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ほのぼのなひととき

初投稿なので短くできましたー。

人々は考えた。

勇者に倒された魔王は本当にこの世界から消えたのだろうか?


かつてこの世界を蹂躙していた邪神は初代勇者に倒され、何処へ消えたのだろうか?



人々を永遠に守るためと命を捧げて強力な結界を国中に張った初代勇者は実は、今だに何処かで生きながらえているのではないか?


人々が崇拝する女神は何処にいるのか?
























ーーーーーーーー全員コタツでくつろいでいた。



「なぁ魔王、トランプしねぇか?」


魔王は手元にある『ドキドキ!二度目の人生謳歌ゲーム!』から駒やお金を取り出しながら正面からこちらを見ている邪神に聞き返した。


「さっきは『第二の人生謳歌してやる!』とか言ってませんでした?」


「いやだって、そこの二人が格ゲーやりだしたからさ、絶対一緒に遊んでくれそうにないでしよ?」


「ああ、なるほど。」


左右を見ると、初代勇者と女神が、魔王には馴染みの薄いゲーム機とやらで遊んでいる。


「オラオラ今度こそぶちのめしてやるぞ女神ィィィイイイ!!!」


「勇者ごときが調子に乗るんじゃないですよぉぉおおお!!!」


・・・ボードゲームと違い、こっちのゲームはこうも人を変えるのか。あと、女神も。まあ、二人が楽しんでいるのなら文句はつけないが。


「ちょw女神wwそれバグ技wwww」


初代勇者は笑顔ながらも眉間にしわを寄せ、


「はいはいそんなのただの言いがかりですぅー。勇者のくせしてみっともないですねぇー。」


女神は上機嫌に言い返す。


(慈悲深い女神がこうも暴言吐くようになるとはゲームとは実はとんでもない代物なのでは・・・)


魔王がそう考えていると邪神が「なあ、魔王、早くトランプ用意してくれ。」と、せがってきた。



読んでいただきありがとうございました。

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