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堕ちた王子の逆襲~レアな称号を取ったばかりに~  作者: あさお
第3章  廃墟の戦い
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酒場にて勧誘

第4章始まりです。裏で下手な奴が暗躍しています!誰でしょう?

夜、宿屋兼酒場のテーブル席でお酒をちびちびしながら、今後の予定を話あった!(因みに、回りは酒盛り中)


「マスター、例の仕事を受けてきました。成功条件は廃墟の中にいる、ボス影を退治することです。それに伴い、廃墟の場所等の情報を調べてきました。」

「よっし!なら情報はどんなだった?」

「調べてわかったんだけど、僕達が護衛の仕事をしている間に、二組がこの仕事を挑戦、そして失敗してボロボロになって戻って来てる」

「マスター、そしてその二組の内、一組が廃墟の一階まで捜索しています。」

「ならもう一組は?」

「中に入る迄に、アンデットの影の大群に襲われて退却らしいよ」

「なるほど、ならアンデット対策もしなきゃならないなー」

「それは僕がやるよ。一応僧侶だから、『死者浄化』つかえるし」


酒で少し喉を潤してから


「なら、外はいいや、廃墟の中はどうなっていたの?」

「情報では、中もアンデット系が多かったみたいです。しかし、一階の地下に降りる階段の手前で、四人の影パーティに遭遇!その影パーティが強く、一人が死んだため、退却に至ったそうです。」


うーむ


「その影パーティの種類は?」

「剣士1、魔法戦士1、精霊使い1、後一人は分からないそうです。」

「分からない?」

「はい。なんでも変な魔法を使ったみたいですが、分野が分からなかったみたいです。」


(こりゃ、手ごわそうだな) 


「カルサちゃん、今の戦力でいけそう?」

「ちょっと難しいと思う。」


(こういう時のカルサちゃんは冷静だな)


「ならどうしようか?誰か応援を頼もうか?」

「マスター、あてがあるんですか?」


(魔界に来たばかりの俺にそんなもんあるわけない!でも、もしかしたら、この気のいい宿屋の連中なら)


「ザキア、カルサちゃん、ちょっと独断行動をするけどいい?」

「僕はレオ君信じてるからいいよ」

「私もオーケーです」


(ならば)


息を吸い込んで


「酒盛り中の皆さん、数日暇な人がいるなら手伝ってもらえませんか!」


酒場中にひびくようにでかい声で吠えた

そしたら、空中でパンツ丸出しでクルクル回っていたピアが話掛けてきた


「何レオ君、儲け話?」


(確かこの妖精は二つ名持ちのはず!)


「儲け話かは、分からないけど、私達三人じゃきつい仕事なんだ。」

「ふーん、ザキアとカルサがいてきついのかー、おもしろそうだねー、ちょっと待っててね」


ふわふわ浮きながら、酒飲み中のソームさんの方に向かっていった


10月に入り、地区の班長が私から隣に移動!やったー‼自由だー‼

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