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Magica jiàn  作者: きな
9/22

召喚

リオ「勝負といこうか。管理人さん?」

ザイン「舐めた態度取りやがって・・・!」

リオ「・・・頼んだよ。」


リオが言葉を発した瞬間、リオの後ろに渦が現れる。


ルリシア(・・・!?)


そして、その渦の中からは、蒼い鱗を持った龍が出現した。


ザイン(龍・・・!?雀の龍とは違う・・・!この龍、意思がある・・・!!)


その時、龍はカノン・雀・ルリシアの3人に水の球を飛ばした。


ルリシア(なにして・・・!え?傷が治って・・・)


3人の身体の傷がみるみるうちに治って行く。

カノンも意識を取り戻した。


リオ「行くよみんな!」

ルリシア「う・・・うん!」

雀「ラウンド2といこうか・・・!」

ザイン「小賢しい・・・!まとめて全員消し飛ばしてやるッ!双蒼劍・ベータ!」

雀「紅炎・焔!」

リオ「蒼龍・フラッド!」


ザインが巨大な斬撃を飛ばすが、龍の水流と雀の火炎がそれを相殺する。

そしてその間から、ルリシアが攻撃を仕掛けた。


ルリシア「プロトコル・翠槍!」

ザイン(その攻撃はもう分かってんだよ・・・!!)

   「双蒼劍・ガンマ!」


ガァァァァァァンッッ!!!!!


ザインの周りにバリアが出現し、ルリシアの槍を防ぐ。


ルリシア「まだまだ・・・!」


翠槍が分解し、数多の小さな劍となる。

そしてその劍が、バリアを削り始めた。


ザイン「小癪な・・・!双蒼劍・・・」

リオ「させるか!蒼龍・海嘯!」


龍の口から太い水のレーザーのようなものが放たれ、ザインの詠唱を妨げる。


ザイン「グッ・・・!?」

ルリシア「プロトコル・翠斧!」


グシャァァァァァッ!!!!!


ルリシアの斧がザインの頭部に命中し、血飛沫が辺りに舞う。


ザイン「このッ・・・!!!双蒼劍・オーバードライブ!!」


さっきよりもスピードを上げて、ザインがルリシアに突っ込んでくる。


ルリシア「・・・!!!」


ドォォォォォォォォン!!!


爆発が起き、ルリシアが吹き飛ばされた。


雀「紅炎・太陽!」

リオ「蒼龍・アナザーレイン!!!」

ザイン「くッ・・・!?」


ザインの目の前には雀の灼熱の炎の球。

そして上からのリオの鋭い水の雨。

そして後ろには・・・


カノン「赤劍・崩壊!!!!」


カノンの渾身の一撃が飛んで来ていた。


ザイン(避けきるのは無理か・・・!なら少しでもダメージを軽減して・・・!)

   「双蒼劍・ガンマ!!!!」


ザインの周りに再びバリアが貼られる。

しかし、


ルリシア「プロトコル・翠槌!!」


バリィィィィィン!!!!!!


ルリシアの一撃が命中し、ザインのバリアは完全に剥がれた。


ザイン「バリアが・・・!!!なぜ・・・!!!!」

カノン「食らえッッ!!!!!」


ドゴオオォォォォォォンッッッ!!!!!!!!!!


3人の技が同時にザインにぶつかる。


ザイン「が・・・!ま・・・まだ死ねぬ・・・!まだ・・・!!!!!」


魔力の爆発の中で、ザインの周りを蒼いオーラが包み込んだ。


シュゥゥゥ・・・


ザインの周りに煙が立ち上る。


雀「倒せた・・・のか・・・?」

カノン「いや・・・!まだだッ!!!!」


煙の中から人型が現れる。

それは紛れもなくザインだったが、既に身体の大部分は欠損しており、ギリギリで立っているレベルだった。

しかし、とてつもなく強い魔力だけが、ザインを包み込んでいる。


リオ(瀕死になってもなお・・・自分の命を犠牲にして魔力を覚醒させている・・・!コイツ・・・!自爆する気だ・・・!!!)

  「みんな!!早く防御をッ!!!」

カノン「何かヤバいのが来る・・・!!」

雀「紅炎・炎舞鎮!!」

ルリシア「プロトコル・翠重盾!」


カノン達を囲うように、ルリシアと雀が結界を貼る。


リオ「蒼龍・泡衞!!」


全員の身体を泡が包み込んだ。


カノン(防御用の技とか覚えてないんだけど・・・!?)


ザイン「無駄だ・・・お前を殺して・・・そして俺も死のうじゃないか・・・!!」


   「冥・デッドアイシクルエンド!!!!!!!」


その瞬間、凄まじい威力の衝撃波がカノン達に向かって飛んでくる。


ピシッ・・・バリッ・・・!


バリアも音を立てて割れ始めていた。


雀「なんとかして生き残るぞ・・・!!」

リオ「次の一撃が来るッ!!!!」


リオの言葉の直後、ザインの周囲に巨大な氷柱が幾つも浮かび上がり、猛スピードで飛んで来た。


バキィィィィィィンッッッ!!!!!!!!!


