喋りました
「それより自己紹介ね」
「そうだな!腹、減った!」
「ゲイは黙っててください。空気が汚染されて吸える空気がなくなります」
「そろそろ俺の心がへし折れる」
「ハイ!黙って、アタシからね。アタシは雲上真理(くもかみまり)。真理姉さんとか、お姉さんって呼んでいいわよ」
「次、私ね!私はぁ、下北由利(しもきたゆり)。呼び方は、なんでもいいよ!」
「じゃ、次は俺だ「次は、私です」えぇぇ」
「私は広瀬真美(ひろせまみ)です。呼び方はお好きに」
「そろそろ俺の「ご飯何にするぅ?」もう、止めて・・・」
「嘘よ、さっさと自己紹介して」
「やっぱ俺だけ扱いが「早く!」はい」
「俺は重村淳(しげむらじゅん)だ。よろしく」
「最後は君よ、カワイイ少年」
「お、俺は、相田周です」
なんか重村さんさっきから可愛そうだったな、面白かったけど・・・
「周、アタシのカワイらしい周」
ぬおっ、胸が、顔に当たってるし!
さすがお姉さん!しかも顔埋まってる!この世に無い嬉しさだぁ~。捕まってよかったぁぁぁ!!
「しゅ、周は、私のものぉぉぉ!」
うわぁ~、由利ちゃん・・・胸が、無いね・・・
だが、ここのゾンビ方は全員カワイイ!そして、ダンディー!
由利ちゃん!なくてもカワイイよ!それだけで幸せだ!
「胸がなくてもカワイイから許すって思ったでしょ・・・?」
「えっ、はっ、そ、そんなわけないよ!」
「うぅぅぅ、酷いよぉ」
泣かせてしまったぁ!
これはヤバイどうにかしなきゃ・・・
「だから、そんなこと無いって言ってるでしょ?俺は由利ちゃんみたいな子は結構好きなんだよ」ギュッ
「えっ、ちょっ・・・ありがとう//////////」
良かったついでに撫でて、と思いましたら周りの空気がすごいことになってる・・・
「お姉さんは?」
「お、俺は?//////」
「ハッキリ言います重村さん、死ね」
「サッキノハウソデスゴメンナサイサッキノハウソデスゴメンナサイ・・・」
なんか重村さんついに棒読みになってるよ
「お、お姉さんもとっても美しくて好みですよ」
「あら、ありがと周ちゃん」
「むぅぅぅ、周のバカ・・・」
「ん、なんて?由利ちゃんなんか言った?」
「何も言って無い!お姉ちゃん!ご飯!」
「はいはい、叫ばない。もう作ってあるから」
「やったぁ!ご飯っご飯っ!」
「みんな、席について!」
「サッキノハウソデスゴメンナサイサッキノハウソデスゴメンナサイ・・・」トボトボ
「もう止めてください。うっとうしいです」
「わかった、止める!」
切り替えが早いこと・・・
そりよりご飯のほうですが・・・
スゲー!豪華だ!ゾンビ様もこのようなものをお食べになられてるのですかぁ~
「スゲー・・・」
「普通よ、いつもこんな感じだから」
・・・マジかよ
こんなの食べることがダダでさえ少ないのに、これをいつも食べてるのか・・・
「さ、手を合わせてっ」
「「「「「いただきます!」」」」」
―――
食ったのは食ったが・・・
「食いすぎた、ちょっと気持ち悪い・・・」
「あ、周ちゃんの部屋、決めてなかったわね」
「んじゃ、俺のっ「私の部屋に来る!?」これは、わざとじゃないな」
「そうねぇ、部屋ならいっぱいあるから好きに選んで」
ということで広い部屋を選びました~
「広すぎだろ・・・やりすぎたかな」
「そうそう、部屋に最低限必要なものは、あとで置くとして・・・他に必要なものね」
「何がいいだろう・・・そうだ!」
ということで、自分の部屋にあったものを片っ端から言ってみた
本やゲーム機、ゲームとかとかいろいろな物を言ってみた反応は・・・
「それだけでいいの?ま、必要なものがあればいつでも言ってね。すぐ用意するから」
と言われました。すぐ用意できるのかな?
よし、家の中を探検してみよう
改めてみると階段もすごいな・・・
「あのぉ、周さん。ちょっとよろしいですか」
この声は、真美ちゃんか
「ん、何?」
案の定あっていた、で、なんだろう
「あの時、聞きづらかったんで今聞いてもよろしいでしょうか」
「ん?あぁ、あの時ね」
正直、どの時か検討もつかないが・・・
「わ、私のことは、どうですか?/////////」
あの時のことかぁぁぁぁぁぁ!!!!
「真美ちゃん、のことか・・・」
「あ、いや、答えづらかったら、いいですよ?/////////」
「真美ちゃんは賢そうで、いつも冷静な判断ができる美少女っていう印象があるんだけど」
「ぁっ////////」
「どうしたの?」
「い、いえ、なんでもないです~//////」
「そっかそれならいいけど」
「わ、私は先に部屋に帰りますね~///////////」
「あ、あぁ、わかった」
顔を赤くしながらフラフラと帰っていくが、俺、なんかしたかな?
階段を降りて行くところに困ってる俺・・・
「どこいこっかな」
「おい!少年!」
声のしたほうを見た、が誰もいない!?
「まだまだ、だな。周君」
「なっ!?んぐっ」
誰だ!と叫ぼうとすると口に手を押し付けられ
「俺の部屋に行ってチョメチョメなバツバツをしようぜ」
「ん!んんんん~!?」
ふっ、と目の前が変わった
そこは部屋、だな・・・
「俺の部屋だ。さあ、俺と楽しもう」
イヤだぁぁぁぁぁあああああああああああ!!!!!