会議室で生まれし恋
学校の正門を通るときいつもあいさつをしている生徒会長の那覇さんである。あいさつをしてくれるときの笑顔に不思議な
感情を抱くようになった ある日の放課後、その日日直だった俺は職員室に 用があるのでむかって行た途中の事だった、
職員室に行く途中には
委員会の代表が集まる会議室がある。中を見ると委員長の那覇さんがいた
一人で外を見て、たそがれていた。俺は話しをかけようと思ったが・・いつもの委員長とは違うどこか淋しげに見えた・。
ぼっとして見ていた時。
「誰??」
その時見たのは委員長の目からでていた光り輝く涙だった・・委員長は泣いていたのだ・・。
「ご・・ゴメンね、な・何泣いてるんだろう私」
その時僕は那覇さんを近くによせた。
那覇さんは昔からの知り合いである何かと色々助けてもらってきた頼れるお姉さんみたいなものである。でも今までの中での関わった中で一度も泣く事の無かった那覇さん必ずしも振り返ってしまうような美人でモテている。しかし少し前にフラれていたのであった……それはある程度の噂になってたし、自分も気になっていた事だった・・しかし目の前で泣かれてしまい自分は立ち往生してしまった……
「大丈夫・・・ぼ……僕がいるから……」
「じゃあ……今日だけ…
今日だけずっと私の近くにいて……」
「うん……あのさ」
「なに??」
「実は…僕……ずっと……ずっと好きだった!」
「えっ……」
泣いていた那覇はいきなりの告白で涙が止まり、びっくりしていた。
「だから……もう泣かないで…僕がついてるから…。」
「う…うん……ありがとう。」
それから少しね沈黙があり、那覇の体を強く抱きしめ、少しずつ距離を近くし耳元で
「好きだよ」と呟き、そうして僕は那覇の唇に唇を近づけた…
那覇も目を閉じ、夕方の夕日を後ろに二人の唇は触れ合った……。
それから1週間がたち…僕と先輩は付き合いはじめた。
そして初めてのデートでは遊園地に行き、楽しい時間を二人で過ごした。
それから7年が経ち……
僕は大学に上がる時先輩と同じ大学に行きたかったが、学力が少し及ばず、同じところに行けなかった……
そんなある日…
大学を卒業し、就職して初日の事である………。
上司に仕事を教えてもらい、取り掛かろうとしたとき前に座っていた女性に見覚えがあった………
曖昧な記憶ながら、なんとなくの輪郭が過去の彼女に似ていた。
あの頃の関係は大学前半までは続いていたが、勉強が互いに忙しくなり、会えなくなって別れはしなかったものの、会う事がなかった。
僕は勢いでその女性に話しかけた。
「あ……あの…どこかでお会いした事ありました??」
女性は名前を聞いてきたので答えると。
「えっ!もしかして…」
この時の顔はあの時泣き止んで、びっくりしていた時の顔そのものだった
「な……那覇さん!?」
「覚えててくれたんだ……」
彼女はそういうと、少し頬を赤らめ、照れるように言った。
そうして僕達の関係は再び縁を戻した。
はじめましてo(^-^)o にゃおやですっ☆ 初めて書いた作品で完成するのに時間が掛かりました(>_<) たくさんの人に読んで頂き、たくさんに人に少しでも感動してもらえると嬉しいと思います。 これからちょこちょこ作品書いていくので、また見ていただけると嬉しいです。