じゃんけんかい!
階層長の運命が決まった日!
カルサが階層長に迫る!
ジーク自らがやったつけを払おう‼
朝早めに目が覚めた。
(冒険の日だから、興奮してたのかな?)
カルサちゃんを引っ剥がし(いつもどうり)、下に降りたらピアがフラフラしてた。
「ピアおはよー、どうしたんですか?」
まだ眠いらしく
「ソームに起こされたのー、早いって言ったのにー」
とうとう、テーブルの上に突っ伏して、また寝てしまった。
「おーい、こんな所で寝るなよー」
「皆が来たら起こしてー」
それっきり、スヤスヤ寝てしまった。
(二つ名持ちを、からかう奴もいないだろ。寝かしてあげよ)
ちょうど持っていたタオルをピアにかけてあげて、外に出てみた。
「よう、早いな」
馬車の準備が済んだらしく、馬二頭に、飼い葉を与えているソームさんが挨拶してきた。
「おはようございます。ソームさんこそ早いですね。」
「まあな。」
「ベックさんはまだですか?」
「あいつは多分ギリギリだろ。昨日も夜遅くまで飲んでたみたいだしな。」
「今日、出発大丈夫ですかね?」
「ああ、あいつは仕事は真面目だから、ギリギリでも間に合わせるよ。」
「そうなんですか?」
「ああ、うちの仲間達よりも真面目だよ。」
なんか自虐的な台詞を言われた。
(フォローが出来ない)
仕方なく
「では、私も二人を起こしてきます。」
「ああ、テーブルで待ってるぞ。」
「はい、ピアが寝ている席でお願いします。」
「あいつ、また寝やがったのか!」
愚痴を後ろに聞きながら、部屋に戻った
部屋ではもう二人は起きていた
「おはようザキア、カルサちゃん」
「おはようございます。」
「おはよー、レオ君。でもひどいよー。レオ君が起きたときに、僕も起こしてくれれば良いのにー」
カルサちゃんの抗議に
「気持ちよさそうに、寝てたからね。」
「関係ないよー、おはようのキッスで起こしてくれれば大満足だよ。」
ふーー
「ま、それはそれとして、さっさと下に降りよう。ソームさんが馬車の準備していたから」
「むー、仕方ないか。じゃ降りよ。」
準備をして、皆で下に降りたら降りた
ピアが、寝ていたテーブル席には、もうベックさんまで来ていて、朝飯を食らっていた!(食らっているようにしか見えない)
「よう、遅かったな。もう出発の準備出来てるから、メシ食らって行こうや。」
「そうですね。さっさと食べて行きましょう。」
朝食を食べながら、ソームさんにお願いした。
「ソームさん、馭者のスキルを覚えたいので、教えてもらえませんか?」
「ワシにか?」
「はい、廃墟の行き帰りまでで良いので、お願いします。」
「いや、マスター!馭者なら私が覚えます。ソーム頼む」
「それなら、僕も乗ろう。僕に教えて。ソームさん。」
ソームさんは三人から(一人は本気かどうかわからないが)頼まれて困り始めた。
「お前ら三人なー、教えてやるから、一人にしろ一人に」
その返答をうけて
「なら、マスター、従者の私が覚えます。」
「いやいや、ザキアには色々してもらってるから、私が覚えるよ」
「ダメだよー、こんなときこそ、かわいい女の子が覚えるもんだよ!リジリコさんだってそうだったじゃない」
キャハハ
三人の成り行きを見ていた、ピアが笑いだした
「こんなへんな事で、争わないでよ。じゃんけんで決めなよ」
「わかった。じゃんけんで決めよう。勝った人物がソームさんから馭者を教えてもらうって事でいいね、ザキア、カルサちゃん」
「わかりました」
「わかったよ」
「では、」
「「「じゃんけん、ほい」」」
一発で決まった
体が全身筋肉痛!すくも運びに疲れた。




