蒼龍と爆炎
カノン(2人とも僕よりも明らかに強い魔人・・・!どんな戦いになるんだろう・・・!)
ルカ「・・・カノンさんは、どちらが勝つと思いますか?」
カノン「んーとね・・・わっかんない!」
ルカ「えぇ・・・?」
カノン「どっちもめちゃくちゃ強いから、少なくとも良い勝負にはなると思うよ!」
ルカ「そんなに強いんですか?あの2人・・・」
カノン「ざっと僕の6倍くらいは。」
ルカ(それはおかしくない!?)
リオ「召喚・蒼龍・・・」
雀「いつでもどうぞ?」
リオ「それじゃあ・・・行きますか!蒼龍・フラッド!」
ドオオオォォォォ・・・
凄まじい威力の水が雀に向かって流れて来る。
雀「紅炎・破炎帝」
それに対抗するように雀の周りには炎の衝撃波が発生し、リオの水が全て蒸発した。
リオ「まぁこうなるよね・・・」
雀「確かリオは近接勝負が苦手なんだろ?」
リオ「なぜそれを知って・・・!?」
雀「いや普通にそんなバカデカい龍連れてるんだからさ、近距離だと龍の攻撃当たらなくない?」
リオ「確かに・・・!」
雀「まぁ今回は公平に、遠距離勝負を行こうか。」
リオ「そうだね・・・!蒼龍・奔流!!!!!」
雀の周りに幾つもの渦が発生し、そこから水勢い良く溢れ出してくる。
バシャアアァァァン!!!!ドゴォォォォォォ・・・
雀(すごい密度の攻撃だな・・・水とはいえ、勢いが強すぎて巻き込まれたらかなりマズい・・・)
リオ「蒼龍・貫流!!!!!!」
龍の周りに出現した水の刃が、雀に向かってまっすぐ飛んでいく。
雀(まずはさっきの奔流の範囲から脱出しないと・・・!ってマジか!)
雀の周りに大量発生し、視界を遮っている水流から、貫流による水の刃が飛んでくる。
ズアアァァァンッッ!!!!!
雀「ッ・・・!?」
間一髪でかわし、なんとか点数を死守した。
雀(この水どかした方が速いか・・・)
「紅炎・太陽!!!」
突如、雀の真上に巨大な炎の塊が出現し、それがそのまま真下に落下した。
ドオオオオォォォォンッッッッ!!!!!
ルカ「自滅・・・!?」
カノン「炎を吸収出来る人だから、自分も回復しつつ周りの水を全て蒸発させたんだろうね。」
ルカ(よく分からないけどすごいな・・・)
雀「そろそろ反撃するか・・・紅炎・インフェルノ!!!!」
雀の手から出た炎がリオに向かって突き進む。
リオ「蒼龍・水星!!!」
リオも負けじと水の塊を生成し、雀の技を相殺する。
その隙に雀は、リオとの距離を若干詰める。
雀「紅炎・呑火!」
リオ「なんか近くない・・・!?わあああああ!!!!!!
リオは炎の渦に呑み込まれ、地面に叩きつけられた。
ルリシア「す・・・すずめさんに1点!」
リオ「雀ー!?遠距離勝負しようって言ったじゃん!」
雀「あのまま技撃ってても埒が開かないし・・・ね?」
リオ「えっずる。」
雀「とにかく第2ラウンド行くよ?」
リオ「はいはい・・・蒼龍・奔流!!!!」
再び、雀の周りを大量の水が包み込む。
雀(またこれか・・・強行突破はしたくないし・・・)
リオ「蒼龍・チェイン!!」
闘技場内に4つの水柱が生み出され、それが雀に向かって移動している。
雀「紅炎・炎舞鎮!」
雀が自身に防御壁を貼る。
ドオオオォォォォ・・・!!!!
水流が雀に直撃する。
しかし、雀はほとんどダメージを食らわなかった。
雀(やっぱ便利だな。これ。)
リオ(防御技かよ・・・めんどくさいなぁ・・・!!)
