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美人悪役令嬢は生きる為に悪役をあえて貫く  作者: イブ
1章 一人ぼっちから始まる悪役令嬢
1/80

1話

書いていた別の作品が手付かずになる勢いでアイディアが浮かんだので纏めて思わず投稿しました!

どうぞ、よろしくお願いします。

突然だが生まれ変わりや転生などを貴方は信じるか?

よく小説などの物語では主人公が今よりも良い立場になったり、強い力や運命を背負い不幸を押しのけ本来在るべき未来を変え自分の理想を手に入れる。色々例もあり数えたらキリが無い程在り来たりだ。


成る程、そう考えると転生モノや生まれ変わりとは有りふれていて珍しくも無いのかも知れないな。



それにヨーロッパ中世で伝わる民族伝承のチェンジリングもしくは取り替え子と言われるの現象がある。

あれは現代からしたら奇形児だったり障害を持って産まれた子だったりと特異性のある赤ん坊だったのではないかと言われていたはず。

しかし、仮に魔法なんてありもしない現象がずっと伝わっているのも異世界からの生まれ変わりの人が居てもおかしくないのかも知れない。

まぁ、前世の記憶が何らかの原因で思い出したのであれば妖精云々と話は意味を成さず、ただの戯言だ。なら話は初めに戻して進めるべきだね。


ふむ、なら仮に僕が女性に生まれ変わり転生したのはありふれた一つの現象なのかもしれないと。


だが、こうも言いたい。

何故、女性なのだ!ある日、僕の記憶が蘇り、転生したと理解したと同時に自分は何故女性なのか自問自答をしてしまう。

こう異世界モノなら男に転生してハーレム作ったり、成り上がったり色々僕も考えていた訳ですよ。


だが、女性と言うのは100歩譲っても良い。

いや、心はまだ現状に納得もいかず、宙ぶらりんなのだがね?しかし、そんな事と僕は一蹴してしまえる現状、平たく言えば女性になった事を後回しにしてしまう程の事に今は悩ませている。


今の僕は一応、優所正しき公爵家の令嬢のクレアだ。

ん?いいじゃないかって?

なら僕の代わりにこの立場を譲ろうではないか。

むっ、現実逃避をしてしまった。

このクレア嬢は【マジ×マジ】こと元々乙女ゲーの悪役令嬢である。

まぁ、ありきたりだなおぃ!ってなるかも知れないのだがこのゲーム続きと言うか作品が複数あるのだ。元々乙女ゲーと言うのは物語はちゃんとしている為、男性にも受けが良く、漫画やアニメ化は勿論、男性が更に楽しめる様にRPGにもなり、別に世界を救わないのだが中々面白いと評判だ。そして、陵辱令嬢クレアちゃんと目を疑うタイトルのゲームも公式から出ているのを察して欲しい。勿論18禁です。

その18禁のゲームはやってないので未来が怖いです。内容は友人から聞いたけど何が伏線でその様な未来に繋がるのか分からないなんてこれはつんでるんじゃない?


もう言いたい事は分かると思うがどのゲームもクレア嬢の末路は悲惨である。

つまり、どの未来を辿っても頭の緩いクレア嬢はバッドエンドだ。

うん、冷静になった。

クレアとして生きていく為に妹から聞いていた情報と自分がプレイさせられた記憶を照らしてみる。

暫くの時間、クレアとして生きるにはとクレア目線でクレアの立場で思い返す。確かに悪者だが主人公の方が悪どいんじゃね?って結論が出た。

必ずバッドエンドのクレアは好きな男にただアプローチをかけただけだが必ず主人公と被る。それはゲームで言わば創作であるから言っても始まらない。

それで主人公と敵対して必ずバッドエンドとなる。それすなわち主人公と敵対が死亡フラグなんだね。

クレアは本人も知らない所で知らないうちに主人公に自覚なしに没落させられたストーリーあるのだから困る。もうね、どこから何処までが死亡フラグか分からないのだ。いや、アナザーでなら死んでた。

要するに没落しない為に領地を整え、家を纏める。

攻略キャラとは恋愛にならない。そして、なるべく関わらない。

主人公にはゴマをすり、身辺を調査しながら恋愛をサポートし、敵対を避ける事。

しかし、不憫なクレアさんの事だ。

何が起こるか分からないのだ。ならやる事は1つである。

身体を鍛えて剣術や魔術を覚え、何があっても生きていけるように勉強もしなくてはいけない。

没落が回避出来なくてもその後は剣術や魔術で乗り切れる位の力量はつけたい。


あぁ、色々整理したい所だがまずは現状確認だ。

今いる場所は屋敷ではなく離れになる。

母親が子供を産む為に作った屋敷から離れた裏にある建物だ。必要最低限なのだがやはり貴族様である。小屋とは言えない作りだ。

その場所に隔離されている。

クレア嬢が癇癪起こして、ついに暫く不在になる父親よりここにいる様に言いつけられてしまった。


それにしても溺愛されているはずなのにこの扱いなんだろう?

妹から聞いた話では幼少期の話は少なかったはず。

じゃなきゃ、主人公と会うまで好き勝手出来るはずがない。

しかも、没落の原因になるって分かるはずなのに我儘を許すのはクレアに対して甘いからだ。それを妹からもそう聞いたし物語だから成立したんだろうと思いながら話半分で聞いていた。


だが、クレアの記憶から見てすでに我儘のせいで家では使用人達は怖がり、第2王子派の貴族を数人ダメにしてしまっている。コレがシナリオで婚約破棄に繋がるのかと納得した。コレのせいで第2王子派は第1王子派に丸め込まれ第2王子は王権を破棄、追補して中心の貴族は粛清され、クレア達はクレアの行動が第1王子派に有利に動いたのでお咎め無しとなるだった。


クレアの我儘で命が繋がるのだがストーリーは、その後、クレアが自分が第1王子を助けたと勘違いして没落する原作ストーリーとRPG版のifストーリーで第2王子が王になり不必要なクレアは殺されるストーリーを選ぶなら前のを選ぶ。

だが既に貴族や王族に目を付けられ、家族には見放され、使用人達は使い物にならない。

あれ?もしかして幼少期にして物語も始まってないのにバッドエンド?

……どうしてこうなった!

こちらは暇を見て、ちまちまと投稿を考えております。

ですが、思いついて書きだめしてる分はすぐに出していきます。

1話目を読んで頂きありがとうございます。

これからもよろしくお願いします。

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