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或る小悪党の苦悩  作者: 黒雨みつき
その2『から回る少女』
7/29

ファルの野望


 数日後。

 朝方、太陽が昇ってすぐの肌寒い時間。


「よぅ、カーライルさん」


 最近ではこのぐらいが俺の帰宅時間だ。

 つまり毎日が残業明け。その上、仕事の経過が思わしくなかったとすれば、とっとと酒でも呑んで寝てしまいたいと思うのは当然のこと。


 そうして帰宅を急ぐ俺の前に、あまり好きではない人種の男が現れたとすれば。


 そのときの俺の気分は察して余りあることだろう。


「今、帰りか。大変そうだなぁ」


 肩越しに振り返って視界に入ったのは、俺よりいくつか年下であろう男。

 背は小さいが、眼光は鋭く、口調は軽薄。


「……何か用か?」


 自然、俺の口調は険を持つ。

 眠たいこともあったが、それだけじゃない。


 そいつは近所に住む見知った男だ。

 ここにやってきたのは数ヶ月前のことで、やはりまともにお天道様の下を歩いているような人間じゃない。


「おいおい、いきなりそれかよ? 随分と嫌われてるみてぇだな」


 バカにしたような口調で両手を広げる男。


「わかってるなら、声をかけるな」


 俺は不快感を隠さずにそう答えた。


 この辺に住む小悪党たちにも色々いる。


 俺のように小口の仕事をチマチマとこなす奴から、スリ、詐欺といったもので生計を立てる奴、中には強盗など、他人を直接傷つけることによって金銭を稼ぐ奴もいる。


 こいつは最後に挙げた例の、その中でも最も俺の嫌いなタイプの少年グループのリーダーだった。


 普段はその辺を仲間と遊び回り、金がなくなると行き当たりばったりに路上強盗、恐喝を繰り返す。


 狙う相手はだいたい力のない老人、女性。


 とにかく、何のルールもポリシーも持たない、俺の基準からすれば小悪党ですらない、ただのチンピラ集団だ。


「おぉ、こわ」


 似合いもしない仕草でおどけてみせて、それから俺の方へとにじり寄ってくる。


「ところで聞いたぜ、カーライルさん。あんた最近、どっかから可愛い女の子を連れてきたそうじゃないか」

「それがどうかしたか?」


 答えながら、軽く舌打ちをする。


 ……どこから話が伝わったのだろうか?


 確かに特別隠していたわけではないが、この連中はそれほど情報収集能力に長けた集団じゃない。


 風呂に行く以外あまり外に出していないし、それほど目立つことはないと思っていたのだが――。


(甘かった、か……)


 ここへ戻った日、周りに自由に騒がせすぎたことを少し後悔した。


「そいつは、あんたの商品か? それとも、ちょっとした遊び相手か何かかい?」


 男は気にさわる笑みを浮かべる。

 ぶん殴ってでもその笑いを止めてやりたかったが、残念なことに俺はそれほど短絡でもなかった。


「どっちだとしても、お前には関係ない」

「おいおい、カーライルさんよ」


 おざなりな言い方が気にさわったのか、男の声も少しだけ険を帯びた。


「そんな邪険にしなくてもいいだろ。俺はただ、商品だったらいい取引先を紹介してやろうってだけなんだからよ」

「取引先?」


 俺は少し聞きとがめて、初めて体を男の方に向ける。


「初耳だな。お前らがそんな商売に手を出し始めたなんて」

「そりゃ、俺らだっていつまでも今のままじゃねえさ」

「なるほど」


 ピンと来た。


「新しい商売の手付けとして、ひとまず手ごろな娘を探してるってところか」

「……」


 一瞬とはいえ黙り込んだことで、それが図星だったことが容易にうかがえる。


 考えそうなことだ。


 本気で商品となる娘を探そうとすれば、それなりの経験も人脈も苦労も必要になるし、いくら奴らが強盗まがいのことを繰り返してきたとはいえ、人を売り買いするとなれば勝手も違ってくる。


