竜子楽しむ 仲間をみつけよー
ギルサ、打ちしがれる!ま、自業自得だけど、孫バカはいやねー
「あのレオって王子に供をつけたい!何かいい手ないかな?」
一階層冒険者ギルドグランドマスターに頼んでみた。
「竜子様、仲間と言うものは、次第に次第に増えていくものです!此方が強請するわけには。」
「んなこと言われなくてもわかってるよ!だがねーこのままでは」
「竜子様のおっしゃりたい事はわかります」
「なら何とかしてくんない?とりあえず、一人は確保したけど!」
「うーむ。一つ手があります」
「それはなに?」
(流石はギルドグランドマスター!)
「その手を使うために、一つ頼みがあります。服従の首輪を用意出来ませんか?」
(強制的に、誰かを仲間にさせるつもりか?流石にそれはできない!)
「使い方によるよ。」
「今、竜子様が考えているような事は決して致しません、服従の首輪が何故いるのか、説明をします。
今、あの村には二つ名もち『死にたがり』がいます。あの者は、ギルドから再三警告を受けていますが、また死にそうな状況で見つかりました!流石に罰を与えなければなりません。」
「ふむふむ、そんで」
「はい、ここから本題です。ちょうどその時偶然にレオ君を助けたらしく、わざわざ減刑を頼んできています。」
(ほー、少しはいい子になったのかな?)
「そこで、ザキア、あ、『死にたがり』の事ですが、ザキアをレオ君に預けようと思いまして。」
「なるほろー、罰の名目で服従の首輪を着けて、レオ君に預けようとする魂胆かー」
「どうでしょうか?」
うーむ
「一つ条件があるよ!服従の首輪に解除項目をつけたい!」
「その条件了解致します!そうですね。スキル『獣暴走』の解除か、二つ名『死にたがり』の消失にしましょう!どうですか?」
(うん!罰にもなるし、いい条件だ!)
「オッケー、それでいいと思う!服従の首輪は直ぐに届けるよ。」
「わかりました!レオ君の方は此方に任して下さい。」
「わかった!任せるよ!」
マスターと実のある話をしてから、ここから立ち去った。
やっと雨が止んだ!洗濯物を干してから仕事にゆくぞ!




