新たな仕事
とうとう、カルサの抱き枕確定!このままなし崩し的に!レオよロリコンが呼んでいる
食堂に降りると、回りの皆から、生暖かい目で迎えられた。
「レオ君、とうとうそっちの世界に行ってしまったんだね。でもね魔界では、いくら年の差があっても、種族が違っても、性別も同じでも結婚できるから、だから、カルサちゃんとの間に何かあって、結婚!って事になったら、私達も結婚式には呼んでね。」
ふわふわとピアがすごいことを言って、ソームさんの元に戻って行った。
(このままではなし崩し的になってしまう!だが、諦めは私の主義に反する‼)
「違う!私はボンキュボンのグラマーな人が好みだ!今、こんな状況はカルサちゃんの謀略だ‼」
すると、カルサちゃんが泣きそうな顔して
「私の事、嫌い?」
ポツリと皆に聞こえるような小さな声で俯いた!
(カルサちゃんの性格なら、この状況は作っている!しかし、ここで突き放したら、私は終わる!)
「いや、そんなことはない!あと10年経ったら、ウェルカムだよ!でもね、今のカルサちゃんの年だと、私の風当たりが強いんだよ!」
何とか説得したのだが、
「じゃあ10年後まで待ってくれる?」
期待した目で見つめてきた!
回りも、此方の対応が聞きたいのか、静寂の中で答えを待っている!
(どの解答があたりなんだ!はずれを引いたら終わりだぞ‼)
「10年経ってから、その時にまた考えるよ!」
間髪いれずに
「じゃあ10年恋人も作らず待っててね。」
「いやそれは」
「えっ、裏切るの?」
「私も若いし!」
「なら恋敵ができないように、ずっとくっついてるよ!」
にぱっと笑顔を見せて、食堂の席に着いた!
(最悪、10年は寄生するつもりか!しかし反対意見が思い浮かばない。)
これ以上諦めて、私も席に着いた。
今まで、我関せずの姿勢を貫いていたザキアが話をしてきた。
「マスター、今日Dランクの仕事をさっさと済まして、今日中にランクCの仕事を受けましょう!面白そうな仕事がありましたので。」
「ランクCの仕事でか?楽そうな仕事か?」
「いえ違います。南にそこそこ行った所に、廃墟があるんです‼そこの影が急に増え始めた情報がありました、もしかしたら、カルサの探し物があるかと。」
「えっ!そんなに近場にあるの?遠い所ばかり調べてたよ!」
「灯台もと暗しってやつですね。ですから、今日中に依頼だけでも受けましょう!」
(さすがザキア、役にたつなー)
「わかった!じゃさっさと道具屋で買い物して、ギルドに向かおう!」
「そだねー!でも、鑑定の書は買わないといけないよ!」
突っ込みだけは入れられて、朝御飯を食べてから、道具屋に向かった。
変な台風のせいで予定が定まらない!さっさと動け!台風




