カルサちゃんの抱き枕
公園で二人がぼーー! もうつきあっちまえ!
カルサちゃんと、お手て繋いで宿屋に帰ると、テーブル席にザキアとリジリコさんが座っていた。
「ザキアにリジリコさん遅れてごめん!この町の反対側にいたもんだから、帰りが遅くなった。」
「大丈夫ですよマスター、今日の用は済ましておきました。」
「そうですよ、レオさん、しかし、カルサと手を繋いで帰って来るなんて!仲良しですね。」
いまだ繋ぎっぱなしに気づいて、急いで手を離し
「いえ、そんなことはありません!普通ですよ普通!」
急いで訂正したが
「えーー、あんなに尽くしたのに、レオ君ひどい!」
その一言で、周りの人達が
「あんな幼女に尽くされたんだってさ!」
「けっ!美人に幼女!ハーレムか!」
「ああいう男こそ、社会の悪ね」
「きっとファラの信者よ」
「欲望に素直に生きてる訳か」
なんか邪神の信徒にされかかってしまった。
そんな声も無視して
「マスター!晩御飯といきましょう。ここで食べますか?それとも向かいの酒場で食べますか?」
「ザキア、ありがとう、ちょっと確認、商業ギルドに明日の朝一番に出るって言ってきた?」
「はい、リジリコさんと行って来ました。明日の朝一でこの町から出れます。」
「なら晩御飯ここで食べてさっさと就寝しよう!打ち上げは、村に帰ってからということで。」
「わかりました、マスター!なら晩御飯の注文してきます。少しお待ち下さい。」
「僕も手伝うよ。」
ザキアに続いて、カルサちゃんも行ってしまった。
(リジリコさんと二人きり何を話せばいいんだ?)
そんなことを考えていたら
「レオさん、いい顔になってきましたね。」
「え?何が?」
「ふふ、わからなければ、いいです。」
?
「何の事ですか?」
「ふふふ」
それきり、リジリコさんは微笑みを浮かべたまま、何も言わなくなった。
(なんなんだろう?)
少し時間がたったら
「レオ君お待たせ、今日の夕食もらってきたよ。さ、食べよ」
カルサちゃんとザキアが四人前の夕食を運んできた。
「んじゃたべよ。」
食べながら、
「あれ?カルサちゃん、太古の神の信者とか言ってたけど、お祈りとかしないの?」
カルサちゃんがちらりとリジリコさんを見て
「うん!しないよ。僕の信じてる神様、いい加減だもん!」
「ぶほっ」
急にリジリコさんがむせた!
「どうしました?リジリコさん?」
「いえ、何でもありません。」
なんかリジリコさんがごほっごほっいってる。
リジリコさんを横目で気にしつつ
「カルサちゃん!自分の信じてる神をいい加減って」
間髪いれず
「僕の信じてる神様知ってる人は、皆そう言うと思うよ。教示が『ごろごろ寝』って言っても、みんなが信じる位に‼」
「ぶはっ」
リジリコさんがまた、盛大にむせた!
「? リジリコさん本当に大丈夫ですか?」
「気管に入っただけです、大丈夫ですよ」
なんか凄くむせていた。
(大丈夫かな?)
凄く気にしつつ
「カルサちゃん!いくら何でも、そんなおおざっぱな神はいないでしょう?」
知らない神様をフォローしたのに
「レオ君!本当にあった面白い話を言いましょう。二年前、僕の信じてる神様の巫女様が」
「カルサ、ちょーと私と話をしましょう!」
リジリコさんが急に慌てだして、カルサちゃんを自分の部屋に連れて行ってしまった。
?
「ザキアー、リジリコさん何か変じゃないか?」
「さぁ、私にはわかりません。気にしても仕方ないので、さっさと、食べてしまいましょう。」
「そうだね」
その後、少ししたらカルサちゃんとリジリコさんも、戻ってきたが、私は食べ終わる間近だったので、さっさと食べて部屋に戻った。
風呂に入って、さあ寝ようというところで、パジャマ姿の(ピンク色のレースのついた普通のパジャマ)カルサちゃんがきた。
「さあ、レオ君寝よ!」
カルサちゃんが私のベットに横たわってよんだ。
「いやそれは!」
「約束破るの?破るなら実力行使するよ!」
手をブンブン振り回している!
(ヤバい!ザキアは!)
隣を見ると、もう寝ていた!
(はやっ!戦ってもカルサちゃんには口でも手でも勝てない!とても恥ずかしいが諦めよう。)
「わかったよ!カルサちゃん」
諦めて、カルサちゃんと一緒に寝た。
「おやすみ‼」
私に抱きついて、直ぐにスヤスヤ寝てしまった。
カルサちゃんのいい臭いと、暖かさに悶々としていたが、疲れもあっていつのまにか私も寝てしまっていた。
昨日は編集でくたくたなのに、親父がワシに出張命令!明日から広島に移動!カープセールしてるかな?




