弔い③
黒い柱が怪しい光を放つ。
雀「・・・全員集まったか?」
カノン「こっちは全員来てるよ」
ルカ「恐らく揃ってるかと。」
リオ「ここから本体が出てくるんだっけ?」
雀「そうだ。」
カノン「出て来た瞬間に殴れば良い?」
雀「そうだな。全員で最大火力の技を撃ち込もう。」
パルス「・・・あの刀使い・・・何者なの?」
雀「アイツの名前はアンジュロ。前にも言ったけど管理人の中でもトップクラスの実力の持ち主。」
ルカ「確かに刀の腕は凄かったです・・・」
リオ「でも流石に、7人で殴れば勝てるんじゃない?」
雀「アイツはちょっと特殊でな・・・7人で戦うのは少し厳しいんだ・・・」
トキ「それはなぜ?」
雀「それはな・・・」
その時、
ドオオオオオオオオォォォォォォンッッッッ!!!
凄まじい音と共に、黒い光から人影が姿を現した。
雀「来るぞッ!!!!」
アンジュロ「今度こそは仕留めさせて貰うよ!?」
カノン「赤劍・崩壊!!!!」
パルス「赤銃・マグナム!!!」
リオ「フルブレイク!!!!」
ルリシア「プロトコル・翠槍・解!!!」
トキ「究極剛拳!!!!」
雀「紅炎・テラフレア!!!!!」
ズドゴオオオオオオオォォォォォンッッッッッッッッ!!!!!!
7人分の必殺技が一気に命中し、アンジュロは大きく吹き飛んだ。
アンジュロ(初っ端から全員で叩き込んで来た・・・!ならば私も・・・!)
「アドミン・輪廻の歯車!!!!」
雀「アドミン!?」
リオ「最初から使ってくるのか・・・!!」
アンジュロが詠唱を終えると、周りに7つの歯車が出現し、それが空に舞い上がって行く。
パルス「なにあれ!?」
雀「あれを早く壊さないと面倒くさい事になる!!!」
カノン「あれ届かなくない!?」
既に歯車はかなりの高さまで上昇しており、普通の跳躍では届きそうには見えない。
トキ「なるほど・・・!歯車本体で分かれるってことか!?」
雀「そういうこと・・・!」
ルカ「だから7人で殴れないってことか・・・!」
カノン「僕とトキとルカセンパイで本体を殴る!!残りは歯車をお願い!!!」
リオ「了解!!!」
パルス「たまには良い所見せるよ!」
アンジュロ「最初から全力を出しても良いよね!?」
独り言を呟くアンジュロの元に、3人が突撃する。
ルカ「紫電刀・閃!!!」
カノン「赤劍・円斬!!!」
ザシュッッッ!!!!
ピシャアアァァンッッッッ!!!
ガキイイィィンッッッッ!!!!!
2人の攻撃が軽々と受け流される。
トキ「魔拳・地祭!!!!」
ドゴオオオォォォォォンッッッッ!!!
アンジュロの足元から巨大な尖った岩が出現するが、それすらも避けられてしまう。
アンジュロ「封印解放・冥貘!!!!!」
シュンッッッ!!!!
ズシャアアアァァァッッッッ!!!!
カノン「ぐっ・・・!」
凄まじいスピードの2連撃によって、カノンの身体から血が噴き出す。
ルカ「紫電刀・舞!!!!」
ピシャアアァァンッッッ!!!
ズシャアァァッッッ!!!!
ドゴオオオォォォォォンッッッッ!!!
3発の雷がアンジュロを切り裂き、ルカが4発目を放とうとしたその時、
アンジュロ「解放・空虚!!!!!!」
ブオンッッッッ!!!!!!!
アンジュロが凄まじい速さで刀を振り抜いた。
間一髪で回避するも、すかさず次の攻撃が来る。
アンジュロ「解放・天擂!!」
トキ「オラァッッッ!!!!!」
ズドオオオオオォォォォォンッッッッ!!!!
アンジュロの一撃をトキが前に出て受け止める。
トキ「クッソ・・・!!」
しかし、拳で刀を受け切るのは無理があり、拳から血が滴り落ちている。
カノン「赤劍・崩壊・・・!」
ズシャアアァァッ!!!!
