ギルドの受難の日
カルサちゃんの恐怖が始まる
「げ!ザキア!」
有名人ザキアが道具屋に着く早々、店番に恐れられた。
「仕方ないよねー、『死にたがり』だもん、少しずついいところを出していけばいいと思うよ。」
カルサちゃんが妥協案を出した。しかし続いてカルサちゃんが店に入ると。
「「「何でカルサがここにくるんだよ。」」」
ザキア以上に、カルサちゃんは恐れられた!
ドコ、ボコ、バキッ
いつのまにか、カルサちゃんが、一口言った奴を制圧していた。
「僕に何か言うことがあるの?」
怒り口調で、回りを威圧した!(スキル発動)
回りが威圧で動けないなか、最初に怖がった人にむかい
「僕はここでは、いい子していた筈、何故そんなに恐れたの?」
可哀想に威圧で動けない中、脅迫されて吐露した。
「昨日の夜、ここでクリーガさんが」
「そう、クリーガが」
カルサちゃんから殺気が溢れ出して、私も後づさった。
「ザキアさん、さっさと買おう!」
爆発寸前のカルサちゃんを無視してさっさと、ザキアに必要な物と(リュック等)保存食3日分買って、カルサちゃんを促して店を出た!
次は冒険者ギルド、しかしギルドにはまず間違いなくクリーガさんがいるだろう‼最悪殺される!
「ザキア、このままではヤバい。私がここでカルサちゃんを止めておくから、急いでギルドに行って、この状況を知らせて」
事の重大性がわかったのか。
「わかったマスター、急いで行って来る!カルサの事は頼む!」
凄い勢いで走って行った。
(後はこっちだ!何とかクリーガさんが逃げるまで時間稼ぎを)
チラリとカルサちゃんの方を見ると
「いない!何処に行った?もしかして。」
私も急いでギルドに向かった
ギルドの前に立ったら、中から何かヤバいものが滲んでいた!
(間に合わなかったのか!この中はどうなってるんだ!)
ギルドホールの玄関前には、同じような冒険者も見てとれたが、怖くて入れないらしい。
「おいレオ君、この禍々しい気配はなんだ」
ソームさんがピアを肩に連れて割って来た。
「どうしたのこれ?流石に入るのが恐いよ‼」
ピアも躊躇している。
(二つ名持ち二人が、躊躇する状況なのか)
仕方なしにこの状況を話した。
「多分になりますが、クリーガさんがカルサちゃん逆鱗に触れたと思います。道具屋で、何か口を滑らしたみたいで。」
回りの冒険者達も聞いてたのだろう、みな真っ青になっていた。
「あのカルサがか、」
「このギルドは今日までになるかも」
「確かレオが、カルサを仲間にしたらしい。彼に止めてもらったらどうだ?」
「いや、ここには、二つ名持ちが二人もいる!率先して、中に入ってもらおう!」
回りの冒険者達が、私達三人を救世主のように見てきた。
「どうしますか、ソームさん」
渋い顔で
「入りたくないが仕方ないだろう。」
(オー、男らしい‼)
「私は入りたくない。この扉は封印界に繋がってるって言っても信じられる位、やばい感じがするもん」
「しかしこのままにもしてられん、ピア、魔法の準備を頼む!
レオ君、私もピアも後衛職だ、本当なら言いたくないが、先頭をきってもらえないだろうか?」
嫌な宣告をされた!しかしここで嫌とは言えない雰囲気だ
「わかりました。」
武器を構え、ギルドに突入した。
ギルド内には10人ほどいた!しかし意識を保っているようには見えない。
奥にカルサちゃんが仁王立ちしザキアが何とか押さえている。その前にクリーガさんが床の上で正座をしていた。
(状況はわからないが、何とか最悪の状況にはなっていないようだ、これならソームさんに仲裁されれば何とかならないか?)
後に続いて来たソームさんを目配りし、頼むことにした。
「この状況なら、話が通じるかもしれません。私も手伝いますので、カルサちゃんの仲裁手伝ってもらえませんか?」
「うむ!今がチャンスだろうな!何とかしてみよう!しかし、昔、ドラコンの影を倒した時の方がまだ楽だった感じがするな」
苦笑いしながら、私について来てくれた。因みにピアは、肩から屋根近くまで飛んで見ている。(逃げたな~)
オリンピック見すぎて眠い!今回の日本は金メダル多いいな!




