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アイちゃんの小話  作者: たかさば


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13/20

『チューインガム』

 小学生の健太は、チューインガムが大嫌いでした。


 理由は簡単で、以前ガムを噛んでいる最中に誤って飲み込んでしまい、お腹が痛くなった経験があったからです。

 それ以来、ガムを見るだけで嫌な思い出が蘇り、避けるようになりました。


 ある日、クラスメートの美咲が新しいガムを持ってきました。

 美咲はみんなにそのガムを配り、楽しそうに噛んでいました。

 健太はその様子を見て、少し羨ましく感じましたが、やはりガムには手を出しませんでした。


 しかし、美咲は健太にもガムを勧めてきました。


「これ、美味しいから試してみてよ!」


と言われ、健太は断りきれずに受け取ってしまいました。


 健太は恐る恐るガムを口に入れました。


 最初は嫌な思い出が頭をよぎりましたが、噛んでいるうちにその美味しさに驚きました。

 ガムのフルーティな味が口いっぱいに広がり、次第に不安も消えていきました。


 健太は美咲に感謝し、ガムを楽しむことができるようになりました。


 その後、健太はガムに対する恐怖心を克服し、友達と一緒にガムを楽しむようになりました。

 彼はガムを噛むことでリラックスできることに気づき、勉強の合間にもガムを噛むようになりました。


 健太は

「チューインガムなんて嫌い」

と言っていた自分が嘘のように感じ、今ではガムが大好きになりました。

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