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#01 入学

僕!  影野 湊は 今日より高校1年生です。僕は親の都合で田舎から東京に引っ越してきたため、地元の人は一人もいない!

中学では、よくいる典型的な陰キャを遂行していたが、、

高校生になったからには、高い高い陽キャへの壁をよじ登り、

笑いあり涙ありの最高の高校生ライフを送る予定、、、、、だったのだが、、今、僕は先ほどようやく入学式が終わったばかりだというのに、すでに完成してしまっている複数のグループに入り損ねていた。

 「これが現実か」。と小さくつぶやきながらも、話しかけやすそうな人がいないかとあたりをそっと見渡す。まだグループになっていないのが何人かいたが、、席が遠いし、怖い顔してたり、美人すぎたりと、、、

話しかけずラサMAXの人たちしかおらず、すでに詰みであった。

しかし、美人だなぁあの人 さすが都会。あのような人種は時間がたつにつれてみんなが魅力にきずいていき、いつの間にかクラスの中心にいたりするんだよな。うらやましい。

 「ハァーア」 絶望のあまりため息を漏らしてしまった。

これからの学校生活が不安でいっぱいになった。

授業でグループを作る時も 周りの人に嫌な顔されながら入ったり、

修学旅行の班は申しわけなさで休んでしまったり、

卒業アルバムには、集合写真以外には映っていなかったり、

ああ神よ。孤独な我をすくいたまえ。なんて都合のいいことあるわけないんだ、でおくれた僕が悪いん、、だ、、、も、の?

「やっと反応してくれた! 君名前なんて言うの?」

俺の目の前にはまさしく微笑みをくれる女神がいた。

さっきから声をかけてくれていたみたいだったが、僕は自分の世界に入ってしまっていたみたいだ。

「湊、、影野湊です よろしく」うまく言えたはず。よろしくとかすこしなれなれしかったかな、

きもいと思わてしまってはないだろうか。

「こちらこそよろしく!えっと、、なんて呼べばいいかな?」

「なんでもいい」

「じゃー、湊君で!」

斜め45度耳掛あざーーっす。ぜひともお兄ちゃんと呼んでくれ。流石都会!こんなかわいい子がいるんだな学校二人も。











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