弔い④
アンジュロ「覚えて帰れると良いね、私の名前。」
トキ(ギ・・・ギアって復活するのかよ・・・!?)
ルカ(破壊は雀さん達に任せるしかない・・・!)
アンジュロ「解放・天擂」
ズドオオオオォォォォンッッッ!!!!
ルカ「紫電刀・天!!!」
ピシャアアァァンッッッ!!!
ガキイイィィンッッッッ!!!!!!
トキ「魔拳・一閃!!!」
ズドォンッッ!!!!
アンジュロ「クッソ・・・!」
カノン(3対1ならまだ戦える・・・!)
「赤劍・荒神!!!!」
ザギイイイィィィンッッッッ!!!!!!
カノンの攻撃によってアンジュロの腕が切り落とされた。
ルカ「紫電刀・天!!!」
シュンッッッ!!!
アンジュロ「解放・冥貘!!!!!」
ズシャアアアァァァ!!!
ルカ「うぐっ・・・!」
ルカの突きを素早く避わし、アンジュロが反撃する。
バキィッッ!!!!
すかさず、トキがアンジュロに蹴りを入れた。
トキ「もう1回・・・!魔拳・・・!」
アンジュロ「させるかッ!!!」
カノン「赤劍・崩壊ッ!!!」
ズドオォォォンッッッッ!!!!!
アンジュロ(一々妨害してくんのウザイ!!!一気に仕留める!!!!)
「解放・泣別!!!!」
アンジュロが刀を構える。
しかし、それを視認した瞬間、ルカがアンジュロの目の前に移動した。
トキ「ルカ!!」
ルカ「任せて下さいッッ!!!!」
アンジュロ「わざわざ前に出て来るなんてね!!まとめて斬り捨てる!!!」
ルカ(落ち着け・・・!今までやってきたことだ・・・!)
(1回しか有効打にはならない、でも!!1回目は確実に当てられる!!!!)
ルカが刀を構える。
真空の刃が刀身に触れた、
その瞬間、
ルカ「紫電刀・空!!!」
ルカの刀は刃を吸収し、そのままアンジュロに向かって飛んでいく。
アンジュロ「なっ・・・!」
魔人を一刀両断出来る程の切れ味を持つ斬撃。
そしてそれはルカによって、アンジュロの元に返ってきた。
スパアアアァァァァンッッッッ!!!!!!
アンジュロ(嘘・・・で・・・しょ・・・?)
アンジュロの首と胴体は切り離され、首は転がり落ち、胴体は立ち尽くしていた。
パルス「歯車が・・・復活した!!」
リオ「まだあるのか!!」
雀「さっきよりも硬くなってるはずだ!気を抜かずに行くぞ!!!」
パルス「赤銃・スナイパーライフル!!!!!」
リオ「蒼龍・海嘯!!」
ルリシア「プロトコル・翠弓!!!」
全員が技を放とうとしたその時、歯車の穴が雀達の方向に向く。
そして、穴が青く輝きだした。
ルリシア「なっ・・・なにかくるよ!!!」
リオ「えぇっ!?」
ドオオオオォォォォォォンッッッ!!!!
7発のレーザーが雀達に向かって放たれる。
雀(今のはギアフレアではない・・・!まさか歯車そのものが攻撃してくるなんて・・・!)
リオ「いってて・・・」
パルス(さっきの白いレーザー程じゃないにしろ、何回も命中するとマズい・・・!)
ルリシア「もういっかい!プロトコル・翠弓!!」
シュドオオオォォォンッッッッ!!!
ルリシアの矢が歯車に命中する。
雀「攻撃を続けよう!!!歯車が光ったら防御!!!!」
リオ「蒼龍・突流!!!」
蒼龍本体が、歯車に向かって突撃する。
ドゴオオオォォォォォンッッッッ!!!
