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8.出会いと再開と

遅れてすいません!

パソコンの調子悪かったので携帯でなんとか...

今回頑張りました!良ければどうぞ!

PV1000越えてました!ありがとうございます!

これからも頑張ります!

「いらっしゃーい。バトリ―今日はどうした?」


露店から体の大きな巨漢がこちらを覗きながら来た。それにしてもでかいな…2メートル近くあるんじゃないか?


「テペズはんどもーっす!今日はお客さん連れてきでー」


「どうせ、安く作れって毎回うるさい客じゃないだろうな。」


「いや、それ本人の前でいうことじゃねぇーだろう。」


ずいぶんとどかどか言ってくるな。


「で、そっちの人がお客さん?なんかよう?」


「防具とアクセサリーを作るか見着くもって欲しんだが、材料はこの辺使ってもらっていい。」


「へぇーハングリーベアーなんて初めて聞いた。」


「ベータテストでも出てなかったな。まぁ、フィールドボスの材料いじるのも飽きたしちょうどいい仕事だな。」


「二日目なのにもうフィールドボス倒されたんだな。」


俺も、行ってみるかな。目標とか決まってないし。あれ?なんか忘れてるぞ?


「今んのとこなら、北が討伐されたでー定番のゴブリンリーダーっちゅとこやなー。」


「とりあえず、防具は任せておけい。武器はいらんのか?この爪なら結構いい感じで利用できるぞ。」


「俺、武器のほうは当分いらないかな。成長型武器持ってるから。」


がたっ


「うん?」


「ちょっと、それ鑑定していいか!?」


「別にいいぞ?」


俺は、漆黒の槍をテペズに渡した。トレードを通していないので一応俺の所有権のままになっている。俺ならそのまま持ち帰りそうだもん!


「これはまた…ほかのユニークに比べて初期は低いがどこまで伸びるのかがすごく気になるな。しかも、ステータスアップが三つもついてるのか。解体で材料見てみたいな。」


「やめろよ!?てか、そんなほしいって目するな!男がそんな顔しても気持ち悪いからな!」


「ぐぬぬ、バトリをやろう!俺の妹だがなかなかに使えないからな!」


「勝手に身内ばれと妹売るなし!しかも!使えないとかなにいってんの!」


「おーい。バトリさんやーキャラ造り忘れとんで―。」


「はっ!?」


バトリは自分の口を手でふさいでテペズをジト目で見た。まぁ、なんていうか愉快だな。


「とりあえず適当に防具早く見繕って、狩りに行きたいから。」


「了解したよ。とりあえず、今日はそこらへんにある出来上がりでも身に着けていきな。三日後に取りに来な。あと、残りの材料はどうする?買い取るか?」


「おぅ、任せた。とりあえずフレンド登録な。」


俺は、店においてあるレザーアーマーを一つ選び買取をした。うん、たぶんこれで防御もある程度なるだろう。


・《装備アイテム》ウルフレザーアーマー(ノーマル)

DEF+10

耐久度;(100/100)

ウルフの革でできた一般的なレザーアーマー軽くて丈夫である。


「んじゃあ、三日後な。」


「おうよ!任せとけってな。」


今思ったんだが、俺が出したのってほとんどウルフの革なんだしこれとそんなに変わらないんじゃないか?まぁ、待ってみるか。


「で、シンヤさんさっきの情報っていうのは…?」


「あーそうだな。知ってるかもしれないけど、ウルフを一定の間狩り続けるとこっちに近づいてこなくなって逃げるってことだな。そのあと、ハングリーベアーにあったからそのことがトリガーになったんじゃないか?」


「まじっすか!?アクティブ系のモンスターが逃げるなんて初めてきくっすよ?」


「まぁ、ほかの誰かが興味もって検証すればいいんじゃないかな。俺は今日ボスを倒す!」


「あの…狩りについて行っていいですか?ほんまに邪魔しないんで!」


「うーん。別に構わないけど、たぶんつまらないんじゃないかなー?」


「あ、いや、それで全然構わないいっす!うち、キャラ的にソロが辛いもんで。」


オオカミとか一撃で仕留めていっても別に問題なさそうだよな?武器もさっき見せたし…一応どれくらい成長したか見るか。


・《武器アイテム》漆黒のユニーク

ATK:26 STR・DEX・SPD:+5

耐久度:(71/100)

成長:(67/100)


お?攻撃力がちょっとだけ上がってんじゃん!耐久度はまだ大丈夫そうだし行くか!


「よし!こっちから、近い東から攻略だ!」


ついでにオオカミさん多いし。楽々すすめそうだしな!


<PM2:00>


======狩りを初めて30分後


「やっぱ、逃げていくなー」


俺は、またひたすらオオカミを狩り続けてるうちにオオカミが逃げるような様子が見えてきた。これは、あれだな!称号とかあったらウルフキラーとかもらっちゃってるくらいだな!


