登場人物 二
登場人物と軽い設定です。
本編には深く関わってこないので、読まなくても影響はございません。
カエラ 女性 独身35才(夫とは離婚) 人族 元冒険者
身長160cm 黒髪を後ろでまとめたお団子ヘア 茶色の瞳 スレンダー
アンゴンにある「春の風」パーティーハウスの管理人兼家政婦。引退した元冒険者で「春の風」元パーティーメンバー。
アンナ 女性 既婚43才 人族 元冒険者
身長164cm 茶髪を後ろでまとめたポニーテール 茶色の瞳 ふくよか
アンゴンにある「春の風」パーティーハウスで家政婦として通いで働く、引退した元冒険者。「春の風」元パーティーメンバー。
ボブ 男性 既婚47才 人族 元冒険者
身長185cm スキンヘッド 黒色の瞳 筋肉質
アンゴンで武器防具店を営む、引退した元冒険者で「春の風」の元パーティーメンバー。アンナの夫。
冒険者達
本編では、ほぼ名前が登場しない。男女の比率は半々。
冒険者間では基本的に強ければ偉い、専門分野で優れていれば偉いと思っている脳筋集団。
若い低ランク冒険者ほど強ければ何をやってもいいと勘違いし、一般人に脳筋理論を押し付ける者がいるが、大抵は同業の先輩に殴られるか、冒険者ギルドに罰則を与えられて現実を知る。
Cランク以上の高ランクに上がるには、素行なども重要になるため冒険者の間で自浄作用が働き、全体の素行は悪くない。
そのため荒くれ集団ではあるが、実はゴンゾウが心配するほど傍若無人で危険な集団ではない
盗賊に成り下がった者や、自己中心的な一般人の方が素行も悪く悪意を持って近付くので危険。
アンゴンは規模の大きい人里なので、冒険者ギルドは東西南北に四ヶ所あり、ゴンゾウ達が主に利用するのは四ヶ所ある中で最も規模の大きい西支部。
西支部の規模が大きいのは、アンゴンの西側に広がる森が最大の理由。
北南東に支部が存在する理由は、大きな街道に出る門があることが最大の理由。規模は西支部の半分ほど。
衛兵
本編ではゴンゾウ視点のため、名前どころか登場すら少ない。男女比は、男性八女性二。
防壁の守護、防壁内外の治安維持、消防活動、救護活動、魔物退治、農繁期の農業など活動範囲は多岐に渡る。
人類間の小競り合いが発生した場合の軍事行動も行うが、そもそも魔物という共通の脅威が存在するため、小競り合いがあまり発生しない。
頂点は国王、次いで軍務大臣となっており、実務を取り仕切るのは衛兵が必要な各人里の長など行政が勤める。
業務が多岐に渡るため緩い徴兵制度があり、特別な理由がなく未婚かつ十七歳以上で働いていない者は、三年から五年間徴兵される。徴兵期間満了後、希望者は専業として就職が可能。優秀な人物は幹部候補として勧誘されることもある。
そのため所属人数自体はどの職業よりも多く、専業衛兵の他に兼業の衛兵や、普段は全く別の仕事をしている衛兵予備役が存在する。
専業衛兵は全体の一割と少ないが、能力も高く各分野の指導や、隊長として十人未満の分隊、三十人前後の小隊、二百人前後の中隊を指揮している者は全て専業衛兵。
衛兵が警察、自衛隊、消防に加え一次産業まで兼ねる巨大組織として各国で膨れ上がったのは、魔物の脅威があるのに防壁内で問題を起こされては、支配層と被支配層のどちらも困る両者の思惑が合致した結果である。
規則に厳しい衛兵に馴染めなかった者や、元々冒険者として活動していた者が衛兵にならず現役として冒険者をしている。
衛兵も冒険者も組織または個人として共闘することがあるため、仲は悪くなく良好な関係を築いている。
衛兵は職務柄冒険者より素行は良いが、基本的に末端は徴兵期間で脳筋に染まっている脳筋集団であるため、冒険者と波長が合致している。
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