バリアは簡単に破壊され、氷柱が直撃する。


雀「がッッ・・・!!!!」

ルリシア「うわぁぁぁぁぁッッッ!!」


ドオオオオォォォォンッッッッッッ!!!!!!!!!



・・・数秒経ち、静かになった。


リオ「皆・・・!?大丈夫・・・!?」

カノン「なんとか・・・!」

雀「バリアが無かったら死んでただろうな・・・」

ルリシア「うぅ・・・」


ザインの身体が塵に変化していく。


ザイン「な・・・ぜ・・・!!」

カノン「最後にとんでもないことしてくれたね・・・」

雀「管理人になった自分たちを恨むんだな・・・ザイン・・・!」

ザイン「うおおおおおぉぉぉぉ・・・・・・」


ザインが完全に消滅した。


カノン「・・・」

雀「・・・」

リオ「・・・勝った!!!勝ったよ!!」

ルリシア「あぶなかったよ・・・」

カノン「これで取りあえずは安心かな・・・?」

雀「ヴォイドも既にここから去っているみたいだ。傷がある程度回復次第、ハウスに戻って生存者を探そう。」

3人「了解!」



ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー




・・・外が静かになった。


???(終わった・・・のか・・・?)

   (さっきの大きな衝撃波が来てから・・・その魔人の反応は感じない・・・)

   (でも、それとは違う何かを感じる・・・4人・・・さっきの魔人と道東・・・もしくはそれ以上の・・・)

   「味方の可能性を信じて・・・外に出てみるか・・・?」


恐らく、すでに警備員も居なくなっている。

今のように引きこもるのが最善の選択肢ではあるだろうが、いつまでもこのままで居るわけにもいかない。


???(大丈夫だ・・・何かあったらこの魔力で・・・!)


ドアノブに手を掛け開けようとするが、扉が歪んでいるようでうまく開かない。


???「めんどくさいな・・・紫電刀・閃!」


バチィィィィンッッッ!!!!


扉が切断された。

破壊された扉から廊下に出て、様子を伺う。


???(取りあえず・・・魔力を感じる方に向かってみよう・・・)


廊下を怯えながら歩く。

部屋に入った時よりも廊下は荒れており、通路として使えるかさえ怪しいレベルだった。


???「こんな短時間でここまで出来るなんて・・・一体どれほどの魔力を持っているんだ・・・」


その時だった。

向こう側から歩いてくる4人の人影が目に入った。




ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー



カノン「こっちにいるのかな・・・?」

雀「僅かだが、こっちから魔力を感じる。まぁ警備員とかの可能性もあるけど。」

リオ「流石にそれだったらショックだな~」

カノン「ん・・・あれって・・・」


廊下の先に、紫のオーラを纏った少年の姿が見えた。


カノン「生き残った魔人!?」

雀「みたいだが・・・なんかこっちに敵意持ってない?気のせい?」

リオ「気のせいだと思いたい・・・」

ルリシア「プロトコル・・・」

カノン「早まるんじゃないよルリシア」

???「接近してみよう・・・攻撃が当たる所まで行けば・・・何かあってもすぐに反撃出来る・・・」


徐々に距離が狭まっていく。


雀「コホン。え~そこの紫の少年よ!」

???「!?」

カノン「反応したね。」

雀「安心してくれ。脅威は私達が排除した。君に危害を加えるつもりはないよ。」

???(本当か・・・?嘘を吐いている感じでは無いが・・・)

雀「とは言っても・・・信じてもらえるかは分からないけど・・・」

リオ「取りあえずこの子を安全な場所に連れて行けば良いんでしょ?」

雀「まぁそうだけど・・・ん?そういうことか!」

???(何をしようとしている・・・?)

雀「ここから東に行った所に、やぐらみたいな建物がある。そこまで行ってくれれば、そこで色々と話せるんだけど・・・」

???「・・・」

リオ「まぁ急に言われてもね・・・」


しかし、???はカノン達に背を向け、ハウスの正面入り口まで走っていった。


雀「・・・逃げちゃったかな?」

カノン「取りあえず、他の生存者も探しません?」

リオ「そだね。まずはそっち優先!」




数時間後・・・


カノン(あれから数時間、ハウス内を探索していると、数名生存者が見つかった。)

リオ「よし!こんなものじゃない?」

雀「生存者はルリシアに街まで連れて行って貰ってる。私達も戻ろう。」

カノン「は~疲れた~」

リオ「んじゃ!帰りますか~」




ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー



トキ「んぁ・・・あぁ・・・気絶してたか・・・」


身体を起こすと、目の前に人影が見えた。

視界がぼやける。


トキ「パルスか・・・すまんが・・・何か飲み物を・・・ん?」


目が開くようになってきて、視界がはっきりしてくる。


???「・・・」

トキ「誰・・・!?」




続く

きなです。若干投稿遅れました。すんません。

やっとザイン撃破ですわ。ありがとうリオ

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