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【ゾンビ日記】  作者: 濃紺色。
ゾンビ日記
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2013年 1月5日

昨日は、日記を書いてから1時間ぼーっとしていたらいつの間にか午後12時を回っていたのに気が付いた。喉も渇いたしお腹も空いたので、1階のキッチンに行った。案の定、僕がゾンビになったから、誰も襲っては来なかった。だから、堂々と、冷蔵庫を開け、飲み物と食糧を取り出し、部屋に持って行った。いっぱい食べた。4日間も飲まず、食わずだったので、余計に美味かった。足りない分は、何回もキッチンに行って、取って来た。意外とゾンビになった方が気軽に生きていけるのではないか、と思った。うん。これで、餓死の問題はひとまず終わった。次は、だ。次は、これからどうやって生きていこうか、というのが問題だな。明日考えよっーと。


特別編 新川太一の日記

【今日、遂にゾンビに腕を噛まれてしまった。今まで、兄さんと逃げてきたのに……。ゾンビの大群に襲われてから離れ離れになってしまった。兄さんはあの後、どうなった? どうしよう。これからどうやって生きよう。人間として生きたいのに現実はそう甘くない。僕はもう、ゾンビなんだ。しかも、身体が人間を噛みたがり始めてる。僕は人間に戻れないんだ。】

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