雀「どうだ!?」
リオ「めっちゃ硬いよアレ!蒼龍が突撃しても壊れなかった!」
パルス「地道に攻撃するしか無さそうですね・・・!」
雀「そうだな・・・!紅炎・幻想龍!!!」
雀も攻撃を開始する。
しかし、そのタイミングで再び、歯車が光り出した。
リオ「ヤバいヤバいヤバいどうしよ!?」
雀「こっちも攻撃して相殺する!!!行くぞ!!幻想龍・メガフレア!!!!」
ルリシア「プロトコル・翠槍・解!!!!」
パルス「銃でレーザーって相殺出来るの!?でも取りあえず!赤銃・ロケットランチャー!!!!」
リオ「ちょっと皆早いって!蒼龍・大海嘯!!!!」
ビュウウウウウゥゥゥゥゥンッッッッ!!!!!!
ドオオオオォォォォォォンッッッッ!!!!!
互いの攻撃が相殺された。
雀「よしッ!!!紅炎・インフェルノッッ!!」
リオ「もっかい撃てばいいんでしょ!?蒼龍・貫流!!!」
パルス「赤銃・ロケットランチャー!!!」
ルリシア「プロトコル・翠弓・解!!!」
もう一度全員で攻撃を仕掛ける。
すると、
バキイイイィィィィンッッッッ!!!
歯車が1つ壊れた。
リオ「やった!!!」
パルス「このまま残りも壊しちゃおう!!!」
雀「カノン達は大丈夫か・・・!?とにかく今は早く・・・!」
ルカ「ハァ・・・ハァ・・・ハァ・・・」
アンジュロ「クソ・・・!なんで私が・・・!!!」
トキ「いい加減、ここで亡くなった人の報いを受けろ・・・!」
カノン「僕がやるよ・・・」
カノンがアンジュロの生首に向かって歩き始める。
アンジュロ「やめろ・・・こっちに来るな・・・!お願いだから・・・!」
カノン「赤劍・・・」
アンジュロ「うおおおおおおおおお!!!!!」
アンジュロが最期の雄叫びをあげる。
カノン「円ざ・・・」
その時だった。
カノン達の周りを、青い光が包み込む。
トキ「なんだこれ・・・!?」
ルカ「カノンさん!!早くトドメを!!!」
アンジュロ「もう遅い!!!ステージ2!!ギアフレアッッッ!!!!」
カノン「ウソ・・・!?」
トキ「カノンッッ!!!!」
カノン「ッ・・・!!!」
ズドオオオオオォォォォォンッッッッ!!!!!!!!
ドゴオオオォォォォォンッッッッ!!!
トキ「うおあああああああっっっっ!!!!」
ルカ「あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"っっ!!!!」
カノン「グッ・・・!!!!」
雀「ぐああああッッッッ!!!!!!!!」
リオ「ああああああっっっ!!!!!」
チュドオオオォォォォンッッッッ!!!!!!!!
・・・
トキ「ハァ・・・ハァ・・・クッソ・・・何が・・・起こって・・・」
目を開けると、周りは既に焼け野原となっており、残っている建物はほぼ無かった。
トキ(歯車の破壊が間に合わなかったんだ・・・!いや、とにかく今はカノンとルカを・・・!)
ふと横を見ると、そこには・・・
トキ「・・・カノン・・・?カノン!!おいカノン!!!」
カノンが倒れていた。腕の赤劍は折れており、身体のあちこちに大きな傷と、穴が空いている。
トキ「しっかりしろ!!!カノン!!!!!」
何度問い掛けても、返事がない。
トキ「カノン!!!・・・いや・・・コイツもしかして・・・!」
トキは気付いた。さっきまで自分はカノンの後ろ側に立っていた。
カノンは赤劍と自分の身体を犠牲に、トキをレーザーから庇ったのだ。
トキ(自分を犠牲にするなんてッ・・・!!!そうだ!他の仲間は・・・!?)
震える足で立ち上がり、叫ぶ。
トキ「パルスーーー!!!!ルリシアーーーー!!!!!!リオーーーー!!!!!」
燃える瓦礫の音。
トキ「雀ーーーーーー!!!!ルカーーーーー!!!!ファリスーーーーーー!!!!!」
崩れ落ちる瓦礫の音。
聞こえてくるのは、瓦礫の音だけ。
声は返ってこない。
トキ(誰か・・・!!!誰かいないのか・・・!?)
