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◇ペッカータム

先週は熱が出て休んでました。

今は治ったので問題ないです!


では、本編へどうぞ



「はぁはぁ・・・・・・ッ!」

「いい加減戦うのをやめて楽になればいいのに」

「するわけないよ・・・!」

「バカみたい・・・」


相手は息が切れ始めている私のことを見て呆れたような目と声色で告げてきた。私はフードを上げて何かの仮面をつけている彼女のことを睨みながら返す。


彼女はより一層呆れたような声を出して、私に向かって距離を詰めてくる。私はバックステップで距離をとりながら魔法を打って応戦する。


彼女は刀を握っている左腕を横薙ぎに振って私の魔法を斬ってくる。斬ったあと、彼女の刀はより深い紫色の光を放つ。

私はそれを見て今度は真正面と背中に向けて魔法を打つ。


「馬鹿の一つ覚えみたい・・・・・・。そんなんじゃ、私にとって無意味・・・」


彼女は迫ってくる2つの魔法を見切って真っ直ぐ上に飛んだ。それによって私が打った魔法はお互いに干渉して霧散してしまう。彼女は体を回してから刀を右薙で振ってくる。私は体を後ろに逸らして当たるギリギリでかわす。


「当たらないかぁ・・・ざーんねん」


な、なにが当たらないだよ!?前髪何本か切れたよ!?


「まだ私とやるの?貴方じゃ私には勝てない」

「そんなの決まってない!」


私は火の槍を作って彼女に向けてとばす。すると、彼女はその槍に対して何故か空いてる右手を上にあげた。そして、私がしたのと同じように水の槍を作って相殺させた。


「あなただけの専売特許じゃないから。ね、北欧の愛し子?」

「えっ・・・!?な、なんでそれを・・・!?何者・・・なの・・・・・・?」

「教えてもいいけどそれは・・・冥土の土産になるかもしれないよッ!」


彼女は刀を私に向けて投げてきた。私はそれを見て驚きつつも右に移動してかわす。そして彼女がいたところを見る。けれど、やっぱり彼女はそこにいなかった。


私は咄嗟に、自身を守るため攻撃されると勝手に反射する壁を作る。すると、それを作ったすぐのタイミングで後ろの壁が反応した。私はその音を聞いて振り返る。けど、いない。


「ハズレ。そっちは誘導させるための魔法」

「か・・・・はっ・・・!?」


私は脇腹に重い痛みを感じた。痛みに耐えながら右目を開けると、回し蹴りで私の横腹に蹴りを入れ込んでいた彼女がいた。私はそれを見て横に吹っ飛ばされる。私は痛みに耐えながら魔法で速度を落とし、なんとか足をつけて立ち上がる。


