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◇神からの説明

国家資格の勉強って難しいですね・・・・・・。

皆さんは学生時代に何かの資格の勉強ってしてましたか?

はたまた青春に全振りですか?

私は後悔しないようにしたいですね!


◆は神側の視点

◇は三人称視点or主人公以外の視点

何も無い場合は主人公の視点となりますのでよろしくお願いします!


それでは本編です!

ここは日本のとある一軒家。家というにはあまりにも大きいため屋敷といった方が正しいだろう。


さて、そんな屋敷に住む人物だがどうやら本日は朝から大慌のようだ。


「父さん、母さん!夢、見た!?」


慌ててリビングに入ってきたのは20代後半〜30代前半の男性。


どうやら夢で起きたことに関して両親も見たかの確認に来たようだ。


「見た」

「私も見たよ」

「となるとあの神が言ったように全員が見たようだね。・・・・・・あのこと本当だと、2人は思う?」


男性は両親も見たことを確認したため入ってきた時よりも大分落ち着いた。落ち着いた彼は両親に夢で言われたことが本当かどうか不安だったがために聞く。


「少ししたら来ると言ってたんだ。それなら近いうちにそれが真実かどうか分かるよ」

「・・・・そうだけど」


彼の母親は現実主義者なのか彼の言葉をすっぱりときる。彼はその言葉に吃りながら肯定する。


「ところで楓菜さんは楓香の子守りをやってるのか?」

「そうだよ。楓菜も同様に見たって言ってたしそろそろ楓香を連れて来るんじゃない?」

「おはよー、ございます・・・・」


噂をすればなんとやら。話していた内容の本人・・・楓菜が楓香を抱いてリビングに入ってきた。赤子の子守りは疲れるようでとても疲れた表情と声色で入ってくる。


「やっぱり子守りは疲れるかい?」

「はい・・・・。うちの母親やお義母さんも含めそうですけど子の母親って偉大ですねぇ・・・」


楓菜は自分の子を育てることにより、子供を育てている親の苦労をシミジミと理解しているようだ。


「まぁ、神月くんがショートスリーパーだから結構助かってるんですけどね・・・」

「どうであれ僕もこの子の親だからね」


楓菜はそう言いながら楓香の頭を撫でている。その目はとても慈しんでいる。神月も同じような目をして2人のことを見ている。


すると、まるでタイミングを読んだかのように彼らの周辺に揺れが起こる。最初は軽い揺れだったため彼らはなんとなく揺れたかな?と感じた程度だった。すぐに強震がきてそれは勘違いだったと勘づかされた。


「じ、地震!?」

「緊急地震速報が鳴ってないからそんなことはない」

「それに・・・・・・どうやら柏葉さん達が気づいてないみたいだからこの部屋だけなんだろうね。この揺れは」


揺れが起こるとすぐに楓香を抱いていた楓菜が焦ったように声をあげたが、それを咄嗟に神月の父・・・・もとい、柊月が否定する。そこへ、落ち着いていた彼らが雇っている執事のトップが部屋へと尋ねてきてないことからこの部屋にしか揺れが起きていないことを一人頷きながら呟く。

そんな事を言っているうちに揺れは収まっていった。


「収まった・・・・・・?」


そう、玲子が呟いた。

しかし、収まったと思われた振動は部屋のある一点に集約された。それは家に置いてある、神様を祀るための小さな社・・・『神棚』。

そこへと揺れが集中したのか神棚はカタカタと音を鳴らした。


「神棚が・・・・揺れてる?」


神月が声に出したことに反応したのか神棚は先程の部屋が揺れていたとき以上の揺れを起こしガタガタガタと音をかき鳴らす。それと同時に神棚は光輝き始める。

神棚はより強く光り部屋全体を光で埋める。神月達はあまりの眩しさに目を閉じる。


次の瞬間、神月達が瞼を開けると神棚の揺れと光は収まっていたが神棚の前に地面から浮いて神々しい老人・・・もといゼウスが立っていた。ゼウスは鷲の模様と樫が描かれた服を纏い、右手にはゼウスが戦いの際に使用するケラウノスを持っている。左手には彼らのもう1人の赤子であろう子が抱かれている。


