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【ゾンビ日記】  作者: 濃紺色。
ゾンビ日記
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2013年 1月6日

昨日は、満腹になるまで、食べたので、ぐっすり眠れた。それにこの日記を書くのもキツくなくなった。うん、いい事だ。実にいい事だ。ゾンビになるって、案外いい事なんだね。学んだよ。

という事で、今日は、これからどう生きようかについて1日中考えた。考えて、考えて、考え抜いた挙げ句、旅に出ようという結論に至った。理由はそこまでのものじゃない。ただ、ずっと、この部屋の中にいてもつまらないかと思ったので、外に出て、気分をリフレッシュしよういう一般的な理由だ。もう、ゾンビにも襲われる恐怖はなくなった訳だし。明日、旅の用意をして、すぐに家を出よう。めでたし。めでたし。

……って、そう言えば、僕はお父さん似のゾンビに噛まれてゾンビになったよな。あの自我を失ったゾンビに囲まれて。僕は自我を失っていないぞ。というか、変わったのは身体が腐った事だけのような……(だけって、言い方はおかしいか)。うーん。まだ、ゾンビについてよく分からないな。まぁ、時間はたっぷりある事だし、気長にやっていきますか。


特別編 岩山美来子の日記

【怖いよ。ゾンビ怖いよ。私は家の箪笥の中に隠れている。箪笥の外には沢山のゾンビが彷徨いている。ここがゾンビにばれたらもう、駄目だ……。お願い。私に気付かないでっ! 何っ⁈ 何かゾンビがこっちを見てるっ! 誰か助】

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