5.初めての狩り!
はい、なんでこうなったのでしょうか。
魔槍を着けたから?天使が魔槍を着けちゃダメって誰が言ったんだよ!!!まぁ、ちょっとだけパワーアップしたみたいだし…いいんだけどさ?とりあえずスキル5つとってみました。
名前:シンヤ(男)Lv1 種族:堕天使
HP:500/500 MP:500/500
STR:35
DEX:30
INT:20
VIT:30
MID:25
SEP:25
スキル:<契約の誓いLv1> <槍術Lv1> <HP回復Lv1> <MP回復Lv1> <料理Lv1> <解体Lv1>
えっ?なんか一つ変なのがある?いやいや、趣味です趣味。だって、おいしいの食べられたら気分いいじゃないですかーあっ、ちなみにサチには種族変わったこと言ってないです。説教がこわいから?いやいや、これ以上レベルアップ遅くなりたくないからな!
「なに一人でぶつぶつ言ってんの!さっさと狩るよ!」
「へーいー」
目の前にオオカミが三匹。なんでオオカミなんだろうなー来る途中にウサギとか、いぬとか、ネコとかいたんだけどなー
「きっちゃん!一匹お願い!」
「やっちゃうよー<挑発>!」
お?二匹つられていったラッキーそんじゃ、後ろから槍でちくちく刺しますかー!
「兄貴は残った一匹倒して!雪花ちゃんは回復おねがい!」
「こん!」
雪花は尻尾を立てて光の球をゲンさんに放つ。その球はゲンさんの頭の上で止まり周囲を照らしていく。あれ?雪花って俺の召喚獣だよな?ま、まぁ、とりあえず目の前に来る一匹を倒そう。
「せいっ!」
ジャンプして攻撃してくるオオカミを一刺し!パリン。あれー?一撃でオオカミのHPが砕け散った。そして、そのまま床にバタリ。
「お、おーいーおわったぞぉ?」
「はぁ?もうわけわかんない!こっち手伝って!」
「お、おぅ。」
とりあえず、HP多いほうを一刺し、パリン。うん。やっぱり一撃だよねー。その後もう一匹が一瞬硬直し、サチと美月さんの攻撃で倒れた。さて、解体しに行こうかなー
「おぃ!兄貴ちょっとまてやこら。」
先生。妹がめちゃくちゃ怖いです。うちの子こんなに乱暴じゃなかったと思います。
「はい、なんでしょう。」
「何よその攻撃力!ありえないでしょう!しかも、なぜかこっちが戦っていたオオカミまで止まってたし!」
「えーっと…ナンデカナー?」
俺はとりあえず解体のナイフをオオカミに刺しながら答えた。目を合わせてはいけない。後ろにはきっと鬼がいるからだ…
≪オオカミの爪を獲得しました≫
≪オオカミの革を獲得しました≫
うん、普通かなー現在はパーティ中なので素材は一枚ずつ分配される。ソロのときは1枚だけではなく複数のアイテムが回収されるらしい。
「兄貴本当にチートじゃないよね?本当になんだかなーって感じなんだけど?」
「いやいや、本当に何もしてないよ!?」
「でも、本当にびっくりですよねーシンヤさん一人でこのあたりパワーレベリングいけるんじゃないですか?」
「雪花ちゃんも本当に優秀だよ!私、オオカミ二匹相手にHP全然減ってないもん!」
「こん!」
治療の光って優秀なんだなー
「てなわけで、兄貴もっと奥に入るから全部倒してね?」
「えっ?」
「兄貴強いから頑張って倒してねー?あ、ちなみにもうちょっと奥に行けばフィールドボスあるからそこまでいけば手伝ってあげるからねー。」
サチさんや…俺をどこまで使いつぶす気なんだい?まぁ、たぶん今日一日だけだしぃ―?いいんだけさ?
始まりました!森の狩人シンヤでございます!森の中をとにかく走り回って槍を振り回しております。現在のステータスドーンっと
名前:シンヤ(男)Lv3 種族:堕天使
HP:600/600 MP:600/600
STR:44 (+4)
DEX:32 (+2)
INT:22 (+2)
VIT:34 (+4)
MID:29 (+4)
SEP:27 (+2)
スキル:<契約の誓いLv1> <槍術Lv3> <HP回復Lv1> <MP回復Lv1> <料理Lv1> <解体Lv1>
名前:雪花 Lv5 種族:ホワイトフォックス
HP:150/150 MP:400/400
STR:9 (+4) DEX:14 (+4) INT:28 (+8) SPD:28 (+8)
スキル:<蛍火Lv3> <治療の光Lv2> <幻術Lv3>
レベルと、スキルレベルが上がらない!スキルレベルが上がらないのは、まぁ、一撃でばったんばったん倒しているからなんだけどね。それにしても、雪花とのレベル差はなんだろう?これは、いじめ?
「兄貴のおかげですぐレベル上がるねー」
「お兄さん休憩しますか?」
「シンヤさんやるじゃん!」
上から、サチ、美月さん、ゲンさん(やる気元気)レベルは、3人とも8です。元から2レベル差があったのだけれど、どうしてもっとレベル差が広がるのかな?
