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アイちゃんの小話  作者: たかさば


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18/20

『かわいいな』

 ある晴れた日の午後、ゆうちゃんはごきげんで公園で遊んでいました。

 大好きなぬいぐるみ、うさぎの『ぽんぽん』を連れてきたのです。


 ぽんぽんは白くてふわふわで、とってもかわいいぬいぐるみです。

 公園には他の子供たちもたくさん遊んでいましたが、ゆうちゃんはぽんぽんと一緒にすべり台やブランコで遊ぶのが大好きです。

 ゆうちゃんがブランコに乗っていると、ぽんぽんも一緒に揺れて、まるで本当のうさぎみたいに楽しんでいるように見えました。


 そのとき、小さな女の子がゆうちゃんのところにやってきました。

「そのうさぎさん、とってもかわいいね」

と女の子が言いました。


 ゆうちゃんはうれしくなって、

「ぽんぽんっていうんだよ。一緒に遊ぶ?」

と声をかけました。


 女の子の名前はさくらちゃんでした。

 ゆうちゃんとさくらちゃんは、ぽんぽんを中心に楽しい時間を過ごしました。


 すべり台をすべるときも、砂場でお城を作るときも、ぽんぽんが一緒でした。

 二人はすぐに仲良くなり、お互いに好きな遊びやお話をたくさんしました。


 午後が過ぎ、夕方になると、ゆうちゃんとさくらちゃんはお別れの時間が近づいてきました。


 さくらちゃんは少し寂しそうに

「ぽんぽん、また遊びたいな」

と言いました。


 ゆうちゃんは笑顔で

「また明日もここで遊ぼうね」

と約束しました。


 その夜、ゆうちゃんはぽんぽんを抱きしめながら、今日の楽しい出来事を思い出していました。

 新しい友達ができて、とっても嬉しかったのです。


 ゆうちゃんはぽんぽんに

「ありがとう、ぽんぽん。君のおかげで素敵な友達ができたよ」

とそっとささやきました。


 こうして、ゆうちゃんとさくらちゃん、そしてぽんぽんは毎日公園で遊ぶ仲良し三人組になりました。


 これからもたくさんの冒険と楽しい時間が待っていることでしょう。


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