その時、遠くの方に、這いつくばって移動する人影が見えた。
トキ「・・・!?誰だ!?誰なんだ!?パルスか!?ルリシアか!?誰だーー!?」
返事は無い。
トキ(早く合流しないと・・・!!)
トキが走り出そうとしたその時、
アンジュロ「ダメじゃないか。敵を見失っちゃあ。
トキ「ッ・・・!!」
アンジュロ「ステージ3ギア・再起動。」
ガゴンッッッ!!!
ギアが再び浮上する。
今度は青では無い。赤だ。
血の色。既に血で染まったこの戦場を、さらに紅く染め上げる。
トキ「クッソ・・・!」
トキ1人で敵う相手では無い。
本体を倒す所か、ギアの破壊すらままならないだろう。
アンジュロ「安心してよ。君の仲間達なら、しっかり生きてるから。」
トキ「・・・!本当か!?」
アンジュロ「今は・・・ね?」
トキ「なっ・・・!!」
アンジュロ「直に弱って死ぬかもしれないし、君みたいに動けるやつもいるかもしれない。」
「けど、その生死を決めるのは君だよ。」
トキ「俺がお前をぶっ殺せばいいってことだろ・・・!?」
アンジュロ「そうだね。君が私を殺して、仲間の手当てをすれば、きっと助かるはず。」
トキ「あぁそうだよ!!!だからさっさと死ねッッ!!!!」
ダァンッッ!!!!
トキが地面を蹴り、アンジュロに向かっていく。
トキ「魔拳・一閃!!!!」
アンジュロ「・・・」
ドスッッッ!!!!
トキの拳がアンジュロの腹に食い込む。
しかし、アンジュロは一切動かない。
トキ「ま・・・魔拳・・・!」
ガシッッ!!
ズドオオォォンッッッ!!!
トキ「がぁ"ッッ!!!」
アンジュロがトキの髪を掴み、そのまま頭を地面に叩きつける。
アンジュロ「ほら。早く殴ってよ。まさか、今ので殴ったなんて言わないよね?」
トキ「ガッ・・・!ぐっ・・・!」
アンジュロ「良い事を教えてあげるよ。管理人ってのはね、変人の集まりなんだよ。」
「だからみんな本気を出さない。楽しみたいからね。」
「そして飽きてきたら・・・」
ドスッッッッ!!!!!!
アンジュロがもう一度トキの頭を地面に叩きつける。
アンジュロ「こうやって壊すんだよ。」
トキ「クソッ・・・タレが・・・!」
アンジュロ「楽しかったよ。君達は強かった。でもね、管理人と戦うってのは訳が違う。」
「ザインを殺していい気になってたんだろ?あんなヤツが管理人だなんて、認めたくないね。」
「あんなクソ雑魚倒して、管理人と勝負出来るようになった?自分が強くなった?」
「バカ言ってんじゃ・・・!!!!」
アンジュロが再びトキの頭を掴む。
その時、
???「おい。」
アンジュロ「・・・あぁ?」
???「ソイツを離せ。」
アンジュロ「あぁ。誰かと思ったら雀ちゃんか!久し振り!で、どうしたの?」
雀「トキを離せって言ってんだよ!!!!」
アンジュロ「・・・なんだ。そういうことか。良かったねトキ君。まだ生きている仲間がいたよ。」
雀「さっさとしろ・・・じゃないと・・・」
雀の周りを炎が取り巻く。
雀「テメェを芯から炙り殺すぞ・・・?」
アンジュロ「・・・何言ってんの?出来ると思ってんの?ならやってみれば!?」
アンジュロが刀を構える。
アンジュロ「アンタみたいな奴に私が負ける?管理人の中でもザインと同レベルの雑魚だった奴に!?」
雀「そうだよ。お前は私に負ける。」
アンジュロ「偉そうな口利きやがって・・・!解放・泣別ッ!!!!」
雀「・・・ごめんね、カノン。」
続く
きなです。アンジュロとの戦いも間もなく終盤ですね。




