表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
堕ちた王子の逆襲~レアな称号を取ったばかりに~  作者: あさお
序章  魔界に落ちし王子
4/2707

ひとりぼっち

屑王子、一人だとただの屑

気が付いて起きて回りをみれば、地面に書かれた複雑怪奇な魔方陣と立看板と質素な机のあるだだっ広い所にいた。


「ど、どこだ!ここは?」


俺の回りには今まで付き従っていた騎士達の姿もなく、我が城も見える範囲にはない!

地べたに座り込んでいても好転するとは思えなかったので、仕方なく立ち上がり、何やら書いてある立看板を見た!


《魔界へようこそ!

歓迎しまーす♪》


ふざけ過ぎている看板を見て、つい先程と思われる事を思い出した!


「だ、誰かいないのかーーー!」


大きな声を張り上げたが、四方地平線があるだけで、なんの反応もこなかった。


(も、もしここが、魔界だとするならば、悪鬼夜行の塒だ!)


急に不安になってきたが、持っていた国宝の剣は腰にはなく、鎧も剥ぎ取られたのか鎧の下に着ていた服のみの丸腰で、すさまじく心もとかった。

不安に不安がかさなり回りをきょろきょろしてみたら、ボロい机の上に何やら飛ばないように石が上においてある紙が置いてあるのがわかった!もしかしたら、俺をここに連れてきたと思われる竜子なるものが、最後に言ったいた生活の基礎集なるものだと思い、藁をも掴む気持ちで、それに食い入ると


『ヤッホー! ここがわかんないと思うけど、魔界の第1層だよ。普通ならなかなかこれない所だから、楽しんでね。

ここは第1層だから、影も弱いものしかでないし、高望みしなければ、一生ここで平和に暮らせるよ。

ただし条件が一つ、ここ魔界では強さが第一だけど、平和に暮らしている村人を力でねじ伏せたり、だた化け物と言うだけで暴力をはたらこうとしたら、すぐに、この階層もしくは魔界全土の指名手配されちゃって、色々な罰を受けちゃう!最悪、死刑になっちゃうよ。

因みにここ魔界では、どんな人種であろうと平等だから、ゴブゴブちゃんがいて、「魔物だ!」と思い直ぐに退治しようとしたら、殺人犯としてすぐにお縄になっちゃうから、気を付けてね。

では、頑張って魔界で生きてね。丸腰だと不安だと思うからプレゼントとして机の引き出しに入れといたから、有意義に使ってね。そして一緒に入れておいた紹介状は身分証明書を作るために冒険者ギルドに渡してね。ハート』


ふざけた文面を何回も見直したが、これ以上の情報はなかった。


「机の引き出しか」


ふざけた手紙に、心身ともに疲れたが、このままでは魔界の餌にしかならないと思い。神に祈る気持ちで、机の引き出しを引いた!


ダガー 一本

水筒 一つ

保存食 三食分

コンパス 一つ

この辺りの地図と思われし物 一枚

冒険者ギルド宛の竜子の紹介状


これしかなかった。


中に入っていたダガーをじっくり、色んな角度とりあえずそこら辺にはえていた雑草などで切れ味も確認して見たが、魔法も何も帯びてない、安物のただの材質は鉄だと思われるダガーだった。


(この武装では魔界を生きていくのは無理だ!

しかし私も総合レベルは15もある!

なんとか魔界を生きて、いつか我が愛しき城に戻ってやる!)


一緒に置いてあったこの辺りの地図と思われる物をじっくり見た、するとこの辺りには村と都市と城塞都市があるらしい。


(多分一番近いのは村か)


魔界にある村とかはとても心配だが、このままでは今日1日でここにおいてあった食料も尽きてしまう。気候は魔界とは思えないほど穏やかなので、この3つの内、一番近い村に向かって、コンパスの指針を頼りに、荒れた荒野を歩き出した。


やっと冒険始まり!なかなか文章は難しいです。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
直してはいきますが毎日更新は継続しますので、これからもよろしくお願いします。
― 新着の感想 ―
[気になる点] すさまじく心もとかった。 最後に言ったいた生活の基礎集 だた化け物と言うだけで ダガーをじっくり、色んな角度とりあえずそこら辺にはえていた
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