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Farcemythosー魔女戦争ー  作者: 奏似
三章 誰が為の神、誰が為の祈り

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17/25

3-4

あれ?

「ねぇちょっと。怪我してるじゃない」

「え? 私?」

「他に誰がいるのよ。あんたよ王妃様」

「気付かなかったんだもん。どこ?」

「気付かなかったって、嘘でしょ? だいぶざっくりいってるわよこれ」

じー。

「あ、ここかぁ。ほんとだびっくり」

「いや、ねえ。痛いでしょそれ?」

「そうだよねぇ、変なの」

べしべし。

「ちょ、あんた何」

頭、肩、腕、胸、お腹べしべし。

「痛い」

「そりゃーー」

足の怪我べしべし。

「……痛くない」

「はぁ?」

「あちゃー」

「あちゃー、って何そんな呑気に。手当てしなきゃだしあちこち血がついちゃったしもう」

「え、血?」

「ほら、拭くから手ぇ出して」

「あ、はーい」

ごしごし。

「全くもう。子供か」

「ありがと」

「どういたしまして」

じー。

「どうしたの? きれいになったでしょ?」

「あ、うん。ぴっかぴか」

「じゃあ手当てするから足出して」

「ごめんねー」

「気が抜けるから黙ってて」

「はーい」



あーあ、持ってかれちゃったかぁ。

足の感覚と、あと。色、かぁ。

口をついて出そうになった言葉を慌てて呑み込んだ。

言われても困るだけだろうし、ツィーに気味悪がられたくもないしね。

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