 だからひとまずは仲介人のような立場を取って、つながりを作ろうというのだろう。


 そこにタイミングよく、ファルの存在が耳に飛び込んできたというわけだ。


「……んなことはどうでもいいだろ」


 男の口調がさらに低くなった。

 図星を指されてイラ立っているらしい。


「とにかくどうなんだ? そいつは商品じゃねえのか?」

「残念だな」


 俺は笑みを浮かべた。

 自分でも意地の悪いことだと思ったが、相手の思惑が外れたことが楽しくて仕方ない。


「あいつはそんなんじゃない。売る気で連れてきたわけじゃないし、もちろん気が変わることもない」


 もちろん、その取引先とやらがあいつの落ち着き先として最適である可能性は万が一にもないだろう。

 それほどの依頼主が、こんなチンピラごときに打診してくるはずもない。


「……そうかよ」


 案の定、男は不機嫌になった。


「用件はそれだけか」


 むろん、これ以上付き合う理由はない。

 最後に少しだけ愉快な気分にさせてくれたから、まあプラマイゼロってことにしてやろう。


「じゃあ俺は行く。お前も知ってのとおりの残業明けでな。あまり長いこと付き合ってられる気分じゃないんだ」

「ちっ」


 俺の言葉に、さらにイラ立った様子で舌打ちする。


「ああ、そうそう」


 俺は背を向けてすぐ、肩越しに振り返って釘を刺す。


「一応言っておくが、変な気は起こさないでくれよ。『商品じゃねえ』って、俺は確かにそう言ったからな」

「……わかってる」


 口元が不機嫌そうに歪んではいたが、それでも男は素直にそう答えた。


「あんたの身内に手を出すほど馬鹿じゃない。その娘のことは諦めるさ」

「ならいい」


 そして俺はその場を立ち去る。

 その間に、太陽は軽く視線を上に向けた位置にまで昇っていた。


(……少し、注意した方がいいか)


 途中でそう思った。


 あの場ではああ言ったものの、相手は行き当たりばったりの刹那主義者だ。いつファルに手を出してくるかわかったもんじゃない。


(また、厄介ごとがひとつ……)


 これだけ苦労してるのだから、たまには良いことがあってもいいと思うのだが、どうも今月はとことん最悪の運勢になっているようだ。


 こうなってくると、どこまで沈み込むのか逆に楽しみにもなってくる。


 ……もちろん、やけくそになりかけてるってことだ。


 ガチャ。


「あっ……」


 我が家のドアを開けると、最近では毎日のことになった、いつもの光景。

 それと、ほんのわずかに食欲をそそる匂い。


「おかえりなさい、カーライルさん!」


 今日もファルは元気だった。

 そして、


「今日はレベッカさんに手伝ってもらって、野菜炒めを作ってみました! その、たまには朝ご飯を……」

「朝はいらないと、言ってあるだろ」


 相変わらずめげない奴だった。


 レベッカはすでに朝食を終えたらしく部屋の方に引っ込んでいたが、もちろんこっちのやり取りは聞こえているだろう。


 俺はそのままテーブルの前を通過し、ワインのビンを手に取ってベッドに移動した。


「あ……」


 一瞬ファルは淋しそうな顔をしたが、すぐに取りつくろうようにして、


「その、味見だけでも、どうでしょうか……?」

「いらないと言った」


 出来るだけ乱暴にならないように言い放つ。

 そうしながらコルクの栓を外して、ビンに直接口を付けた。


 それほどがぶ飲みするわけじゃない。

 ただ、すぐに寝付くことができればそれでいい。


「そうですか……」


 ファルは目に見えてガッカリした表情をしていたが、


「あの……じゃあ、もったいないから、私、全部食べます……」

「……」


 チラッとテーブルの上を見ると、そこにあるのはどう見てもひとりで食べる量ではない。

 おそらくこいつ自身の分もまだ手を付けてない状態なのだろう。


(……やれやれ)


 このやり取りも数十回に及んでいるというのに、いまだ懲りてないらしい。


「食べるつもりなら、腹だけは壊さないようにしろよ」

「……くすん。せっかく作ったのに」


 かろうじて冗談っぽく取りつくろってはいたが、落胆しているのは本当だろう。


(結果がわかっていて、どうしてこうも頑張るんだか)


 これまでにも何度かレベッカに手伝ってもらって簡単な料理を作っているが、俺は一度もそれを口にしたことがなかった。


 朝はいつも食べないし、夕方近く、俺が起きるころだとレベッカが留守なので作ることができない。ひとりでやろうとしたこともあったが、そのときは軽い怪我をして怒られている。


 別に一度ぐらいは食ってやってもいいのだが、こいつの場合は一度許すと際限なくなりそうで、俺はかたくなにそれを拒否し続けていた。


 ワインのビンをサイドテーブルに置いて布団をかぶった。

 いつものようにファルに背を向けて眠る。


 すると、


(ん……?)


