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堕ちた王子の逆襲~レアな称号を取ったばかりに~  作者: あさお
第1章  魔界で生きる
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鑑定結果

村に戻ったがまだ昼過ぎた位だ、さすがにギルドに行くのは早いと思い、宿屋で遅めの昼食をとることにした。


宿屋の酒場ホールにはソームさんとピア、後2、3人しか居なかった!

(さすがに、昼過ぎ過ぎるからな。)

ボリンカじいさんに昼食をたのみでおき、それから昨日ピアが言ってくれてたことを、してもらおうと思い(今日の朝はそれどころではなかった)、ピアに話かけた。

「ピア、鑑定してくれるって言ってたけど、一つどのくらいの値段でしてくれるんだ?」

ピアがこっちを向いて

「ふっ、君と僕とのなかじゃないか!昨日の夜から今日の朝までの、あつ~いベッドの話を教えてくれるのなら、ただでいいよ。」

なんてとんでもないことを言い出した!

回りからまた生暖かい視線がする。

(ヤバい!またからかわれる。何かうまい突破方法はないものか!)

考えていたら救いの神が降臨した。

「ピア‼昨日、お前が言ったことじゃないか!レオ君をからかわず、ちゃんと鑑定してあげろ!」

男らしく、ソームさんは私をかばってくれた!

(凄い!男らしい!抱いて‼)

なんかそんなフレーズが私の脳裏に浮かんだ。

「むー、確かにからかいすぎたかなー。よし、友達価格プラス迷惑料で、一つに辺り大銀貨1枚でしてあげる。ほらほら出しなさいよ。」

多分安く言っているのだろうが、相場がわからない?しかし、ピアが鑑定をしてくれるのだ、分からないものを、見てもらう為、リュックの中から分からないものを取り出した。

ポーション二つ(ピンクと真っ赤)、それと本、ショートソードも見てもらいたいが、財布をみたら大銀貨3枚位しかなく、3つしか見てもらえそうにないから諦めた。

「ピア、ポーション二つとこの本を頼む!」

大銀貨3枚分財布から出して(もうこれで飯も食べる金もなくなった)頼んだ。

「了解、フムフム」

3つの物を丁寧に見てもらって、五分ほどで、わたしの体をじっと見た。

(なんだ?何かあったのか?)

ピアを見つめていると

「ソーム、赤いポーション、レオ君に飲ませて‼」

なんて事を言い出した。

「フフ、わかった!レオ君、無理矢理は飲ませたくないから、諦めてこのポーションを飲んでくれ。」

私をじっと威圧するようにポーションを持って問いかけてきた

(なんか怖い!こんな真っ赤なポーションなんて飲みたくない!しかし、この状況では飲まざるえない!ソームさんにも借りがたくさんある!)

諦めて、ソームさんからポーションを受け取り飲んだ!

(まず!毒じゃないだろうな)

苦さに霹靂していると、体に効果が表れた!

「おお!傷が治っていく」

ビックリしてると

「さっきのがマイナーキュアポーション(下)体の怪我を治してくれる。このピンクのやつは毒なポーション!効果は麻痺ね。最後に本は、オークの一般的な童話が書かれてる見たい!オーク語で書かれてるから、内容迄はわからないけどね。

こんなもんかな、いらない物はさっさと道具屋で売っぱらったほうがいいよ。荷物になるだけだし。」

(魔界の女性は普段はちゃらんぽらんだけど、仕事は真面目が多いな)

「ありがとうピア」

「いえいえ、娯楽を持って来てくれたから。」

(これがなければ、いい妖精なのに、またからかわれる前に、さっさと逃げよう。)

すぐに立ち上がりソームさんにも礼をしてから、道具屋に向かった。

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直してはいきますが毎日更新は継続しますので、これからもよろしくお願いします。
― 新着の感想 ―
[気になる点] ボリンカじいさんに昼食をたのみでおき
[一言] このピンクのやつは毒なポーション! このピンクのやつは毒のポーション!
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