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この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。
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この連載作品は未完結のまま約2年以上の間、更新されていません。
今後、次話投稿されない可能性が極めて高いです。予めご了承下さい。

紫の騎士の黙示録~死にぞこないから始まる物語~

作者:たくぞー
 鮮血の海に沈むアクス・フォードは、死の直前に声を聞く。

「……アタシを守って」

 それが死霊術師の少女ユロ・アローとの出会いであった。

 一度死したアクスはユロの死霊術により蘇る。しかも通常ではあり得ない、生前の記憶と人格を備えて。

 アクスは死を体験したことにより、無意味に死に逝く虚しさ・悔しさ・情けなさに気付き、自身が生きた証を残したいと考える。しかし、彼には何もなかった。だから、手っ取り早くユロの願いに乗っかって、自分も何かを成し遂げたいという思いに至り、彼女の願いを叶えるべく行動を共にすることとなる。

 そのユロの願いは、二年前に殺された妹同然のイリメラとシシリーを、アクスと同じように人格と意識を備えた、完全な形で蘇生させることであった。完全な形の死者蘇生の手掛かりを求めて、二人は大陸鉄道に乗り込み、大陸政府の主央都アーサーベルへと向かう。

 だが、そこには様々な思惑を抱えた勢力が、見えない手に導かれるように集まり、二人に複雑に関わっていくのであった。

 二十七番遺跡から出土した聖櫃を、大陸政府軍から奪取しようと目論むロンベルク聖教ロア・パブリック教会の面々であったり。

 聖櫃を用い、人為的な神もしくは人工の天使を創造しようとする秘教を奉ずる混沌教団の男であったり。

 ユロを暗殺しようと画策するロンベルク聖教イーア・メノス教会所属の二人組であったり。

 二人はその中で、お互いを一蓮托生な信じられる存在であると気付いていく。そして傷付き、辿り着いた果てに、アクスはなぜ自分だけが意識や人格を備え、蘇生したのか。死霊術の隠された真実を知ることになる。
第一話「遠い記憶」
2023/03/02 14:44
第八話「襲撃者」
2023/03/02 21:01
第三十七話「忘れない」
2023/03/08 09:01
第三十八話「聖櫃解呪」
2023/03/08 14:01
第四十話「合聖神化」
2023/03/08 22:06
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