ついでに「異世界サンドイッチ問題」も検証してみた話。
「異世界作品で“アルファベット”(正確には“ラテン文字”)を使うのはおかしい問題」を検証したので、ついでに「異世界サンドイッチ問題」にも触れようと思います。
知らない方のための一応の説明として、
「異世界作品なのに、サンドウィッチ伯爵が語源のサンドイッチという言葉を作品内で使用するのはおかしい」
という問題です。
この問題に「確かにそうだ。おかしい」と考える方もいらっしゃるようですが、私としては問題にする必要が全くないと考えています。
問題としている点は“語源が人名”だからなわけです。しかし、“語源”を理由に問題視すれば、ほぼ全ての「外来語」が異世界作品で使用出来なくなります。
では「外来語」とは何か。
意味としては、
「他の言語から借用し、自国語と同様に使用するようになった語」
となり、勿論「サンドイッチ」もこれに含まれます。
もうお分かりでしょう。
「外来語」は“語源”が「(日本語以外の)他の言語」なのです。
例えば、貴族令嬢が出てくる作品の場合、高確率で「ドレス」というワードが使われます。「dress」は英語であり、“語源”はフランス語のようです。
冒頭の理屈でいけば、英語やフランス語がない異世界では「ドレス」という単語は使用出来ません。
こんな調子で突き詰めると、“外来語”は異世界作品で使えなくなります。
ゆえに、“語源”を理由に「サンドイッチ」が異世界作品で使えないとするのはありえないのです。
また、別のアプローチで否定する事も可能です。
書き手の方で冒頭の文言が感想欄に書き込まれたら、以下のように返信して下さい。
「私の作品では“サンドウィッチさん”が過去に存在していて、その人が開発したのです」
作品の創造主たる作者様がこう仰れば、反論の余地はありません。
強引ではありますがこういった否定の仕方もあります。
ですので、書き手の皆様、気兼ねなく異世界作品で「サンドイッチ」を使って下さい。幾らでも否定出来ます。
勿論、書き手の方が自ら自作品に「サンドイッチ」というワードを使わない、と考える事を否定するつもりはありません。
私が否定したのは、あくまでも第三者が冒頭の文言を使用して他の方の作品内での使用を否定した場合の話であるとご理解下さい。