 ベッドからただよう香りに気が付いた。


(……これは)


 そう強いものではないが、香水の匂いだ。

 しかもそれは、レベッカがたまにつけるものと同じ香りだった。


「おい……」


 身を起こす。


「ふぁ……ふぁい……?」


 振り返ったファルは口に食べ物を含んだまま、少し青い顔をしていた。


 ……それはいいとして、だ。


「レベッカの奴にもらったのか何なのか知らんが、香水をつけるなら朝起きてすぐ、少量にしろ。こんなに匂いが残るほどつけるんじゃない」


 ウチ――というか、この部屋にベッドはひとつしかなく、ファルと俺では生活時間帯が違うから、同じベッドを交互に使っている。


 レベッカがこのベッドを使う理由は思い当たらないから、布団に残った匂いがこいつのものであることに疑う余地はなかった。


「ふぁ……!」


 青白かったファルの顔が赤みを帯び、素早く口の中の物を飲み下すと、


「……あ、あの! それは、なんというか……その、素晴らしい香りだったもので、つい!」

「別に悪いとは言ってない。布団に匂いを残すんじゃない、と言ってるだけだ」

「うぅ……」


 ファルは小さくうめいて困ったような顔をした。


「何かあるのか?」


 どうやら別の理由があるらしい。

 突っ込んで聞くと、ファルは何度かためらった後、ようやく観念した様子で答えた。


「そ、その……」


 そして、赤みがかった顔をさらに赤くする。


「いつも私が寝た後だと……汗の匂いとかもありますし、カーライルさん、もしかしたら嫌な思いをなさっているのではないかと……」

「……なるほど」


 納得。


「それでレベッカの奴に相談したわけか」


 どうやら色気づいたとかそういうことではなく、布団に香水の匂いを残したことも意図的だったらしい。


 俺はため息をついて、


「余計なことに気を回しすぎだ」

「で、でもぉ……」

「別に気にしたこともないし、布団からこんな香りがするよりは、お前の汗の匂いでもしてたほうがはるかにマシだ」

「は……」


 ファルは驚いたように大きく目を見開いて、それからやはり慌てたように顔を真っ赤にしたまま言った。


「あ、あの! カーライルさんがお気に召されたのでしたら、添い寝でもなんでもいたしますが!」

「……そういう意味じゃない」


 俺は変態か。


 向こうの部屋でレベッカの含み笑いが聞こえたのは、おそらく気のせいではないだろう。


「それと。お前ぐらいの歳なら、もうそういうことは気軽に口にしない方がいい」

「はぁ」


 わかってないようだ。

 俺は再びため息をついて、


「……いい。なんでもない」


 諦めて布団をかぶった。


 なんで俺がこいつに性教育など施さなきゃならんのか。

 そんなのはそのうち自分で学習するはずだ。


(馬鹿らしい)


 天然というのは、まさにこういう奴のことをいうのだろう。

 何だか、こいつの落ち着き先を探すのは不可能に近いんじゃないかとさえ思えてきた。


(かなりヤバいな、俺……)


 至急、心の安息が必要かもしれない。






(……うぅ)


 ベッドから寝息が聞こえ始めてしばらく経った頃、そのベッドの主の悩みの種であるところの少女は、やはり彼と同じぐらいの大きな悩みを抱えていた。


(私ってどーしてこうなのかな……)


 今日はいつもほどではないにしろ、2度もため息をつかせてしまった。


 それも、明らかに疲れたため息だ。


 その原因が自分にあることは十分に承知していたし、おそらく自分が無知であることがそうさせている要因なのだろうとも理解していた。


(どうしたらいいんだろ……)


 小さいころに両親を亡くして以来、少女はまともな人付き合いというのをほとんどしたことがない。


 もちろん、彼のような人物と接したこともまったくない。だから何が彼の気にさわるのか、何をしたら受け入れてもらえるのか、まるで予測がつかないのである。


 が、


(……でも、頑張らなきゃ)


 少女はくじけない。


 何しろ彼女にとっての彼は、彼女が覚えている限り、両親以外で初めて優しくしてくれた人物であり、今は少し距離があるようにも思えるが、それでもこうして屋根と壁のある家で、人間らしい生活をさせてくれている。


 もちろん、それだけでも大感謝だ。


 あとは……ほんの少し。あとちょっとだけ仲良くなることさえできれば。それさえ叶えば、もう何も望みはしない。


 そんな風に思うわけである。


(うーん、でもどうすれば……)


 それが問題であった。

 正直、今は何をやっても裏目に出る状態だ。やることなすことすべてが、彼の気にさわっているようにも思える。


 少女の思考はやがて、その望みを叶えるための前提条件を導き出した。


(……もっとカーライルさんのこと知らないと)


