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  作者: 中井田知久
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星が瞬いていた

気付くと彼女は僕の前から消えていた。僕は周りを見渡した。どこにも彼女の姿が無かった。目の前を女子高生の二人連れが通る。はしゃぎながら、男のメールアドレスを手に入れたとか、そんな話をしている。僕は世界がゆっくりと戻ってきたのを感じた。僕は、あたりのネオンサインを見た。僕は急にこの世界が愛おしく思えた。僕は、首元のイヤホンから流れてくるビートルズに気付き、イヤホンを付けた。曲は「インマイライフ」だった。時計を見ると七時半のままだった。すこし、音楽に身を浸し、僕は友達が来るのを待たずに道頓堀川の側道を歩き始めた。オレンジの電灯の下、夜空を見上げて歩いた。

星が瞬いていた。


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