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堕ちた王子の逆襲~レアな称号を取ったばかりに~  作者: あさお
第2章  仲間たち
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竜子楽しむ  トラウマ

竜子の権力を見誤り、竜子、軽食屋からとんずら!いやー、12神官の権力は、果てしない。

ザキアさんと、宿屋のテーブル席で、レオ君達を待っていると、カルサと手を繋いで帰ってきた。


(いやー、仲がいいね!からかってやろっと。)


「ザキアにリジリコさん遅れてごめん!この町の反対側にいたもんだから、帰りが遅くなった!」

「大丈夫ですよマスター、今日の用は済ましておきました。」

「そうですよ、レオさん、しかし、カルサと手を繋いで帰って来るなんて!仲良しですね。」


いまだ繋ぎっぱなしに気づいて、急いで手を離し


「いえ、そんなことはありません!普通ですよ普通!」


急いで訂正したが


(焦ってるなー、そんなことしたら、カルサが調子にのるぞ!)


「えーー、あんなに尽くしたのに、レオ君ひどい!」


(やっぱり)


その一言で、周りの人達が



「あんな幼女に尽くされたんだってさ!」

「けっ!美人に幼女!ハーレムか!」

「ああいう男こそ、社会の悪ね」

「きっとファラの信者よ」

「欲望に素直に生きてる訳か」



(いやー、ファラの信者にされかかってるなー、私の信者になんないかな?)


そんな声をザキアさんは無視して


「マスター!晩御飯といきましょう。ここで食べますか?それとも向かいの酒場で食べますか?」

「ザキア、ありがとう、ちょっと確認!商業ギルドに明日の朝一番に出るって言ってきた?」

「はい、リジリコさんと行って来ました。明日の朝一でこの町から出れます。」


(ほとんどザキアさんが、手配したんだけどね。)


「なら晩御飯ここで食べてさっさと就寝しよう!打ち上げは、村に帰ってからということで。」

「わかりました、マスター!なら晩御飯の注文してきます。少しお待ち下さい。」

「僕も手伝うよ。」 


ザキアに続いて、カルサちゃんも行ってしまった。



(うん!レオ君、いい顔になってきた!人が成長する所は、いつ見てもいいね。)


その事を、口に出してみた


「レオさん、いい顔になってきましたね。」

「え?何が?」

「ふふ、わからなければ、いいです。」

「何の事ですか?」

「ふふふ」


(やっぱり、自分では分からないもんなんだなー)


そう思いながら私はは微笑みを浮かべ、何も言わなかった!



少し時間がたったら


「レオ君お待たせ、今日の夕食もらってきたよ。さ、食べよ」


カルサちゃんとザキアが四人前の夕食を運んできてくれた。


「んじゃたべよ。」


食べながら、


「あれ?カルサちゃん、太古の神の信者とか言ってたけど、お祈りとかしないの?」


カルサちゃんがちらりと私を見て


「うん!しないよ。僕の信じてる神様、いい加減だもん!」

「ぶほっ」


(なんて事を言うの‼カルサ)


私がむせていたら


「どうしました?リジリコさん?」


レオ君が心配してくれて、ちょっと嬉しかったので、何とか我慢して


「いえ、何でもありません。」


私はむせながら、何とか落ち着こうとしたのに、


「カルサちゃん!自分の信じてる神をいい加減って・・・」


間髪いれず


「僕の信じてる神様知ってる人は、皆そう言うと思うよ。教示が『ごろごろ寝』って言っても、みんなが信じる位に‼」

「ぶはっ」


カルサの爆弾発言で盛大にむせた!


「? リジリコさん本当に大丈夫ですか?」

「気管に入っただけです、大丈夫ですよ」


流石に連続で爆弾発言はつらく、なかなか治らなくなった!


「カルサちゃん!いくら何でも、そんなおおざっぱな神はいないでしょう?」


(おーー!レオ君、私をフォローしてくれている!なんて好い人なんだ!)


そう思っていたら、カルサが


「レオ君!本当にあった面白い話を言いましょう!二年前、僕の信じてる神様の巫女様が・・・」


(ギャー‼それはやめてー)


「カルサ、ちょーと私と話をしましょう!」


私は急いで、カルサを自分の部屋に連れて行った!



カルサと私の部屋に一緒に入り


「カルサ、あの話はやめてー!若気の至りだったんだから!」


自らの信者に口止め工作を図った!


(あの時の事は、私の黒歴史なんだよー)


「えー、でも本当の・・・」

「本当の事でもダメー!もし喋ったら、貴方の昔の思いでを延々とレオ君の前で語っちゃうよ!」

「それひどい!」

「サラに抱っこされてるのに、漏らしちゃった事も喋っちゃうよ。」

「ちょっと、それ何歳の頃の話ですか?」

「しんない、しんない!これも本当の事だもん!」

「大人げないなー!分かりましたよ。」

「そうそう、素直が一番!」


(口止め工作、成功!)


「んじゃカルサ、皆の所に戻ろ!」


カルサを連れて、レオ君の下へ戻った!

運動会!暑かった!班長な為片付けをしていたら、俺の持ってきていた、源太が無くなった!誰だ持っていった奴わ!高いんだぞ源太は‼

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