 そう。彼が何を望んでいるのかさえわかれば。

 それさえ知ることができたなら、それが彼女にとって絶対に不可能なことでない限り、どれだけ頑張ってでもやり遂げる。


 その決意があった。


 ……しかし、そこで再び悩む。


 少女は盲目だった。

 それを調べようとすることすらも、自由に動けない彼女にとってはなかなかの難題だったのだ。


 一応この家の構造と、ここから共同浴場までの道のりは覚えていて、そこまではひとりでも何とか行き来できる自信があったが、それだけではあまりに行動範囲が狭すぎた。


 一緒に住んでいる彼の友人、少女にとってはちょっと変わった優しいお姉さんであるところのレベッカも、そういった彼の内面に関わる質問にはあまり答えてはくれない。


 というより、わからないとのことで。


(あ、でも……)


 そこでピンと閃く。


(カーライルさん、お友達が多いみたいだから、誰かご存じかも)


 初めてここに来た日、たくさんの人々に声をかけられたことを思い出した。


 彼は照れて友達じゃないなんて言っていたが、愛称で呼ぶような相手なのだから、間違いなく友達なのだろうと思う。

 それに、共同浴場に行くときも毎回何人もの人に声をかけられているようだった。


 ということは、あの道をたどっていけばそのうちの誰かと会うことができるかもしれない……と、少女はそう思いついたのである。


(……よーし)


 もちろん勝手に外出することは禁じられている。バレたらまた怒鳴られるかもしれない。


 だが、ここだけは彼女としても譲れない部分だった。


(絶対に仲良くなってみせます……)


 決意とともに、そっと立ち上がる。


 いくら何度か通った道とはいえ、そこをひとりで歩くのはかなりの勇気が必要だったが、その程度のことは彼女の目的と比較すればささいなことでしかなかった。


(レベッカさんにバレたらきっと止められますし……静かに……)


 それもやはり目の見えない彼女にとっては難問だ。

 が、この時間、レベッカはいつも本に集中しているので、不可能ではない。


 ゆっくり、ゆっくり、音を立てないように玄関に移動し……そして外に出るまでに要した時間は5分以上。


 その甲斐あって、どうにか気付かれずに済んだようだった。


 ひとまず、作戦の第1段階は無事終了。


(……うう、寒い)


 外の風はかなり冷たい。

 上着を着てこなかったことを少し後悔したが、今から戻るわけにもいかないので我慢することにした。この程度なら慣れているし、いくらでも我慢できる。


 そこからは記憶と手探りを頼りにゆっくりと移動。


 公衆浴場までは歩いて10分ほど。それまでの道はしっかり頭に入っていたし、ちょうど手で触れられる位置にある目印もいくつか確認済みだった。


 あとは彼の友人の誰かが運良く声を掛けてくれるのを待つだけ。


 残念ながら、相手を確認することのできない彼女に、自ら声を掛けるなんてことは不可能なわけで。


(無駄だったらどーしよう……怒られ損だよね……)


 途中、少し弱気になったものの、


(で、でも、カーライルさんと仲良くなるためだし!)


 自らを奮い立たせて再び歩み始める。


 ……そんな状況だったから。


「ん? ……おい、お前は確か――」

「え?」

「カーライルのところの娘じゃないのか?」


 正面から掛けられたその声に、


「は……はい! あの、カーライルさんのご友人の方ですか!?」


 嬉々としてそう答えてしまったのは当然のことだった。


「友人? ……あぁ、まあそんなところか」


 目前にいる男(若い男性のようだった)はそう答え、そして今度は逆に質問してくる。


「確か目が見えねえって聞いてたが……カーライルはどうした?」

「あ……」


 そんな男の口調に若干の不安を覚えた。


 今まで会ってきた彼の友人たちとは少し違うようにも思えたし、何よりも彼のことを愛称で呼んでいなかったから。


(で、でも、お友達だって言ったし……)


 少女はそう思い直すと、


「あの……実を言うと今日はカーライルさんには内緒で。少々、お友達の方にお聞きしたいことがありまして」

「……内緒? 聞きたいこと?」

「その……出来たらでいいんですけど、お話を聞いていただけますか?」

「……」


 男は少し考えたようだったが、すぐに、


「……ああ。いいぜ。俺にわかることだったら」


 そう言って、どうやら笑顔を浮かべたようだった。


「あ、ありがとうございます!」


(よかった……)


 そしてホッと胸を撫で下ろす。

 まさかこんなに上手く行くとは彼女自身も思っていなかったのだった。


 頭の中が喜びで一杯になる。


(これでようやくカーライルさんと仲良くできるかも……)


 それは少女がここに来て以来ずっと望んでいたことだった。


 何度も何度も試みて、その度に失敗して何度も沈み込んで。それでもなお、諦めることができなかったこと。


 だから、


「んじゃ、立ち話もなんだからちょっとそこまで行こうぜ。俺の家、近所だからよ」

「は、はい! お願いしますっ!」


 それで浮かれていた彼女が、男の言葉の裏に隠されていた悪意に勘付くはずなどなかったのである。


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