「ほんまに、逃げていくんすね。こんなの初めてみたっす。」


グォォォぉぉ!!


「よし!きたきた!!」


前回は同士討ちだったからな!(本当は勝ったけど雪花に殺されたのだけれど!)今回は防具もあるし!レベルもあがったし!いけるっしょ!


「ほ、ほんまに出てきた!!!???」


「手だすなよ?こいつとは因縁があるんだ。同士としてのな!」


でも、あれ?昨日戦ったやつよりちょっと大きくないですか?しかも、若干だけど色が違うような?


「えっと…シンヤはん?ハングリーベアーってこんなレベル高いんですん?」


「あん?適正レベル12くらいだろう?」


「あ、いえ、全然違いますけど!?」


・ハングリーベアー Lv8 適正レベル17

森の中で狩りをしすぎ血の臭いをはっしている熊。

血の臭いをかぎ分けて他のモンスターが近づかない特徴がある。


あれー?


お前さんもレベルアップしたのかな?なにこれ!訓練システムみたいじゃん!なに?この子優秀すぎてお兄さん泣いちゃいそうだよ!


「よっしゃー!勝負だ!」


グォォォ!!!!!!!


「まずは!おさらいからだな!<一閃!>」


俺は前回と一緒で初撃を一閃を放った。あれ?前回と違う?たぶん合ってるよ!その前に無謀に突っ込んだ記憶があるけど!


グォォォ!!

クマさんはまるで分っているように直撃を交わした。お?学習してるじゃん!って、やばい!このままじゃクマさんパンチが直撃!?


「っく!<受け流し!>」


なんとか間に合って受け流しに成功したけど、体制崩せないしダメージは少しは受けるんだな。完璧に受け流せてないのか?


「とりあえず!<3段付き!>」


セミオートに切り替えてから勝手に動く気持ち悪さがなくなったが、まだ違和感がある。どうすればいいんかな。これで、削ったのもまだ2割か。クマさん本気出しすぎでしょう!


「えっと、ほんまだいじょうぶですか?」


「平気だってーの!」


「こん!」


雪花が蛍火を飛ばし牽制をしているがそれほどダメージはない。そりゃあほぼ10レベル近くも違うからな。よし!気合い入れていこう!


「ちょっとずるいかもしれないけど!堕落魔法!<スロウ>!」


クマさんの体から紫のオーラがまとわりつき動きがだいぶ遅くなった。


「≪奈落の暗闇を光あるものへ突き落せ≫<奈落落とし>」


決闘でも役立ったこのスキルを一発かませる!相変わらず詠唱が長いのがちょっとつらいな。


グォォォ!!!


あれ?クマさんのHPだいぶ削れたぞ?ま、まさか…


「お、お前…魔法に弱いのか!?」


クマさんのHPはまるで毒にかかってるように少しずづ削れていた。でも、魔法に弱かったら普通に雪花の蛍火にも削れるはずなんだけどな。


「とりあえず!戦闘再開だ!」


この勢いを生かして俺は追い打ちを仕掛けた。体が重そうなクマさんにヒットアンドウェイで少しずつHPを削っていく、たまに一閃を加えて緩急を調整する。そして、残りHP2割になったところでクマさんが吠えた。


グオオオオオオ!!!!!!!!


「うわっ!?なにこれ!?状態異常!?」


「うぅぅ、ハウリングでやんす!ありえないです。この場所そんなに街から離れてないのにボスでもないのにこの強さって…」


「ふふふ、いいじゃないか!楽しんだもの勝ちだよ!」


俺は状態異常構いなしに突っ込んだ。どうせ、こっちは一撃、もしくは二撃でダウンするんだ。それなら、先に削ったほうが勝ちってことがってとりばやくてワクワクするじゃないか!


「うおらぁぁ!」


俺は、体が縮んでいくの振り切るために叫びながら突っ込んだ。そのとき、俺はみた。クマさんの笑っている顔を、クマさんのまとっていた紫のオーラが消えていくのを、スロウが運が悪くとけてしまったのだ。


俺は、そのままクマさんの拳を直撃した。あ、やべぇくらくらする。


グオオオオ!!!


まるで覚悟しろという感じで突っ込んでくるクマさん。あ、こんちくしょう!今回は負けか…


「こん!!!!」


そこに、雪花がクマさんの横に体を張って突撃した。その小さな体ではまるでトラックに轢かれたように飛ばされていく。そして、雪花のHPが砕け散っていく。おいおい、まじでそんなことするなよ。潔く死のうとしてるのになんで、お前が先に死んじゃうんだよ。これじゃあ、ただじゃあ死ねないじゃないかよ!


なんとか、意識を保ってスキルを使う。前回はたしか、勢いある時に直撃したときに2割削っていたはず!