その隙にカノンが技を撃ち込んだ。
アンジュロ「邪魔ッ!!!解放・龍牙!!!」
刀から龍の幻影が3つ出現し、目にも留まらぬ速さで3人に食らいついた。
グシャアァァッ!!!!!
カノン「ア゛ア゛ッ!!!!」
カノンは右肩を、トキは腹を、ルカは太ももを抉られる。
アンジュロ「食らえッッ!!!!」
雀「紅炎・インフェルノ!!!!」
パルス「赤銃・スナイパーライフル!!!」
リオ「蒼龍・大海嘯!!!」
ルリシア「プロトコル・翠槍分離・解!!!!!」
それぞれの技が歯車に向かって放たれる。
歯車の一部に段々とヒビが入っている。
リオ「雀!これって間に合いそう!?」
雀「最悪3個破壊すれば問題無い!このままいけば間に合う!!!」
雀の炎のレーザーやリオの巨大な水流、パルスの弾丸やルリシアの槍と短剣が絶え間なく炸裂し、
バキィィィンッッッッ!!!!!!!!
歯車が2つ同時に破壊された。
リオ「よっしゃあ!!!」
雀「このまま一気に行くぞ!!!!紅炎・幻想龍!!!!」
パルス「赤銃・ロケットランチャー!!!!」
ドゴオオォォォンッッッ!!!!!!
バキイイイィィィィンッッ!!!!!
3、4つ目の歯車も破壊される。
アンジュロの動きが止まった。
アンジュロ(ギアが壊された・・・!しかも4つも・・・!このままだと・・・!)
トキ「呑気に考え事してる場合か!?」
アンジュロ「なっ・・・!」
トキ「魔拳・神喰!!!!」
ズドオオオオォォォンッッッッ!!!!
アンジュロ(クソッ・・・!動きが止まっていた・・・!)
ルカ「紫電刀・閃!!!」
ピシャアアァァンッ!!!!
稲妻がアンジュロの身体を貫いた。
アンジュロ「やるしかない・・・!」
アンジュロが刀を天に掲げる。
カノン「何を・・・!」
アンジュロ「ギアフレア・ステージ1!!!!」
その瞬間、歯車の中心が白く光り始める。
雀「来る・・・!」
パルス「え!?」
その瞬間、白く光る歯車からレーザーが3本射出された。
チュドオオオォォォォンッッッッ!!!
ドゴオオオォォォォォォォンッッッッ!!!!!!
着弾すると大きな爆発が起き、カノン達を吹き飛ばした。
カノン「うっ・・・みんな大丈夫!?」
ルカ「こっちはなんとか・・・!」
アンジュロ「他人の心配をしている場合!?」
カノン&ルカ「!?」
硝煙の中からアンジュロが現れ、互いに不意打ちを食らう。
カノン「赤劍ッ・・・!」
ルカ「紫電刀・・・!」
アンジュロ「解放・空虚!!!」
ザシュッッッ!!!!!
ズシャアアアァァァッッッッ!!!!
2人同時に斬られ、姿勢を崩す。
再び管理人が刀を構える。
トキ「俺のことも忘れてねぇよな!?」
ドオオオォォォンッッ!!!
トキが拳を撃ち込むが、刀で防御される。
トキ「今だッ!!!!」
ルカ(今出来る最大火力の攻撃・・・!!)
「紫電刀・電磁世界ッッッ!!!!」
ピシャアアァァンッッッッ!!!ドゴオオオォォォォォンッッッッ!!!!!
ドサァッッ!!!!
吹き飛ばされた管理人が倒れたかと思うと、すぐに立ち上がり、口を開く。
アンジュロ「君達・・・中々やるね・・・名前は?」
カノン「・・・カノン。」
トキ「お前に名乗る名前なんて無い!!!!!」
ルカ「ルカですけど、覚える必要は無いですよ?」
アンジュロ「それはこっちのセリフかな?」
カノン「え・・・?」
アンジュロ「ステージ2・ギア再起動!!!!」
アンジュロの周りに再び7つの歯車が出現する。
しかも、さっきの歯車が白かったのに対し、この歯車は青がかっている。
アンジュロ「覚えて帰れると良いね、私の名前。」
続く
きなです。年末年始休んでてすいません。今日からまたいつも通り再開する予定ですので。




