竜子様の遊び 馭者になる
カルサちゃん、人間関係で失敗!しかし全然気にせず!強い子だ‼
カルサと別れて、半日程であちらから連絡が来た。
「主よ、カルサなる者から、通信です。」
(ついさっきあったよなー?どったんだろー?)
通信の水晶に向かって
「カルサ、どったのー?さっきあったばかりだよ?」
「さっきって、半日も前ですよ!ま、そんなことより、馭者が出来る人貸してもらえませんか?」
「馭者?」
「はい、仕事で馬車の移動がありまして、私達には馭者が出来る者がいないもので!」
うーーむ
(これは、チャンスだ‼今現在の屑だった王子が見れる!)
「わかった!今すぐ、馭者のできる女性を送るよ!でも送ったその人を拒絶したらいけないよ?」
「七瀬さんでもくるんですか?」
「違うよ!七瀬とは違うきれいな人!」
「レオ君を、誘惑しない人ならオーケーです。」
(うふふ、カルサ甘いよ、甘い)
「大丈夫!そんな子じゃないから。じゃそこで待ってて!転移で、すぐそばに送るから。」
すぐさま通信を切った
「主よ、なんかやな予感がするのですが!」
言動に嫌な予感がビリビリしたのだろう!今日の護衛の九頭竜の一角、力竜バリアラーが言ってきた!
「さっすが、我が使徒!ここにバハちゃんも呼ぶから、後は任した!」
「なっ!ちょっと我が主よ!」
後ろからの声を無視して、成人女性に変身しながら、直ぐにカルサの元へ、転移した!
待っていたカルサの前に、転移門が展開し始めた。
「さすが、竜子様対応が速い!竜騎士の誰かが来るんだろうけど、いい人がいいなー!」
転移門から出てきた女性をみて
「あーー!竜子様!」
「ありゃ、ばれた!」
「半日前にあった成人バージョンそのままですもん!もしや竜子様が馭者をされるんですか?」
「うん、そだよー!嬉しいでしょう!」
「勘弁してください。なんで神様がそんなことを?」
「いいじゃない!馭者は出来るし、強いし!
あ、そだ!私はカルサの友達リジリコだからね。よろしく。」
「えーー!友達ーーーー!」
「そだよ!呼び捨てでよろ」
「勘弁してください。竜巫女様にばれると殺されます!」
「大丈夫、大丈夫!そんなことになりそうになったら、サラが止めると思うから!」
「巫女様たちのケンカになってしまいますよー!他の人にしてください。まだ七瀬さんの方が良かったよー」
「ふふふ、来る人を拒絶したらいけないって言ったよねー、私はレオ君誘惑しないし」
「人じゃないですよ!神ですよ!竜子様は‼」
「えーい!うっさい!私がもう決めたの‼神の命令!私の信者なら諦めなさい‼」
珍しくカルサが涙を滲ませながら、
「うーー、わかりました。リジリコさん、よろしくお願いします。」
「違うよ!カルサちゃん!よ、び、す、て、だよ」
「リジリコよろしくお願いします。」
なげやりに言った!
(ウフフーー、楽しみ楽しみ)
しかし私は、そんな信者の気持ちを心の棚に仕舞いこんで、私自身の気持ちはるんるん気分だった
ネタはあるが、暇がなく、短い物語も少しづつですが。申し訳ありません。しかし、一日一話は死守致しますので、よろしくお願いします。