「うーん!レベル上がんねぇ―」
「やーいチート使うからだーい!」
「たぶん、レア種族だからじゃないですか?ステータスも聞いた感じじゃだいぶ違うらしいですし。」
「えっ?そんなに違うの?」
美月さんが解体を終えて話しかけてくれた。
「はい、私のでよければステータス教えしますが…」
「んじゃあ、ちょっと見せてもらっていいかな?」
名前:美月(女)Lv8 種族:エルフ
HP:260/260 MP:500/500
STR:12
DEX:18
INT:37(6)
VIT:11
MID:33 +4
SEP:22 +3
で、おれはっっと
名前:シンヤ(男)Lv3 種族:堕天使
HP:600/600 MP:600/600
STR:49(5)
DEX:37(5)
INT:22
VIT:34
MID:29
SEP:32(5)
なんか、これっていいのかな?レベル上がるのが遅いのも納得である。
「てか、隣の+ってなに?」
「えっ?ステータスポイントですよ?レベルアップしたらもらえる。」
はい?
「俺そんなのもらってないぞ?」
「あれ??」
「なんか、種族的な問題じゃないのー?にしても、そうとう狩りつくしたわねーオオカミばっかりだけど」
「本当にねー途中でオオカミが逃げてたように見えたよー」
「あ、私も見た見た!オオカミさんがブルッとして逆走してたよねー」
なんだろう、なんかすごくけなされているような気がする。
「うーん。なんとか、レベル5まではあげておきたいなー」
「あ、でも兄貴もう少しでご飯の時間だからほどほどにね。私が飢えちゃうから。」
「カップ麺でも食べてろよ…よし、いっちょ頑張ってもう一走りしますかー」
「「「おぅ!」」」
また、オオカミを探して森をダッシュだー!!!
========5分後
「一匹も出なくなったねー」
「本当にねーなんでかなー」
「だーれかさんがやりすぎたのかなー?プっ」
サチうるさいです。それにしても、なんで、一匹も出ないの?まだ、レベル3だよ?オオカミさんの適正レベル6だよね?まだまだ全然大丈夫じゃないか!なんで出てこないんだよ!くすん。
グォォォ!!!!
おっ?なんか標的発見か!?
「ちょいちょい。いきなり、難易度アップしちゃったよー私タンクしたほうがいい?」
「ゲンさん、たぶん大丈夫!攻撃まだ、受けたことないからよくわからないけど!少しなら平気なはず!」
ゲンさんが親切に前衛を申し出てくれたが、俺にチャレンジしてくれることがなぜか嬉しい!さっきからオオカミに逃げられてばっかり、実はちょっとストレスだったり?
「お兄さん来ました!ハングリーベアーです!鑑定結果一応出しておきます!」
・ハングリーベアー Lv3 適正レベル12
森の中で狩りをしすぎ血の臭いをはっしている熊。
血の臭いをかぎ分けて他のモンスターが近づかない特徴がある。
ま、まさか…
「お、おまえ、俺と同じなのか!?」
グォォォ!!!!!
「だが、運命とは残酷なものだ!生き残るのは、俺だ!」
グォォォ!!!!!!!!!!!
「なんか、兄貴がクマと会話してる。」
「鑑定してみたんだけど、あの子、お兄さんと同族だったのよ…」
「シンヤさんクマさんだったのですか!?」
「いや、それはない。」
「うぉぉぉ!俺の槍を受けてみろ!」
俺はクマに真っ向勝負で槍を突いた。クマもそれをよけずに突進してくる。よして、クマは槍を手で受け止めた!?
グォォォ!!!
そこからの噛みつき!なんとか避けることに成功した。しかし、クマは槍を手放しその勢いでタックルをしてくる。俺は、それを直撃してしまった。一撃でHPが6割削られている。いや、6割で済んだことが幸いなのか?
「こん!」
雪花が尻尾を立てて、光の球を発生させた。おお!回復してくれるのか!
「よしっ!まだまだいくぞ!」
俺は、槍を持ち直しクマのHPを確認するHPは2割削れていた。あと5回!それで勝てる!
「ちょ!兄貴!す、ストップ!」
「いくぞ!こい!クマ!」
サチの声が聞こえたような気がしたがスルー、
「槍術スキル<一閃>!」
槍が光に包まれ弾丸ように突進してクマを突き抜ける。クマは突然加速した俺をとらえきれず、そのままひるんだ。
「よし!そのまま!追い打ちだ!」
俺は突き抜けたクマを振り返りそのまま槍を振り回す!クマの背中にクリティカルヒット!なんてな!案外振り回しもいいかもしれない。突きは当てる範囲が狭くて使いづらかったし。あ、でもダメージが突きより良くないな。
グォォォ!!
クマは巨体を利用し腕を振り回している。俺は負けん気でちょっとずつ相手のHPを削ることに専念した。残りのHP3割!これくらいなら!
「これでとどめだ!<一閃!>」
パリン。クマのHPが砕け散った。勝ったぜ!
「終わったぜぇ…」
「兄貴!!ポーション!ポーション!」
「はっ?なにいってん?ってあれ…?」
俺の視界はは暗転した。
主人公はどうなっちゃたんでしょう?
あ、それとキャラクターの描写全く書いてなかったです。
今日か、明日にキャラクター紹介みたいのをまとめてみるか。
最初からちょっとずづ修正入れます。ごめんなさい!