酒場にて勧誘
第4章始まりです。裏で下手な奴が暗躍しています!誰でしょう?
夜、宿屋兼酒場のテーブル席でお酒をちびちびしながら、今後の予定を話あった!(因みに、回りは酒盛り中)
「マスター、例の仕事を受けてきました。成功条件は廃墟の中にいる、ボス影を退治することです。それに伴い、廃墟の場所等の情報を調べてきました。」
「よっし!なら情報はどんなだった?」
「調べてわかったんだけど、僕達が護衛の仕事をしている間に、二組がこの仕事を挑戦、そして失敗してボロボロになって戻って来てる」
「マスター、そしてその二組の内、一組が廃墟の一階まで捜索しています。」
「ならもう一組は?」
「中に入る迄に、アンデットの影の大群に襲われて退却らしいよ」
「なるほど、ならアンデット対策もしなきゃならないなー」
「それは僕がやるよ。一応僧侶だから、『死者浄化』つかえるし」
酒で少し喉を潤してから
「なら、外はいいや、廃墟の中はどうなっていたの?」
「情報では、中もアンデット系が多かったみたいです。しかし、一階の地下に降りる階段の手前で、四人の影パーティに遭遇!その影パーティが強く、一人が死んだため、退却に至ったそうです。」
うーむ
「その影パーティの種類は?」
「剣士1、魔法戦士1、精霊使い1、後一人は分からないそうです。」
「分からない?」
「はい。なんでも変な魔法を使ったみたいですが、分野が分からなかったみたいです。」
(こりゃ、手ごわそうだな)
「カルサちゃん、今の戦力でいけそう?」
「ちょっと難しいと思う。」
(こういう時のカルサちゃんは冷静だな)
「ならどうしようか?誰か応援を頼もうか?」
「マスター、あてがあるんですか?」
(魔界に来たばかりの俺にそんなもんあるわけない!でも、もしかしたら、この気のいい宿屋の連中なら)
「ザキア、カルサちゃん、ちょっと独断行動をするけどいい?」
「僕はレオ君信じてるからいいよ」
「私もオーケーです」
(ならば)
息を吸い込んで
「酒盛り中の皆さん、数日暇な人がいるなら手伝ってもらえませんか!」
酒場中にひびくようにでかい声で吠えた
そしたら、空中でパンツ丸出しでクルクル回っていたピアが話掛けてきた
「何レオ君、儲け話?」
(確かこの妖精は二つ名持ちのはず!)
「儲け話かは、分からないけど、私達三人じゃきつい仕事なんだ。」
「ふーん、ザキアとカルサがいてきついのかー、おもしろそうだねー、ちょっと待っててね」
ふわふわ浮きながら、酒飲み中のソームさんの方に向かっていった
10月に入り、地区の班長が私から隣に移動!やったー‼自由だー‼