雀「じゃあ次は私の番で。紅炎・幻想龍」
雀の後ろから炎の龍が出現する。
リオ「ならばこっちも・・・!!蒼龍・アナザーレイン!!!」
雀「幻想龍・プライドフレア」
数多の鋭い雨が炎の龍を貫くが、それでも龍は消えずに、技の発動準備をしている。
リオ「・・・蒼龍・貫流・・・」
雀「もう遅い!」
ボオオオオオォォォォォ!!!!!!!
龍の口から炎のレーザーが発射され、リオのいる地点で大爆発を起こした。
リオ「あああああああああぁぁぁぁぁぁぁぁ・・・」
ルリシア「すずめさんに1点・・・」
カノン「・・・」
ルカ「良い勝負・・・ですかね?」
カノン「まぁ・・・水は炎に属性不利だし?」
ルカ「そういうのあるんですか?」
カノン「無い。」
ルカ(なんなんだこの人は・・・)
雀「・・・これ・・・面白くないな。」
リオ「2回私を炙っておいて言うセリフがそれか!?!?」
雀「うん。」
リオ「うん。じゃねーよ!!!!」
ルリシア「・・・もっかいする?」
リオ「するー!って言いたいとこなんだけど・・・雀の魔力の性質上、こっからどうやっても勝てないんだよね・・・」
ルリシア「そうなの?」
雀「私の魔力は、炎に触れた魔人の魔力を大量に吸収出来るってのだからね。」
リオ「だから今雀には私の攻撃なんて全く効かないし、でも雀は最初より断然強くなってるっていうね」
雀「我ながら凄いよね。コレ。」
リオ「私も管理人になれば良かったかな・・・?」
ルリシア「じゃあこれで終わりにする?」
雀「そうするか。それじゃあここからは・・・」
リオ「ストーーーーーップ!!!」
雀「おぉどうした急に。」
リオ「どうせなら勝負付けたい!!!だからもっかいだけお願い!!!!!!」
雀「結局やりたいのかやめたいのかどっちなのよ・・・」
リオ「やる!どうせ負けるけど!」
雀「メンタルがウザいな・・・」
ルリシア「それじゃあ・・・始めるよ~!」
リオと雀が距離を取る。
雀「あっさり勝ってやりたい。」
リオ「負けるものか・・・!負けそうだけど・・・」
雀「紅炎・太陽。」
雀が巨大な炎の塊を出現させ、
リオ「蒼龍・海嘯!!!」
リオがそれを覆い隠すような巨大な波を出現させた。
赤と青がぶつかり合う。
ドゴオオオオオォォォォンッッッッッッ!!!!!!!
そしてそれらは、空中で大爆発を起こした。
リオ「まだまだ!蒼龍・突流!!!」
雀「・・・!?」
龍「グオオオオオォォォォ!!!!!」
龍が咆哮を上げながら、雀にむかって突進を繰り出す。
雀「紅炎・炎舞鎮・・・!」
リオ「蒼龍・貫龍!!」
パリィィィィン・・・!
そう言うと、龍は動きを止め、水の刃でバリアを破壊した。
リオ「どりゃあああああ!!!!!」
ドゴオオオオォォォンッッ!!!!!!
そして、龍の突進は雀に命中し、そのままの勢いで空に舞い上がった。
雀「クッソ・・・離せ・・・!」
そして龍は地面に向かって急降下していく。
雀「嘘だろオイ・・・!流石に無いよな!?」
バシャアアアアアァァァァァァァァァン!!!!