「まだやれるんだ」

「当たり前・・・・だよ・・・!」


私は彼女のことを睨んで言う。彼女はいつの間にか刀を拾っていた。なぜか彼女はその刀を右腰の鞘に収めた。


「なんのつもりなの!?情でもかけたつもり!?」

「そんなんじゃない。ただ、私“達”のことに関してヒントをあげようかなって思っただけ」

「私・・・・・・“達”・・・?」


私はその言葉に引っかかりを覚えた。彼女だけなら達なんて言葉は使わないし、ここじゃないどこかみたいな言い方も気になった。


「まぁ、ヒントあげたあとはまた襲うけど」

「ッ・・・」

「ちなみにあなたの予想は?私“達”のことはなんだと思ってるわけ?」

「過去の神話で悪として描かれる神の愛し子・・・」


彼女はどこからか取り出したコインを指で上に弾いて、落ちてくるコインを掴み取りながら答えた。


「・・・当たらずとも遠からず」

「つまり・・・神の子じゃない・・・?」


彼女はコインを右手で弄りながら顔をしかめた。そして、私のことを睨むような目で私のことを見てくる。


「私達が神の子なんて・・・有り得ない。アイツらと間違われるなんて・・・・・・不愉快」

「じゃあ・・・何者なの・・・・・・」

「あなた達の敵対者。神々から見ても私達は滅すべき者の子」

「神の・・・嫌われ者・・・?神話内で・・・?」


誰?そんな者が神話内にいた?神全体で滅すべき者になる対象・・・。ただただ嫌われているなら私の北欧内にもいる。けど、神全体になると・・・・・・。


「でもまぁ、最も嫌うのは神に仕える子だろうけど」

「え?」

「それじゃあ、続き」


すると、彼女は私に考える隙も与えずに氷の槍を作って私に向けて放ってきた。それと同時に彼女自身も私に近づいてくる。


私は咄嗟に魔法で地面から火を立てて、彼女の進行方向に炎の壁を作る。私はホッと安堵の息を吐いたけど、すぐに顔を防ぐように腕を前に出す。なぜなら、彼女は炎の壁をものともせずに突き抜けてきたから。


彼女は私に刀を振ってくる。私は腕を斬られる痛みに耐えながら彼女に向けてノックバックに特化させた魔法を放つ。彼女はそれによって私との距離が強引に離される。


「ハァハァ・・・!考える時間くらいちょうだいよ・・・・・・!」

「・・・なんで?敵であるのにゆっくり考えさせるわけない」

「うぐっ!?」


彼女は私に、何を言ってるのみたいな顔で見て、縮地によって距離を一瞬で詰められて懐に入られれた。私は離れようと懐に入れていた小さいナイフを取り出したけど、取り出した瞬間に弾き飛ばされた。


「ッ!」

「それじゃあね、神の愛し子」


彼女は、私が弾き飛ばされたナイフのことで動揺していると私の体に刀を突き刺した。


「グフッ・・・あれ・・・?・・・・・・血・・・?」


それに意識もボヤけて・・・。彼女が何か言ってるけど何も聞き取れない。











私は他の神の愛し子の悲鳴を聞きながら彼女の体からこの妖刀を引っこ抜く。そうして、刀の剣先を地面に向けて振り払い、刀についた血を切る。


すると、後ろから風を切ってくる音が聞こえたので刀を振り回して風を切ってくる何かに当てる。そこにあったのは槍。


「君がやったの?アーシャを」


投げてきた先にいたのはギリシャの愛し子。


「そうだけど・・・なにか?ギリシャの愛し子」

「だったら君をここで・・・捕まえる!」

「“殺す”じゃないんだね。まぁ、いいけど」


私は連戦になるけどそこまで体力は持ってかれてないから問題ない。


「そこの2人はやるの?」

「2人はアーシャのところでアーシャを回復させておいて。ここは僕がやるから」


彼がそういうとあの2人は私の横を通り抜けて彼女の元へと向かった。


「いいの?見逃すようだけど」

「別に?だって、いつでもやれる範囲にいるんだから。それに本当だったら私は貴方達と殺り合う必要なんてないんだし」

「帰す気はないよ」

「でしょ?だから私は軽くいなそうと思うわけ」


私はさっさと魔界に戻って情報を纏めたいから一番得意な方法をとる。私は自身に魔法をかけて空に飛び上がる。彼も風を使って私と同じように空に上がってくる。


「それじゃあ、私は長くいるつもりはないから」

「逃がさないからね」


私達はお互いの武器に手をかけて一気に距離をつめる。お互いの剣先があたり火花を散らす。私は通り過ぎてから向き直り、また距離を詰める。今度は上から叩きつけるようにして刀を振り下ろす。


彼は槍の柄の部分で受け止めた。私はそのまま槍ごと彼を地面にまで落とす。私は落とした瞬間に離れる。落とした場所を中心に砂埃が舞ったため、私はそれに紛れて魔界へのゲートを開いてすぐに入ってこの場から立ち去った。


本日も数あるWeb小説の中から私の作品を読んでくれてありがとうございます!これからも週2投稿を掲げて頑張っていきますので応援のほどよろしくお願いします!




よろしければ是非、下の評価マークを☆☆☆☆☆➞★★★★★にしてください!




では次回の話しでお会いしましょう!

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