神月達4人はあまりの力の大きさになにもただ見ることしかできておらず、赤子である楓香はキョトンとゼウスのことを見つめている。

彼らが見ているとゼウスが声を発し始める。


「この赤子はソナタらの子であろう?」


ゼウスは抱いている赤子を一瞬見て、神月達の方へと向き直り問いかける。神月達は喋ることすら恐れ多いと思っているのか言葉は発さずただただ頷く。


「コヤツはワシが下界・・・・もとい人間界に降りた際に放置されていた。そちらには悪いとは思ったが少々過去のことを見させてもらった。裏付けが取れたためソナタらに夢で連絡を取らさせてもらったのだ」


ゼウスは浮いている状態からゆっくりと降りてきながら言う。ゼウスは言い終わると同時に床につき、神々しさを霧散させて少しでも神月達に負荷がかからないように配慮する。


「は、はい・・・・・・」


神月がどうにか返事を返す。しかし、やはり相手は神だと分かっているためかどうしても相手を敬う形になってしまう。


ゼウスは神月の言葉を聞き優しく微笑み、頷きながら左手に抱いていた赤子を神月にゆっくりと受け渡す。

神月は自分の息子であるその赤子をしっかりと抱く。


「神威!」


母親である楓菜が楓香を抱えた状態で、息子の名前を発しながら神月のところへと駆け寄っていく。

ゼウスは駆け寄ってくる楓菜のことを見ながら1歩下がる。

駆け寄った楓菜は「良かった・・・良かった・・・」と泣きながら呟いている。


「さて、こちらも本題に入らせてもらいたい」

「本題・・・?」

「そうじゃ。こちらも本来その赤子を拾うことはなかった」

「神が・・・・拾うだけの理由が孫にはあったということなんですか?」

「察しが良くて助かる。その赤子はソナタら人の子、人の身でありながら神が持つ力を持っておるのだ」

「「「「!?」」」」


神月達、大人達は自分の家族・・・もとい子供が神が持つ力を持っていることに驚き目を見開く。大人たちが驚いている間、双子の兄弟は我関せずといった風にキャッキャッと楽しんでいる。


「だからじゃないが、神威といったか?赤子が持つその力を制御するためにこちらの世界・・・・・・神の世界と下界・・・人間界を行き来出来るようにしてもらいたい」

「「「「!?」」」」


そういってゼウスは軽く頭を下げた。そのため、神月達は先程とは比にならないくらい驚いた。彼らでの神のイメージは“傲慢ではないが司祭などに伝達する”といったからだ。人々の前にあらわれることでさえ驚きなのにその上で頭をさげられるなんてことは彼らの中では有り得ないと思っていたからだ。


「・・・・・・もし、制御しなかったら・・・?」

「神の力が暴走して・・・必ず死ぬ。その際に一人か周りを巻き込むかの違いだけじゃ」

「そんな・・・・」


神月が頭を下げているゼウスに問いかけるとゼウスは頭を上げて答えた。その言葉を聞いて楓菜は俯く。


「神の世界に行って制御できるようになれば死ぬことはないのですか?」

「もちろんじゃ。そのために我々神がおるのだ」

「・・・・・・分かりました。ギリシャ神話、最高神のゼウス様。息子の・・・・神威のことをお願いします」

「か、神月くん!?」


柊月が腕を組んで考えたことをゼウスに聞く。ゼウスはそれに答え、その答えを聞いた神月は息子のことを頼むように頭をさげた。楓菜はそんな神月のことを見て驚いたが有無を言わさない雰囲気で静かにさせた。


「・・・任された。必ず制御させるようにしていく。そのために・・・・・・」


ゼウスは答え、空中に中が虹色で輝いている球体を形成させて神月に手渡す。


「これは・・・・?」

「それは神威がこちらの世界に来れるように作った神威専用の宝玉じゃ。それを使えばこちらの世界とこの世界を行き来できるようになる。ある程度成長したら神威に渡すのじゃ」

「分かりました」

「・・・・これ以上長居するわけには行かぬので帰らせてもらうのじゃ」

「分かりました。孫のことありがとうございました」


ゼウスはそういってまた神々しさを纏いケラウノスを掲げる。すると、周りは眩い光に包まれる。神月達はまた目を瞑り、次に目を開けるとゼウスはいなくなっていた。


本日も数あるWeb小説の中から私の作品を読んでくれてありがとうございます!これからも週2投稿を掲げて頑張っていきますので応援のほどよろしくお願いします!


よろしければ是非、下の評価マークを☆☆☆☆☆➞★★★★★にしてください!


では次回の話しでお会いしましょう!

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