「<一閃>!」


俺は、なんとかスキル名を口で叫び。技を発動させる。クマさんはちょっと驚いたようで何とかよけようとしていたが、巨体が突っ込んできているんだ。それを突然避けれるわけないだろう!


「こなくそぉぉ!」


その、スキルはクマさんの眉間に直撃した。パリンという音とともにクマさんはその場に崩れ落ちた。リアルだったら俺も吹き飛ばされてるんだろうな。さすがゲーム、HPがなくなった瞬間にその場に落ちるってどんだけだよ。


「燃え尽きたぜぇ…」


雪花ごめんな。頼りないご主人でお前が死ぬことなかったのにな。


「お、おおお!シンヤさん、す、すごいでやんす!」


バトリは飛んで喜んでいたけど俺は苦笑いする。


「いや、雪花がいなかったら普通に負けてたよ。前回と一緒で普通に勝てるって思いあがってたみたいだ。」


「いやいや、十分すごいですよ!これなら、フィールドボスも一人で楽々にいけるんじゃないですか?」


「それは、ないだろう。」


「いやいや、普通にフィールドボス適正レベル15ですから!それにしても、男と男の戦いって感じですごかったです。!」


「バトリ、お前またキャラ壊れてるぞぉ…」


俺は、クマさんを解体し苦笑いしながら言った。それに反応するバトリは、あははと笑いながら目をキラキラしていた。


「そんなことは、もうどうでもいいですよ!なんか、シンヤさんみたいな人に憧れます!」


いやいや、ほめても何にも出ないし。


≪ハングリーベアーを解体しました≫

≪ハングリーベアーの大革を手に入れました≫

≪謎の卵を手に入れました≫


あれぇ…なんか変なの手に入っちゃったよ。


「え、えっと。シンヤさん…?私、変なの手に入りましたけど…」


「奇遇だな俺もだ。」


バトリは、緊張しすぎて汗をかいていた。ゲームなので実際は書いてないけどすごくきょどっているを見ていると汗をかいているように見える。


「謎の卵ってなんですかね…?」


「なんだろうな…レアドロップじゃないかな。」


「そ、そんなこと言われましても!わ、わたし何もしてませんよ!?」


「まぁ、いいんじゃないか?これも運ってやつだよ。なんとなくなんだが、こいつ次に出ても俺が戦ったやつじゃなさそうな気がしてきた。」


「それは、どうなんでしょう…?初回ってわけでもなくネームドボスでもないですからまたリスポーンしそうですけど…」


なんだろう。これまで戦ったクマさんはなんかこの卵になった感じがするんだよな。絶対気のせいなんだろうけど。まぁ、この卵のやつと雪花が仲良くしてくれるといいな。


あ、とりあえずポーション飲んでおこう。ってHP残り10しかないじゃん!本当に危なかったんだな。


「とりあえず、町に戻るぞ。俺、初心者ポーションもう使えなくなったから買い物しなくちゃいけない。」


「へ?」


戦う前はレベル5だったからまだ使えたんだけどな。さっきの戦いでレベルアップしちゃったんだよな。一般のポーション3つしか買ってなかったし。てか、オオカミさんあんなに狩りしたのにレベル上がらないってどんだけだよ!


「よし!いったん戻るぞ!」


「は、はい!」


「あ、その卵大切にしろよ。一応ラッキーとはいえ、俺と戦ったやつの形見なんだからな!」


「も、もちろんですよ!」


おし!帰るか!って、まだ、2時間しか狩りしてないな。


<PM4:00>


名前:シンヤ(男)Lv8  種族:堕天使

HP:90/850 MP:450/850

STR:57(5)

DEX:47(5)

INT:27 

VIT:44 

MID:34 

SEP:42(5)

スキル:<契約の誓いLv2> <槍術Lv8> <HP回復Lv9> <MP回復Lv3> <料理Lv1> <解体Lv4> <堕落Lv3> <堕落魔法Lv2>


名前:雪花 Lv12  種族:ホワイトフォックス

HP:0/290 MP:750/750

STR:16  DEX:21  INT:44  SPD:44 

スキル:<蛍火Lv6> <治療の光Lv5> <幻術Lv6> <浄化Lv1> <光球Lv3>


名前:ミサリー(女)Lv20  種族:人族(堕天使教)

HP:300/300 MP:1000/1000

STR:17

DEX:25

INT:55

VIT:17

MID:15

SEP:16

スキル:<治療術Lv22> <光魔法Lv20> <聖魔法Lv4> <闇魔法Lv4> <堕落魔法Lv5> <料理Lv13> <裁縫Lv22> <応急手当Lv13> <調合Lv18> <採取Lv20>

雪花ちゃんの身代わり...

次回は早くて今夜、もしくは、明日です!

読んでくれてありがとうございます!

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