表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
<R15>15歳未満の方は移動してください。
この作品には 〔ガールズラブ要素〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。

相思相愛

作者: こんにちは



 もしも私がこの世界で一番可愛いのは誰と聞かれたら、「宇宙で一番可愛いのは家のおねえちゃんです」と答えるだろう。もう御察しかもしれないが私佐藤あかりは属に言うシスコンである。ものごころ付いた時からおねえちゃんが大好きだった私は、いつもおねえちゃんばかりを目で追っていた。



 改めて私はおねえちゃんが好きである。Likeではなくloveの方でおねえちゃんを愛している私は、将来は近親婚や同性婚が認められている国に行こうと考えている。そんなおねえちゃんとの年齢差は二つほど開いている。なので、宇宙一可愛いおねえちゃんに変な虫が付かないようにしている私は大変だ。



 しかし、今年から私はおねえちゃんと同じ高校に入学することになっている。なので登校中もずっとおねえちゃんと一緒にいられるのだ。さらに、同じ高校に通っているということは、ずっとおねえちゃんと同じ空気を吸っていられるのだ……



はぁ、最高すぎる……



 なので、今はおねえちゃんとの高校生活がとても楽しみだ。お弁当を同じ教室で食べたり、おねえちゃんの学校での活躍をまじかで早くみれるのだ。それと、おねえちゃんの周りに存在する羽虫を叩き落とさなければ。



あぁ、高校生活が楽しみだ。






※※


・姉視点



 もしも私がこの世界で一番可愛いのは誰と聞かれたら、「宇宙で一番可愛いのはマイシスター」と答えるだろう。もう御察しかもしれないが私佐藤ひかるは属に言うシスコンである。ものごころ付いた時には妹と一緒にいた私は、すぐにマイシスターの可愛いさに引き寄せられた。もうエンジェルのように可愛い……というかマイシスターがエンジェルなのである。



 そんな私はLikeではなくloveの方でマイエンジェルを愛している。将来は近親婚や同性婚が認められている国に行こうと本気で考えている。その為に必要な資金や周囲への配慮など諸々の計画を現在は考えている最中だ。



 マイエンジェルは毎朝を「おねえちゃん朝だよ~」と言って私の部屋に来て起こそうとしてくれる。正直すでに起床していることの方が多いが、マイエンジェルの「朝だよ~」を聞きたいがために寝たふりをしている。



 ちなみに両親が共働きの我が家の朝食は私が作っているのだが、いつもマイシスターが嬉しそうな顔で食べてくるので、朝からとても幸せな気持ちになれる。



 そんなマイシスターもついに高校生になる。しかも、私と同じ高校を選んでくれたのだ!これからは一緒に登下校出来ると考えると幸せすぎる。教室の窓から体操服のマイエンジェルを見れるなんて最高すぎる。何としても窓際の席を勝ち取らなければ!



あぁ、マイエンジェルとのスクールライフが楽しみだ。


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