龍はそのまま地面に激突し、水となって消えた。
雀は地面に横たわっている。
ルリシア「リオさんに1点!」
ルカ「なんだ・・・アレ・・・」
カノン「やっぱどっちも化け物だったね・・・」
雀「痛い・・・骨いかれた・・・」
リオ「もう無理・・・疲れた・・・」
ドサッ
リオが地面に倒れる。
カノン「大丈夫ー!?」
カノンとルカ、ルリシアが2人のもとに集まる。
雀「ちょっと・・・いや、かなり痛い・・・」
ルカ「完全に骨折れてますね・・・」
リオ「まりょく・・・つかいすぎたぁ・・・」
カノン「なんだ、リオは疲れてるだけか。」
リオ「まって冷たいって・・・」
ルカ「僕に任せて下さい。紫電刀・癒!」
すると、雀の傷がみるみるうちに治っていく。
雀「あれ・・・全然痛くない・・・すごぉ・・・」
ルカ「僕の雷で、雀さんの骨を一時的に繋げました。もう普通に活動出来ると思います!」
カノン「どうやってるの・・・それ?」
ルカ「なんか・・・生まれつき出来るやつで・・・」
リオ「それ・・・わたしにもやってぇ・・・」
ルカ「魔力の枯渇はどうしようもないです・・・回復を待つか、誰かから貰って下さい。」
リオ「すずめぇ・・・まりょくよこせぇ・・・」
雀「やだよ。」
おーいみんなーーー!!!!
カノン「この声は!」
パルス「みんなこんなところに居たんだ!!」
ルリシア「ひさしぶりー!」
雀「身体は治ったのか?」
パルス「もうバッチリ!」
ルカ「この人どなたです・・・?(小声)」
カノン「えっとね・・・」
パルス「・・・ん?どこの男の子はだれ?」
ルカ「あっ・・・えと・・・」
雀「この子はルカ。ハウスの生き残りの1人だ。今はこうやって連れまわしてる。」
パルス「連れまわすって・・・まぁいいや!よろしくね!ルカ君!」
ルカ「あっ・・・はい!」
カノン「てか、なんでパルスは僕らがここにいるの知ってたの?」
パルス「あー、起きてから取りあえずみんなと合流しようと思って、なんとなく街まで行ったらさ、なんか闘技場跡の方からすごい音がするって話題になってて、それで見てみたらでっかい龍が見えたものだから来てみた訳ですよ!」
雀「これ見られてたのか・・・」
リオ「そりゃあれだけ激しく戦ってたらそうなるよね・・・ほわぁぁ・・・」
ルリシア「リオおねーちゃんが溶けた!!」
カノン「喋ったことでより疲れてる・・・」
雀「そういえば、トキは?」
パルス「トキ兄はなんか寝てたよ。直に起きると思うけど。」
カノン「なるほど・・・それで・・・ここからは何をするの?」
雀「ここからは個別に訓練でもしようかなって思ってる。」
「色々と言いたいこともあるし。」
パルス「あ、これ訓練してたんだ・・・」
雀「実践っていうことにして喧嘩してた。」
カノン「喧嘩ではないけどね?」
雀「それじゃ言いたいことなんだけど・・・まずカノン。」
カノン「はい!」
雀「脳筋過ぎる。命大事にしてくれ。」
カノン「えぇ!?」
雀「明らかに攻撃準備してる奴に突っ込んでいくのやめなさい。」
カノン「はーい・・・」
雀「技の威力は十分だから・・・じゃあ次はルリシア。」
ルリシア「はい!」
雀「戦い方とかは文句ないから、ひたすら技の練度上げれば強くなれるよ。」
ルリシア「やったー!」
カノン「ズルいな・・・」
雀「次、パルス。」
パルス「あぁ・・・はい!」
雀「ひとつ聞きたいんだけどさ、」
パルス「何?」
雀「パルスって技何種類ある?」
パルス「えっと・・・いつも使うのは赤銃・ピストルで・・・あとは・・・」
雀「・・・」
パルス「・・・」
カノン「無いでしょ。」
パルス「無いです。」
雀「技増やそうな。」
パルス「はい・・・」
雀「リオは置いといて・・・最後にルカ!」
ルカ「はい!」
リオ「へ?」
雀「技も戦い方も申し分ない。ただ、カウンター技はここぞ!という時以外使わない方がいい。」
ルカ「なるほど・・・」
雀「上手く使えば格上相手でも十分戦える。だけど、それで仕留めきれなかった場合、反動でもっと不利になるから。そこだけ気を付けて。」
ルカ「分かりました!」
雀「よし!それじゃあ個別に訓練開始!適当に頑張れ!」
5人(・・・何すればいいんだよ・・・!)
続く
きなです。あぁ4000文字!!!!!!!!!!!!!!
指の骨がポキポキ鳴ってます。




