弔い①
???「とは言っても・・・流石にアレ全員と対峙するのは面倒臭い・・・あれするか」
「烙印・虚像分身・・・」
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管理人の再来を待つカノン達。
次第に空は曇り始め、風が吹き荒れるようになってきた。
カノン「・・・なんとなく、もうそろそろな気がする・・・」
雀「天候が物語ってるな・・・」
トキ「・・・勝ち目はあるのか・・・?」
リオ「正直、全員で襲いかかってギリ・・・くらいじゃない?」
雀「それでも一瞬の判断ミスで全滅しかねん・・・」
ルリシア「・・・」
パルス「どう?何か感じる?」
ルリシアが遠くを見つめながら気配を探知する。
ルリシア「さっきの魔力がちかづいてくる・・・」
カノン「おでましかな・・・?」
ルリシア「・・・?」
雀「どうかしたか?」
ルリシア「・・・3人?」
その瞬間、
スドオオオオォォォンッッッ!!!!!!!!
雀「なんだ!?」
村の中に、3つの何かが空から降ってきた。
流星のような軌跡が宙に残っている。
カノン「えぇ・・・?」
雀「恐らく分身だ・・・全員やらないと本体を叩けない!!」
リオ「別れて戦えってことね!?」
雀「そういうことだ!行くぞリオ!!」
リオ「あいよっ!」
カノン「トキ!」
トキ「言われなくとも!」
カノン「ファリスは隠れてて!」
ファリス「・・・(コクリ)」
パルス「ルリシア!ルカ君!行くよ!」
ルカ「はいッ!」
ルリシア「りょうかい!」
雀「居た!」
リオ「早速発見ッ!」
分身は赤黒い影のような物に覆われており、本体と同じように刀を持っている。
こちらを視認するなり、凄まじい速さで迫って来た。
雀「紅炎・バイトフレア!!!!!!!」
リオ「蒼龍・貫流!!!」
ドオオォォンッッ!!!
雀の炎を喰らいながらも、速度を変えず突っ込んでくる。
ザシュッ!!!!
リオの斬撃も命中するが、それでも止まらない。
ズシャアアァァッッ!!!!
雀「うっ・・・!」
雀の腕が斬られる。
続いて刀が首付近に移動した。
雀(本体に負けないくらい速い・・・!)
ブオンッッッ!!!!
身体を反らせ、ギリギリの所で回避する。
しかし、絶え間なく次の攻撃が来る。
リオ「ハァッ!!!!」
スパアアァァンッッッ!!!!
リオの一撃が刀に命中し、軌道を変える。
リオ(雀・・・!)
雀「紅炎・サンライズ!!!!」
ボオオオォォンッッッl!!!!!!
至近距離での炎の爆発が起きた。
分身体が後ろに下がる。
雀「リオは"それ"を使った方が良いかもね・・・」
リオ「これあんま好きじゃないんだけど・・・まぁいいか・・・」
リオの手には、鋼鉄で出来た鞭が握られている。
雀「紅炎・プライドフレア!!!!!」
ドオオオオオオォォンッッッ!!!!!!!
分身体の足元が爆発するが、効いている様子は無い。
リオ(近距離で抑えて、雀の攻撃チャンスを作る・・・!)
「オラァッッ!!!!!」
バアアアァァァンッッッ!!!!!!
スパアアァンッッッ!!!
分身体「封印斬・輪舞」
リオ「!?」
ガアアアァァァンッッッ!!!!!!!
ガキイイイィィィンッッ!!
リオ(分身体なのに技も使えるのか・・・!)
雀「紅炎・幻想龍!!!」
雀が炎龍を召喚する。
雀「メガ・フレア!!!!!」
ズドオオオォォォォンッッッ!!!!!!!!!!
龍の口から炎のレーザーが射出され、それが地面で大爆発を起こした。
リオ(若干私も巻き込まれたけど・・・そんなこと言ってる場合じゃ・・・)
分身体「封印斬・天擂」
ザシュッッ!!!!!!!
リオ(コイツ・・・!)
雀(さっきのを受けてまだ動けるのか・・・!?ならもう一度!)
「メガ・フレアッッ!!!!!」
再び龍の口に炎が集まる。
しかし、
ダッ!!!!
リオ「なッ・・・!」
分身体がリオの横を通り抜け、雀に向かって攻撃を繰り出した。
リオ「雀ッッッl!!」
雀(技がまだ撃てないのに・・・!)
分身体「封印斬・泣別」
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カノン「赤劍・円斬!!!」
ガキイイイィィィンッッッッッ!!!!
トキ「魔拳・一閃!!!!」
ドォンッッッ!!!
分身体が刀で拳を防ぐ。
刀がギチギチと音を立てる。
トキ「その程度か!?」
分身体「封印斬・爆烈」
ドドドドドオォンッ!!!!
トキ「グッ!!!!」
複数回の爆発を食らい、拳から血が流れる。
トキ(思い出せ・・・!訓練の時に雀から言われたこと・・・!!)
雀「いいかトキ、トキは相手を殴る時、どうやって殴ってる?」
トキ「どうって・・・普通に全身に魔力込めて殴ってるが・・・」
雀「ダメだな。」
トキ「ダメなことは無いだろ・・・」
雀「相手を殴る瞬間に、全ての魔力を拳に集中させるイメージで殴るといいよ」
トキ「咄嗟に出来そうに無いな・・・」
雀「まぁすぐには出来なくても大丈夫。ただ、頭の片隅に置いといて欲しいかな?」
「それと、守る時も一緒。腕に魔力を込めてガードすれば、最小限のダメージで済むよ。」
トキ「なるほど・・・覚えとかないとな・・・」
トキ(そうだ・・・!全魔力を拳に・・・!)
カノン「赤劍・ブレイド!!!!」
キイイイィィィンッッッ!!!!!!
カノンのブレイドが刀に命中する。
分身体「封印斬・・・」
トキ「させるかッ!!!!」
(いける!!!)
トキの拳に魔力が籠もり、赤く光る。
カノン「トキッ!!!!!」
トキ「魔拳・究極剛拳!!!!!!」
ドゴオオオオオオォォォォンッッッ!!!!!!!!!
凄まじい音を立て、分身体が数メートル吹き飛んだ。
カノン(凄い・・・!あんな威力が出せるなんて・・・!)
トキ「ハァ・・・ハァ・・・」
数秒の後、分身体が立ち上がり、再び刀を構える。
カノン「トキ?」
トキ「あぁ、問題無いッ!!!」
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ザッザッザッザッザッザッ・・・
ルリシア「どこだ・・・!?」
パルス「あれ!?この辺りだったはず・・・」
ルカ「どこかに潜んでいるかもしれません・・・くれぐれも気を付けて・・・!」
一度立ち止まり、辺りを見渡す。
一見すると、何も居ないように見える。しかし・・・
ルリシア「・・・いる・・・?」
ルカ「ほんの僅かですが・・・魔力を感じます・・・!」
パルス「不意打ち貰うとマズいか・・・」
ルカ(来るとしたら、やはり背後から来るはず・・・なら・・・!)
その時、
分身体「封印斬・邂逅」
パルス「出た!!!」
ルカの背後から分身体が姿を現わし、ルカに向かって走ってくる。
ルカ「やっぱり・・・!」
ルリシア「あぶない!!!」
ルカの刃が触れる。
その瞬間、
バチイイイイィィィィンッッッ!!!!!!!!!!
パルス「えっ!?」
激しい雷と共に、分身体が大きく仰け反った。
ルカ「最近気付いたんですよ・・・これ・・・!」
ルリシア「どうなって・・・?」
分身体「封印斬・天擂」
分身体が再び技を繰り出す。
ルカ「刀で負ける訳にはいかない・・・!紫電刀・閃!!!」
ガキイイィィィンッッッッ!!!!
ピシャアアアアァァァァンッッッ!!!!
ルカが分身体を斬り、そのまますれ違う。
ルカ「まずはこれで・・・ゴフッ・・・!」
口から血が零れる。
先程の一瞬で、ルカの腹も斬られていた。
分身体のダメージを負った箇所がみるみる治っていく。
ルリシア「プロトコル・翠槍!!!」
パルス「赤銃・マグナム!!!!」
ブオンッ!!!!
分身体が翠槍を避ける。
しかし避けた先には、パルスの弾丸が飛んできていた。
ガアアアァンッッッ!!!!!
銃弾が刀に命中し、刀にヒビが入った。
パルス(チャンス・・・!)
「ルリシア!!!!」
ルリシア「プロトコル・翠槍分離!!!」
翠槍が分解され、大量の短剣になる。
そしてそれらは、素早く分身体を切り刻んだ。
分身体「封印斬・牙龍」
その時、分身体の刀から龍のようなオーラが出現し、それが分身体の周りを覆い尽くし、短剣を破壊した。
ルカ(まだ動ける・・・!)
「紫電刀・舞!!!」
一気に距離を詰め、連撃を叩き込もうとする。
しかし、龍のオーラが目の前に迫る。
ルカ「うおおおッッ!!!!」
ズシャアアァァッッ!!!!
雷が龍のオーラを切り裂いた。
しかし、すぐに繋がり再生する。
ルカ(完全に再生する前に距離を詰め切れ!!!!)
再び地面を蹴り、刀を構えた。
その時、再生した龍のオーラが2つに別れ、そのうちの1つがパルスの元へ飛んで行く。
ルリシア「・・・プロトコル・翠重盾!!!」
ルリシアが盾を出現させ攻撃を止めようとするが、素早く畝りそれを避ける。
パルス「赤銃・ショットガン・・・!」
バァンッッ!!!!!
発砲が間に合ったが、銃弾は龍のオーラをすり抜けた。
グシャアアァッ!!!!!
パルス「がはっ・・・!」
オーラがパルスの腹を貫通し、風穴を空けた。
続く
きなです。年末年始は投稿頻度落とします。
予約投稿した分だけになりそうです。




